主婦パートの掛け持ちがおすすめな理由

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稼げる、いろいろな経験ができる etc

主婦パートの掛け持ちがおすすめな理由

調査背景

「正社員を退社して以来、久しぶりに働いてみたけれど、パートじゃなんか物足りない……」「収入が少ないのが悩み」「子育ても慣れてきたし、もう少し長い時間働きたい」。子育て世代の友人が、そんな悩みを漏らしていました。一方で、パートをいくつか掛け持ちしている友人に話を聞くと、正社員時代よりもある意味充実している様子。この差は何!?もしや、掛け持ちがキーワード?そこで、パートの掛け持ちについて調べてみました。

<担当ライター:丸山阿紀子>

1歳の娘を保育園に通わせながら、結婚前から勤めている会社で時短勤務をしています。長年働いているからこそ、子供の熱や保育園からの呼び出しでも多少は休みやすい環境ではありますが、それでもやっぱり、仕事は溜まるし、給与は低いし、子どもとの時間を犠牲にしていないかと悩むこともあり。「働き方&ママとしての生活」を改めて考える時期にきているなと実感中です。

パートの掛け持ちにはこんなメリットがあった!

「パートの掛け持ち」と聞いて、最初は「大変そう……」「自分には絶対ムリ」と思っていたのですが、調べてみるといいことがたくさんあることがわかりました。ざっくり分けると、以下の5つがパート掛け持ちのメリットといえそうです。

(1)稼げる
(2)いろいろな経験ができる
(3)人脈が広がる
(4)飽きずに働ける
(5)家族や自分の時間がつくりやすい/急な休みなどの融通がきく


どういうことなのか、個別に詳しく見てみましょう。

(1)稼げる
パートを掛け持ちしようと思う理由としては、やはり収入面が強いのではないでしょうか。1ヶ所だけでは時間が限定されて思ったほど稼げないと感じ、合間をぬって別のパートを始めるという人がほとんどです。ただし、みなさんがここで気をつけているのは130万円の壁と言われるもの。調べた中でも、やはり夫の扶養の範囲を超えない程度に働いている人が多かったです。

※「130万円の壁」が気になったかたは、「確定申告が必要な条件と申告の流れ」をぜひ参考に!

(2)いろいろな経験ができる
パートを掛け持ちするということは、異なる仕事を並行して行うということ。時間帯や業務内容が異なるパートを組み合わせているかたが多いため、1ヶ所で働くよりもいろいろな経験ができるのが魅力
また、掛け持ちしているからこそ2つ目以降の仕事では、今までやったことのない仕事にチャレンジできるというのもあります。2つ目以降の仕事は自身の可能性を広げるチャンス!と捉えると、ぜひとも掛け持ちで働きたい!と思えてきます。

(3)人脈が広がる
パートの掛け持ちにより職場の選択肢が広がることで、年齢層や考え方、知識の幅が異なる人により多く出会えるチャンスが広がります。それぞれの異なる人脈を築くことで、世界観が広がるのも、掛け持ちの大きな魅力ですね。
たとえば、地域のママが多く勤めている職場では、自分の子どもが通う小学校や中学校の情報や地域情報など、子育てする上でも役立つ情報を多く知ることができます。趣味や思考が近い人が職場にいたら、プライベートでも仲良くできたり、相談ができる友だちができたりするかもしれません。
その分野の専門知識が高い人が集まる職場では、頼れる先輩に出会えていろんな知識を吸収できたり、自身のキャリアアップに通じたりなどのメリットが期待できます。

(4)飽きずに働ける
毎日家事や育児をこなしながら限られた時間で働く主婦は、パートに気分転換の要素も求めるため、同じ仕事を続けるルーチンワークに飽きてきてしまう人も多いと思います。でも掛け持ちをしていると場の切り替えとともに気持ちの切り替えもでき、飽きずに働き続けられます
また、新しい職場で働く際の一番の心配事といえば、職場の人間関係だったりしますよね。求人情報や面接などではあまりわからないからこそ、働き始めてから思っていた人間関係と違っていたりすることもあります。そんなとき、掛け持ちをしていればその職場がすべてではなく、ほかにも自分の居場所があると割り切れることから、精神的にも楽になれる、あまり気にしないで済みます。これが結果的に、長く働ける秘訣かもしれません。

(5)家族や自分の時間が作りやすい/急な休みなどの融通がきく
掛け持ちをしていると、ひとつの職場への勤務日数・時間が短くなり、おのずと仕事も分散されるため、急な休みなどの融通がきく場面が多いようです。もともとパートの掛け持ちOKの職場では、社員さんの理解もあり、周りに掛け持ちしているパートのかたや、子育て中のママも多く働いていることが多いため、“自分ひとりで仕事をする”というスタイルではなく、“職場のみんなで仕事をシェアして働く”スタイルが確立されているところが多いです。自分の生活を犠牲にせず時間のやりくりができることで、体も心もゆとりができ、より充実した生活を送ることができますね。

自分にぴったりの副業掛け持ちスタイルはこれだ!

ここまでパートの掛け持ちの特徴を見てきましたが、いろいろなメリットがあることがわかり、「自分も掛け持ちしてみようかな」と思い始めたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。「でもわたしの場合、どういう仕事を組み合わせればいいの?」と思ったかたへ、「an」がおすすめする、“タイプ別パートの掛け持ちパターン”をお教えします。ぜひ参考にしてみてください。

タイプ おすすめ組み合わせパターン 組み合わせ実例
とにかく稼ぎたい人 平日のみOK×土日のみOKのパート ・事務×ファミレススタッフ
・テレオペ×ホテルスタッフ
安定した収入を得ながら稼げるときにさらに稼ぎたい 長期勤務のパート×登録制/単発 ・スーパーのレジ×試食・試飲スタッフ
・パンの製造×ポスティング
安定した収入を得ながらスキマ時間に稼ぎたい 長期勤務のパート×在宅 ・受付×グッズ制作
・医療事務×アンケートモニター
稼ぎながら飽きずに楽しく働きたい シフト自由でやりやすい×シフト関係なくやってみたいパート ・コンビニスタッフ×コンサートのグッズ販売スタッフ
・歯科助手×テレビのエキストラ

最後に、実際にパートの掛け持ちをしている先輩二人に話を聞きました。二人とも、経験を活かしながら時間を有効に使い、うまく掛け持ちされていました。

市役所でのパートをベースに
3つの会社の「助っ人経理」として活躍

藤崎 真紀さん
掛け持ちパート:市役所の事務、経理補助(3つの会社で担当)
家族:夫、長女(10)、次女(7)

下の子どもが小学校に上がるのを機に、経理として勤めていた会社を退職しました。私が住む地域は学童が少なく通わせられないというのもありましたが、なにより「子どもとの時間を確保したい」という思いからでした。辞めた後のことは、「失業手当を受けている間に何かパートを探そうかな」と軽い気持ちでいました。そんなとき、以前勤めていた会社から経理事務のサポートをして欲しいと頼まれて、月1~2日ペースで働くことになりました。

でもそれだけだと収入が足りないので、自宅そばで子どもの近くにいながら働ける先はないかと探し始めたところ、市役所の事務のパートが見つかり、週3日働けることになりました。その後、経理のサポートをしてほしいという声がさらに2社からあって、今では市役所のパートの合間に3社で経理の仕事をしています。

結果的に4ヶ所を掛け持ちすることになったのですが、「複数の職場で働く」スタイルだと、仕事量や責任範囲の適度な分散がありとても働きやすいことを実感しています。もし、以前のように1ヶ所で集中的に働いていたら、私にしかできない仕事が増えることで休みにくく、今のような生活はできていないんじゃないかと思います。おかげで勤務日数、時間の割に心に余裕ができ、子どもたちに寄り添った生活ができています。また、PTAやボランティアなどの地域活動に積極的に参加できているのも嬉しいです。

時間の融通が効いて楽しい行事は二倍
将来も見据え、戦略的にパート選び!

長野 彩さん
掛け持ちパート:デイサービス、整形外科クリニック
家族:夫、長女(3歳)、次女(1歳)

もともと理学療法士として働いていましたが、結婚を機に退職しました。けれども自分の持っているスキルを失いたくないという思いがあり、資格が活かせるパートを始めました。今は週3日のデイサービスと、週1日の整形外科クリニックでリハビリの仕事をしています。

デイサービスの職場は有給休暇も取得できるし、子育て中のママさんパートも多くいるので働きやすいです。一方、クリニックの仕事は、スキル維持のため少しレベルの高い仕事をと思い、あえて選びました。

パートの掛け持ちの良さは、一方の職場で嫌なことがあっても、自分の世界がそこだけではないと思えることです。もうひとつの職場もあると思うと、だいぶ気が楽になります。あとは、忘年会など楽しい行事が掛け持ちの数だけ増えるのも嬉しいですね。掛け持ちをすると任される仕事の範囲が狭くなることもあって、物足りなさを感じる部分もありますが、急な休みもありうる育児中は、そこは我慢と思っています。その分、さらにスキルや知識の部分でレベルアップするべく、小児科でのパートも掛け持ちするつもりで選考を受けています。

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