○○しかできません、そうなんですか……etc.

言いがちNGワードを変換!面接で印象UPする伝え方

バイトを始める上で避けて通れないのが面接。経験や能力を活かせるか、そして企業側にとって必要な人材なのかを知る、大切な場なのだ。時には、クレームや要望にしっかりと対応できるかどうかをチェックするために、わざと威圧的な質問を投げかけられるが、カチンと来ても言い方を少し変えるだけで、不思議と印象度がUP。今回は、そんな目からウロコの好印象変換法をこっそり伝授!

まずは、面接前の対策を!面接のポイントをチェック!
意外とやりがち!面接の答え方「3大NG」
  • その1. 質問に対していきなり否定語で答える
  • その2. 「しか」「だけ」等譲歩しない助詞で答える
  • その3. マイナスの感想だけで意欲を伝えない

正直にまじめに受け答えしているつもりなのになぜか面接で不合格になってしまう、そんな経験は誰にでも少なからずあるのでは。実は、その大きな原因のひとつが受け答え時の言い回し。面接官はプロ中のプロ。短い時間にその人となりを端々までしっかりチェックするため、ひと言ひと言の切り返しも重要ファクター。一番は、やる気を伝えていくこと。マイナスワードをプラスワードに変えていく意識をするだけで、結果も180度違ってくるはず。

\ 私が教えます!/

小泉明子さん/社会保険労務士(いずみ社会保険労務士事務所開業)、キャリアコンサルタントとして、幅広い相談業務やセミナー講師を担当。学生・若年者を対象とした総合相談ネットワーク【いずみ★ほっとナビ】を主宰。

シーン別に検証!
印象UPを目指せ★「3大NG」変換POINT
ボクと一緒に面接シミュレーションしてみよう!
実際にどう変換するのか、POINTごとに解説していくよ

ホールスタッフで6ヶ月バイト経験ありのアンくん。今回、前から興味のあったカフェスタッフのバイトに応募。土日は不定期でサークル活動があるため、平日2〜3日、1日5時間くらいではたらきたいという「シフト」「職種」にこだわりを持つ彼の面接合否はいかに!?

  • 当店に応募をした理由を教えてください。
  • カフェスタッフではたらけるバイト先を探していたところ御社の求人広告をみつけ、応募しました。また、家から近いこともあり、通いやすいと思いました。
  • いろんなバイトがある中、なぜ、カフェだったのですか。
  • はたらいている人たちが楽しそうだったので、興味を持ちました。以前ホールスタッフのバイトをしており、人と接するシゴトは楽しいと感じていたので選びました。
  • 当店ではたらく場合、平日のみ勤務希望ですか。
  • はい。平日のみ希望です。土日はサークルがあるのでできません。
  • 土日はまったく無理ですか。
  • できる時もあるかもしれませんが、予定が入っているのでほとんど無理です。
- 面接官の評価 -

自分のことしか考えられない人なんだなぁ。
柔軟性もないし、協調性も感じられない。
こちらの気持ちもくみ取って欲しいんだけど。

▼変換POINTを見る▼

変換POINT1

変換例:土日は難しい日が多いかと思いますが、早めにスケジュールがわかっていれば調整します。
解 説:否定語で完全否定してしまうのはNG。幅を広げられるという可能性を持たせる
「できません」「無理」と否定語で答えてしまうと、面接官に「幅がない人」という印象を与えてしまう。面接は交渉の場、お互いにどこまで譲歩できるかも大きなポイント。この「できません!」という言葉は完全否定語。自らシャットアウトしていることになる。小泉さんによると、面接官はいろいろと話をする中で自分がはたらける環境か条件かを決めてほしいと思っているとか。こちら側からも面接官に質問して情報を引き出せば譲歩点がみつかるかも。
  • カフェスタッフのシゴト内容に、簡単な調理もありますが料理経験はどうですか。
  • 目玉焼きや焼きそば、簡単なものしか作れません。
  • では最初は簡単な調理からお任せする流れになりますがよろしいでしょうか。
  • 最初は簡単な調理だけでいいです。
- 面接官の評価 -

頑張ろうという前向きな姿勢も見えないぞ。
伸びようという気持ちがあれば、伸びしろでカバーできるのに、
もったいないなぁ。

▼変換POINTを見る▼

変換POINT2

変換例:今はまだ簡単なものしか作れませんが、他の料理にもチャレンジして幅を広げていきたいと思います。
解 説:今はできなくて当たり前。次に向かう姿勢を見せることが大切
「しか」「だけ」という言葉は謙虚というよりは、自信のなさの表れ。自分で譲歩しているつもりでも、面接官には不安を抱かせる要素に他ならない。今できることだけをやっていてはダメ。できる範囲を限定をしてしまうと、成長する意思がないと思われがちで、消極的な印象を与えてしまう。今はできなくても次に向かっていこうという姿勢が、少しでも見えれば印象度はグンとUP。面接官に期待と安心感を与えることが何よりも大切。
  • アンさんが希望している勤務時間は、お店の1日の中で混雑する時間帯になりますが、頑張れますか。
  • 1番混雑するって普段と比べるとどれくらいですか。
  • 2倍は忙しくなるイメージです。
  • そうですか。大変そうですね。
- 面接官の評価 -

誠意がない答え方だよね。
こちら側としては、自分の言葉で前向きさをアピールしてほしい。
これじゃあ、何も伝わってこないよ。

▼変換POINTを見る▼

変換POINT3

変換例:自分なりに与えられたシゴトをきちんとこなし、誠心誠意やっていきたいと思います。
解 説:圧迫面接の場合は慌てないこと。気持ちを入れて考えながら答える
わざと意地悪な質問や威圧的な質問を投げつける圧迫面接。この問いかけに対する応答や対応を面接官は評価。こんな時は感情的にならず、その場で臨機応変に冷静に対応するのが大切。面接官の言葉をきちんと受け止めて、マイナス要素を膨らますのではなく、前向きさを伝えるようにしてみよう。また、質問を頭の中で一旦整理してから答えるのもひとつの手。考えながら丁寧に答える姿勢をみせると、やる気があるんだな、と判断してもらえる利点も。

まとめ

面接を突破するためには、緊張感のある雰囲気や質問にどう答えるか等、慣れも重要になってくる。質問の内容は基本的にあまり変わらないので、自分で面接のシミュレーションをしてみるのがおすすめ。自分の受け答えを録音して聞いてみることで、声のトーン、話す速度等も含め客観的にチェックすることができる。また、実際の面接では相手が何を聞きたがっているのか、それぞれの質問の意図・ポイントをしっかり把握すること。想像力をはたらかせ、マイナスの言葉をプラスの言葉へ変換していくことを意識するだけで、面接官へ伝える印象もプラスに転じるはず!

取材・文:鈴木夕未 監修:小泉明子 イラスト:朝倉千夏 編集部:しずかねぇ
※2009年8月31日現在の情報です。※制作物に関わる著作権その他の知的財産権のほか一切の権利は株式会社インテリジェンスに帰属するものとします。

ほかの「バイトレポート」を見る

関連記事

おすすめコンテンツ