主婦パートこそキレイに辞めるべき!「パートを辞めたい」意志の上手な伝え方と退職理由

現役ママライターが徹底取材!

主婦パートの不安や疑問
お仕事調査隊
調査File.006

主婦パートこそキレイに辞めるべき!

「パートを辞めたい」意志の上手な伝え方と退職理由

調査背景

ママ友がパートの辞め方で悩んでいます。はりきって始めたものの、アルバイト・パートのほとんどが大学生で、どうにもなじめないのが理由。面接時に主婦パートが少ないと聞いていたこともあり、辞めたいと言い出せずにいるそうです。このように、「辞めたい」と言いにくいシチュエーションって結構ありますよね。そこで、後腐れなく気持ちよく送り出してもらうにはどう切り出せばいいか?上手く伝えてキレイに辞めた主婦パートの経験談を集めました。

<担当ライター:坂本こずえ>

ひとり息子が今春小学校に入学。これまでやったことのない、ご近所パートに出てみてもいいかも?と思いながら、年齢も高いしな……と踏み出せずにいるアラフィフママライター。息子とフルマラソンに出るのが夢。現在、ゆるーく肉体改造中。

「辞めたい」が言い出しにくいケース、理由と状況

まずはどんな理由・状況だと「辞めたい」のヒトコトが言い出しにくいのかを調べてみました。

・上司、先輩、同僚に嫌いな人がいる
・職場の人間関係がキツイ
・やってみたら仕事内容が合わない
・単純に仕事がしんどい
・子どもの病気による急な休みが多いため、居心地が悪い
・シフトの組み方に不満がある

確かにどれも自分本位の感じ方や問題なので、言い出しにくそう。でも、主婦パートは自宅近所で勤めていることも多く、うそをついたり、逃げるように辞めたりすると、その後の生活に影響を及ぼすケースがあります。なので、マイナスな印象を残したりすることなく「辞めるときはきちんとキレイに」が基本。そのためにどう切り出すのがよいのか?調査を続けていると、キレイな辞め方はいくつかのパターンに分けられることがわかってきました。4つのパターンと実践者の声をご紹介します。

パターン1:言い出すタイミングをしっかり見極める

ポイントは辞める意志を伝えたときに、「タイミングを考慮してくれたんだな」と相手が感じるかどうかです。

●忙しい時期を避ける
●早めに意志を伝える

この二つはもちろんのこと、伝える時間にも気を配るべきです。相手の状況によって、聞こえ方や受け止め方が変わってくる可能性があるからです。同僚に迷惑がかからないように、さらに後任スタッフが機能するまでの時間を自分なりに計算して伝えれば、その誠意は相手に必ず伝わります。

成功事例:タイミングを見極めて円満退職

河野佐知さん(41)
歯科医院・受付

いろいろな意味でどうしても合わない先輩がいて、つらくなって辞めようと決めました。でも、別のスタッフに先を越されたんですよね。それも急に辞めちゃって……。当然新しい人が入るまで、みんなの負担が増えます。「〇〇さんがあんなタイミングで辞めるから」と言う人もいました。なので、雇用主はもちろん、ほかのスタッフにも迷惑をかけないように、ということを一番に考えました。学校の長期休みの間は患者さんが増えるので、辞める時期はそこを避け、辞めたい月の3ヶ月前に現場のリーダーと人事担当者に相談しました。3ヶ月あれば、スタッフ募集から引き継ぎまでできるだろうと考えたからです。理由も正直に話したところ、すんなり受け入れてもらえました。引き継ぎもきちんとできて、笑顔で送り出してもらうことができました。

パターン2:家庭の事情を上手に伝える

主婦パートが家庭を第一に考えていることは、基本的に雇用主も同僚も理解しています。それでも揉めるのは「辞めるのも権利だ」と思い過ぎて、コミュニケーションを十分取らずに辞めてしまう人がいるからです。パートを続けられない家庭の事情を、より具体的に話すことで「のっぴきならない状態」であることは伝わります。また、「1日も早く!」と自分の都合ばかりを優先させるのではなく、歩み寄る姿勢を持って話し合うことで、逆に相手が状況を気遣ってくれ早期退職を可能にするケースもあります。

成功事例:家庭の事情を上手に伝えて円満退職

谷口有希さん(39)
社会福祉施設・スタッフ

社会福祉施設での仕事は、短時間でもOK、休みの融通も利いて条件はよかったです。ただ、2年以上勤めるうちに担当する分野も増え、仕事がかなりハードになっていました。そんなとき、ひとり暮らしの義母の介護をすることになりました。つきっきりではないけれど、パートとの両立は私には無理。でも、「親の介護があるので辞めます」って、ありがちな理由と思われそうで言いづらいなぁと……。「義姉もいるけれど距離的に近いのは私なので」など具体的な事情を話しました。できるだけ早く辞めたいけれど、後任スタッフが決まるまではパートに来るので、出勤日を減らしてほしいとお願いしました。そこから1ヶ月間、出勤日数を半分にして働き、最終日には「大変なときに最後までありがとう」と言っていただきました。

パターン3:次の仕事を決めてしまう

「辞めるvs辞めない」「すぐにでもvsせめてあと1ヶ月」などとパート先と揉めるのは、相手に交渉の余地ありと雇用主が感じているからです。パターン3のポイントは「引き止めてもどうしようもない」と雇用主に理解してもらうことです。もちろん「ひとこと相談して欲しかった」と思うのが人の情なので、

●まずは、きちんと謝罪する
●次のパート先が決まったことをダイレクトに伝える

の順序で伝えるのが理想です。次のパート先が決まり、いつからそこに行くとなれば、雇用主も「仕方ない」と区切りをつけざるを得ず、後腐れは残りにくいものです。繰り返しになりますが、きちんと謝ることは鉄則です。

成功事例:次の仕事を決めて円満退職

元井なつみさん(36)
エステ・施術スタッフ

まつ毛エクステンションの施術スタッフをしていました。たくさん経験を積んで、レベルアップしていきたいと思っていたのに、まつエクとは関係のない脱毛施術のサポートばかり。なかなか施術する機会が得られませんでした。せっかく技術を習得したのに「ここでは、成長できないかも」と不安になり、別のサロンの求人を探して面接を受けたら合格。パートを始めて2ヶ月だったので、正直、言いづらくて。でも勇気を出して「勝手なことで本当に申し訳ありません。まつ毛エクステの専門店で働きたくて、別のサロンで採用が決まったので今月末で辞めさせていただきたいんです」と言いました。採用担当のかたは少し驚いていたようでしたが、そういうことなら仕方ないな、という感じで直近の締日で辞めることができました。

パターン4:雇用主から「辞めて」のひとことを引き出す

仕事内容や条件、環境が思っていたものと違う。主婦パートが退職を考える理由としていずれも上位にあげられるものですが、その不満や疑問を感情的にぶつけたり、相手を責めて辞めたりしても得をすることはありません。これでは困るということを冷静に伝え、まずは状況の改善を要求することです。それに応じられないようであれば、雇用主からお詫びの言葉を添えて退職の相談をされることは、案外多いものです。

成功事例:雇用主に「辞めて」と言わせて円満退職

好川知世さん(34)
ショップ・販売員

釣り具店の販売スタッフを春から始めて、だいたい週3~4日はパートに行っていたのですが、10月頃から少しずつ日数が減り、11月の半ばには週1日に。何も説明がなかったので店長に理由を聞くと、寒くなると釣りをする人が減ってお店が暇になり、社員だけで足りるのでパートの出番があまりないとのことでした。面接時に聞いていなかったし、「え~そんな⁉」な話でした。けれど、ここで文句を言っても仕方ない。感情的にならず、「そちらの事情はわかりましたが、収入がこれまでの3~4分の1になるのは困るのでどうすればよいですか?」と投げかけました。すると、店長から謝ってくれて「申し訳ないけれど別のパート先を探したほうがいいと思う。いつ辞めるかもお任せします」と……。1週間後、お詫びとお礼の言葉で送られました。

真摯な態度と残るかたへの配慮がカギ

嫌な後味、マイナスなイメージを残すことなく、自らの意志を上手く伝えてキレイに辞めることのできた4人の経験談。状況や切り出し方は違っていても、辞めるために「うそをつかない」というのが共通しています。主婦パートは近場で働くことが多いからこそ、うそがバレ、あとから気まずくなる可能性も大。とにかく、辞めたい理由、辞めざるを得ない事情などは、真摯に正直に伝えることが大切です。そして、職場の仲間に迷惑をかけないためにどうすべきか、を考えて行動すれば、スマートに去ることができるはず!辞めたいけど……と悩んでいるかた、ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめコンテンツ

トップ >  アルバイトニュース・プラス > 主婦パートの不安や疑問 お仕事調査隊 >  主婦パートこそキレイに辞めるべき!「パートを辞めたい」意志の上手な伝え方と退職理由