<ドッキリ企画>バイト先の上司に「時給をあげてください」と言ったら?

学生探偵がアルバイトにまつわる疑問を徹底調査!

バイトスクープ 調査File.29

実録!私はこうやって時給をあげた!

<ドッキリ企画>バイト先の上司に「時給をあげてください」と言ったら?

今回の依頼内容

バイトの時給がアップしたと友だちから聞きました。僕は1年間はたらいていますが、全然時給が上がる気配がありません。なんらかのタイミングで時給が上がるらしいのですが、それは実際どのようにして決まっているのでしょうか?店長に聞くのはとても気まずいので調査してください。

< 依頼者 > < 依頼者 > P.N.メモは手書き派(22)大学生/栃木県在住

今回の調査担当
  • 笠ちふみ(21)早稲田大学
    政治経済学部政治学科4年生

ドッキリ企画!実際にバイト先の上司に「時給をあげてください」と言ったら?

時給はできるだけ高いほうがうれしいですが、店長に金額の交渉をするのは、なんとなくタブーな気がしてしまいます。でも、本当にそうなのか?3名の協力者を募り、体をはって実際にバイト先の上司に「時給をあげてください」と直訴したらどうなるか、ドッキリ企画を実施しました。

【検証結果1】抽象的な答えを返された

<学習塾のチューターバイト Aさんの場合>

探偵 「お疲れさまです。突然ですが、時給アップしていただけませんか?」

オーナー 「(少し意外そうに)え、今いくらもらってるの?(笑)」

探偵 「〇〇円です。(ここでドッキリだと伝える)ちなみにどうしたら時給アップを検討してもらえますか?」

オーナー 「なるほどね(笑)昇給の条件としているのは、熱意と将来性だよ。つまり、昇給したぶんシゴトを頑張ってくれそうな人。もし、Aさんが今よりもさらに熱意をもってシゴトに注力してくれるというのなら、考えるよ!特に塾のシゴトでは、『生徒への愛』が感じられるかどうかが重要。いかに生徒に寄り添い、向き合って彼らの成績や人間としての成長に貢献できるかを見て、昇給を決めてるんだよ」

もっともですが、何をすればいいのかという点で抽象的な答えをいただきました。時給アップは厳しそうでした。

【検証結果2】シフトに協力的だと時給アップにつながる

<飲食店バイト Bさんの場合>

探偵「店長、突然ですが時給アップしてくれませんか?」

店長 「(自然な感じで)ん?うーん、今すぐにはちょっとね(笑)」

探偵「まだ難しいですかね(笑)。ちなみにどうすれば時給アップしてもらえますか?」

店長 「まずは、シフトにたくさん入ることだね。ただ入るだけじゃなく、たとえば人が足りないときに協力的だと評価は高いかな。あとは、スキルの向上と成長も大事!接客の仕方や、先を読んで行動できているか、といった点を見ているよ」

探偵「そうなんですね………!(ここでドッキリだと伝える)今まで時給アップのお願いをした人はいますか?」

店長 「時給アップのお願いは何度か受けたことがあるけど、基本的にはシフトの候補をたくさん出してくれる人を中心に承諾しているよ

シフトに入る頻度とタイミングが、良い印象を与えるアピールポイントのようです。

【検証結果3】店長に聞いたが、時給アップについてはぐらかされてしまった

<スポーツジムの受付バイト 「バイトスクープ」探偵/川内音々エリザベスの場合>

川内さんは、スマホのメッセージで店長に時給アップについて質問をしました。当日、返事はなし……。ですが、翌日出勤したときに店長から時給アップのことで声をかけてきました。

店長「質問あったよね」

探偵「あ、そうなんです。時給アップの件で。ここのスポーツジムは昇給が3ヶ月ごとにあるって聞いたんですが、うちの店舗は昇給ないんですか?」

店長「うーん(苦笑)。ねねちゃんの場合は、うちの店舗のスタッフの人数が足りないときにほかの店舗から“ヘルプ”って形で入ってもらってるから、その店舗の店長に聞いてもらわないとわからないね」

探偵「そうなんですね(ここでドッキリだと伝える)」

店長「急に何かと思った、びっくりしたよ」

川内さん曰く、すごいはぐらされた印象だったとのこと。ということで、バイト先の上司に「時給を上げてください」と直訴してみたものの、「よく言ったね!すぐ上げてあげよう!」という展開にはならなさそうでした……。少し気まずい雰囲気になってはしまいますが、それでも質問することで時給アップのポイントを具体的に聞くことができそうです。また、時給アップのアピールにもつながるでしょう。

実際に時給アップ経験のある人に、話を聞いてみました!

続いて、実際に時給アップを経験した5名に時給アップの理由を聞いてみました!

<塾講師Aさんの場合>
「もともと時給は1000円で、1回5時間前後で週2〜3回シフトに入っていました。3年目になりますが、時給アップは年数に応じる形で、3〜4ヶ月ごとに10円程度でした。特に社員から示唆されることもなく、気づいたら上がっていました。あまり金額には満足できなかったのですが、それを理由に辞めたいと考えるほどではありませんでした。
ただ、塾によって時給アップの制度はまちまちのようです。たとえば、1年ごとに100円アップ、というパターンもあります」

<カフェバイトBさんの場合>
「週に3回、1回に6時間程度はたらいています。今年で3年目です。時給アップは2度経験し、50円ずつ上がりました。1度目に時給がアップしたのは約3ヶ月の研修期間が修了したとき。2度目は、スキルを元にランクが昇格したからでした。もともと時給アップの有無は気にしていなかったんですが、求人広告を通じて時給アップがあることは知っていました。時給アップするときは、事前に社員から知らされていました」

<居酒屋バイトCさんの場合>
「1年間はたらいていた居酒屋で1度、時給アップを経験しました。3ヶ月の研修期間の修了後に100円アップ。結構満足のいく待遇だと感じました。知り合いからの情報で、もともと時給アップがあることは知っていましたが、特にそれを重視してバイトを探していたわけではなかったです。
これらは長期のバイトですが、短期のバイトだとまた違った特徴があるようです。たとえばビアガーデンのバイトをしている友だちによると、毎年決まった時期に募集があるそうなのですが、1年目に引き続き2年目もはたらく場合、経験年数に応じる形で30円程度時給アップするようです

<スポーツ競技の大会運営バイトEさんの場合>
「このバイトを始めて、今年で4年目です。シフトには週に2回で合計6〜12時間ほど入っています。スキルを元にランクが昇格し、それを機に1年に1回以上のペースで時給アップを経験し、始めたころに比べて600円以上アップしています。もとから時給アップの有無を気にしていたわけではないですが、満足しています」

<オフィスワークバイトFさんの場合>
「1年半ほど前からはたらいています。昇給される人とされない人がいますが、成果主義に基づくランクの昇格が条件のようです。もともと時給アップがあるかどうかは気にしていなかったので、それがなくてもこのシゴトは続けたと思います。とはいえ自分のはたらきが認められた結果ですから、時給アップを聞いたときはシゴトへのモチベーションにもいい影響になりました」

お店によって時給アップの金額やタイミングの詳細はバラバラですが、どの職種でもチャンスはあるようです。時給アップのタイミングは年数をベースにしたものや、業務の習得に応じたランクの昇格によって時給アップがされるものもありました。時給アップの有無は求人広告にも掲載されていますし、メールや電話での問い合わせが可能です。バイト探しの際に時給アップを重視される人は、積極的に情報を収集してみてください!

学生探偵による[調査報告] File.29

学生探偵 / 笠ちふみによる報告

ドッキリ調査と聞き取り調査を行ってみましたが、時給アップをお願いしても、バイト先の上司からはあまりネガティブな印象は持たれないようです。バイト先の上司に驚かれることはあるようですが(笑)。実際に時給アップのお願いをされたことがあるという声もあり、意外でした。時給アップには必ず条件がありますので、バイト先の上司に相談しつつそれを確認、積極的に実行すれば時給アップもありえます。また、事前にバイト先の上司に「上がった時給ぶんのはたらきをする」ということを宣言すれば、熱意が伝わりやすくなるのかもと思いました。

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