「バイト嫌だな、辞めたい!」と思ったらどうする? 辞めずに続けたからこそ体験できたちょっと「よかったこと」とは

ミスして先輩に怒鳴られた!手際が悪くてお客さまがカンカン!思わぬ言いがかりをつけられた。微妙な人間関係や理不尽なことばかりでストレスがたまる!といったバイトでの経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。そのたびにバイトを変えるのも大変です。今回は「バイト辞めたい!」と思っても辞めずに続けたからこそ体験できた、経験者のちょっと「よかったこと」を紹介します。辞めていたら見えてこなかった、心がほんわかするエピソードや悩み解決のヒントになるものまで、必見です。

ミスしたり、覚えが悪い、自分には向いてないかも…
でも辞めずに続けたことで体験できた「よかったこと」

高波航さん 大学4年生(21)
[バイト歴]寿司屋チェーン 厨房:1年/焼き鳥屋 厨房&ホールスタッフ兼任:2年半

人の粗探しばかりする店長に限界を感じ
もうバイトを辞めようかと……

バイト先に回転寿司チェーンの厨房スタッフを選んだのは、ぶっちゃけ単純作業だと思ったから。機械が自動でつくったシャリにネタを乗せるのが主なシゴトだと思っていたんです。ところが実際は超ハード! 寿司をレーンに流すだけでなく、お客さまから直接オーダーが入り、ピーク時は40〜50皿たまるんですよね。焦ってお皿をひっくり返すなどミスを連発しました。店長はそんな姿を見てイライラするようで、僕の粗探しをして嫌味ばかり言ってきます。常に監視されているようで苦痛でした。
すぐに「バイト辞めたい」と思ったけれど「気にしなくていいよ。ああいう人だからね」と、バイトの先輩方が“共感の声がけ”をしてくださったのは精神的に救われました。理解してくれる仲間がいるんだ、負けるもんかと、ひとまず3ヶ月続けてみたところ、徐々にシゴトに慣れコツを掴んできた僕。ミスはなくなり、それどころか主戦力として扱われるようになりました。自分のシゴトを十分にこなせているからこそ、担当外であるホールスタッフのヘルプにも呼ばれるんだと、自信が持てるように変わってきたんです。店長との関係も改善され、愛情を持っていじってくれるように。あんなに苦手だった店長が別人のように親しみやすくなったのは、すごく嬉しい変化です。辞めずに頑張れば、それをちゃんと認めて、評価してくれるものなのだと実感しました。

〜バイトを辞めずに続けた人のちょっといいエピソード〜

オーダーミスの連発に先輩激怒…接客だけでなくキッチンも任せてもらえてステップアップにつながった
お店が忙しくなると焦ってしまう私は、オーダーミスを繰り返していました。その度にバイトの先輩に怒鳴られ、それがまたプレシャーになり「また同じ失敗をしたら」と思うと、シゴトも思うようにできなくて精神的にも辛くなり、私には向いていない、バイト辞めようかと本当に悩みました。バイト仲間に相談したところ「次、気をつければいいんだよ。怒られたことはあんまり気にしない。誰でも失敗するんだから」と言われ、気持ちが楽に。このまま辞めたら次のバイト先で同じことがあったときにまた辞めることになると思い、自分のためにも続けたことで、焦らずシゴトができるようになりました。新人の指導を任され、接客だけでなくキッチンのシゴトも教えてもらったりとステップアップにつながり、本当によかったです!(ユリさん/ホールスタッフ)
覚えることが多く四苦八苦…お客さまに「ありがとう」と感謝され、指名してもらえるほどに成長!
アパレルバイトを始めたころ、覚えることがありすぎて、なかなか慣れずにいました。でもお客さまから見てみれば自分はれっきとした販売員!尋ねられるたびにオロオロしながら先輩に聞き、途中から先輩に変わってもらうことも…。悔しくて落ち込むこともありました。わかる範囲で提案したりアドバイスを心がけていたら、ある日お客さまに「ゆっくり買い物ができたよ。楽しい時間をありがとう。またコーディネート頼むよ」とお礼の言葉をいただきました! そのときのうれしさは忘れられません。もっと学びたい、知識を身につけたいと思いました。今では自分を指名してくださるお客さまが増え、やりがいや達成感もあります。また、スタッフ同士、落ち込んだときには悩みをわかちあい、信頼関係が築けたのもよかったです。(ラン☆さん/アパレル販売)
センスがない!というお客さまのひと言にグサリ。接客を見直したら、思わぬ成果が
アパレル販売のバイトをしていたのですが、お客さまに「あなたのセンスは嫌やわ」ときつく言われたときは、かなり落ち込みました。そのことがあってからは、自分の好みだけではなく、お客さまのニーズにあったものを最優先に考え、接客するというコミュニケーション能力が必要だと感じ、心がけるように。次に同じお客さまが来店くださったときは、すっごく喜んでもらえたんです。おかげで自己成長に繋がりました。たくさんの人と出会ったことで、アパレル関係の専門知識や接客術を学ぶことができ、落ち込んだときに辞めずに続けてよかったです。(アパレル販売/マミィーさん)
同じミスをしたら…不安な気持ちに打ち勝ち、自ら率先して教わることで解決!
レストランの調理、ホールスタッフをしていたのですがお客さまの洋服にみそ汁をこぼし、お客さまは怒って帰られました。自分の不注意からお客さまに大変申し訳ないことをしてしまい、テンションが下がりました。同じような内容のシゴトをしているとき「またやっちゃったらどうしよう、やっぱり自分に向いてないんじゃ…辞めようか…」と不安にかられたことも。でも、なにごとも自分からすすんで教わるように行動し、こぼさないように運ぶための工夫ができるようになり、あのとき辞めていたら工夫したり、人に教わることもなかったなぁと思います。(キッチン・ホールスタッフ/ニャンコンさん)
洋服をたたむのが苦手な私…。でも仲間の励ましと努力するすばらしさを知りました
スーパーの衣料レジをやっているんですが、入ったばかりの頃、洋服を上手くたためずよくお客さまに怒られました。毎回辞めたいと思っていました。でも、バイト先のみなさんや店長さんがとても優しくしてくれて、自分でも練習し、お客さまからの「ありがとう」の言葉をもらうためにがんばり続けました。大変でも笑顔を絶やさずに、前向きに取り組む大切さを知りました。(衣料レジ/ちよさん)
テストに落ち続けた落ちこぼれの私が、表彰されるまでに成長!
テレオペのシゴトしていたとき、ひとり立ちのためにテストを受け、3回ぐらい落ちました。たまに落ちる人はいるものの、これだけ落ちたのは私ぐらい…。向いてないと不安になることもあり、シゴトは正直、行きづらかった。でも、クビになったりすることはなく、上司がいろいろとフォローしてくれたこともあり、バイトは辞めずに続けました。こんな私でも上位に入って表彰されたり、また人より何回も落ちた分、強くなれた気がします。(コールセンター/りりみさん)
大きなミスで始末書…、でも最後は一目置かれる存在に。失敗は成功の素です!
レジでマイナス4000円というレジ過不足を出してしまいました。次の日にはマイナス9000円の過不足…。始末書を書くことになり、何回もやり直しを言い渡され、自分が悪いのはわかっているのですが『もう辞めたい』と思いました。部長に「おまえは俺の信用をなくした。これからその信用を取り返せ」と言われたのですが、退職するときには「おまえは普段、過不足を出さない人間だったから一目置いていた。あれから充分信用を取り返した。おまえはすごい」と言われました。自分のことをこう思ってくれるなんて、と胸が熱くなりました。一度の失敗で辞めずに、そのあともがんばり続けて本当によかったです!(スーパー/ゆきんこさん)

人間関係、言いがかり、理不尽なことばかりでストレス…
でも辞めずに続けたことで体験できた「よかったこと」

森崎晃輔さん 大学4年生(21)
[バイト歴]フットサル審判:1年半/書店員:4年

危険プレイや喧嘩の仲裁にゲンナリ
バイト辞めると決めて……

フットサルの審判を辞めたくて仕方ありませんでした。というのも、フットサルの公式ルールで許されているスライディングタックルなどの危険プレイは、僕が所属する組織の大会では禁止されています。絶対にやめてほしいので、それを事前に説明するんですが、試合がはじまるとルール度外視で危険なプレイをする選手が少なくありません。しぶしぶファウルをとると、審判に野次を飛ばしたり、圧力をかけてくるので本当に困ります。選手同士がヒートアップして、喧嘩の仲裁に巻き込まれることもあります。危険だし、理不尽だし、本気で辞めようと思いました。
「バイト、辞める」と決めて、最後に担当した審判はトーナメント戦の決勝。両チームともレベルが高く、選手たちも「勝ち負けよりプレイを楽しみたい」と言っていて、審判をしながらやりがいを感じました。「これが僕のラストゲーム。これまで得た審判の知識や技術をフルに動員して悔いのないようやりきろう」と全力で取り組みました。すると、両チームの選手から「きみの審判がよかったから決勝戦を楽しめたよ」とお褒めの言葉をいただいたのです。これを機に退職は撤回。現在も審判を続けていて、今では僕の名前を覚えて可愛がってくれるお客さまが増えました。そして先日プライベートで、お客さま主催の大会に選手として参加してきました。お客さまというのは、僕を褒めてくださった選手のみなさんです。あのとき辞めなかったからこそ新たな縁や可能性が広がっています。

〜バイトを辞めずに続けた人のちょっといいエピソード〜

バイト初日から先輩の嫌味攻撃…人に頼らずに自分自身で解決、自立精神が芽生えてリーダーへ昇格
先輩スタッフに「行動が遅い」「まだ覚えてないの」と、バイトに入った初日から嫌みばかり言われたときはむかつきました。始めたばかりで教わることも多く、もちろん無視なんてできず、悔しい思いをしました。こんな先輩なら・・・と、自分でやろうという自立精神が芽生えて、最終的にはアルバイトリーダーにもなりました!知らず知らずのうちに成長できていたことは、自分としても大きな成果でした。すぐにバイトを辞めるのが嫌で、とりあえずはやってみようと思い続けてきました。嫌なことがあったら逆に笑顔をふりまいて楽しそうにして周りから幸せをよびこむように心がけています!!気持ち次第でいい方向に開けるのかもしれないですね。(めぐたんっさん/居酒屋スタッフ)
ベテラン先輩の機嫌を損ねると大変…シゴトを少しずつ覚え、対等に話しあえるようになってからスタッフが団結
ベテラン社員さんは、お客さまウケもすごく良い人。でも、一度機嫌を損ねるともう大変!周りに当たり散らし、普段なら怒らないことも怒るし、接客に関してのダメ出しは止まりません。誰も言い返すことができずに黙って耐える日々が続きましたが、他の先輩がいつも励ましてくださって、私もがんばろう!って気持ちがわいてきました。それに少しずつですが、シゴトを覚えてからは、ベテランの先輩にも意見が言えるようになって、雰囲気もよい方向に向かった気がします。いろんな嫌なことを乗り越えたら、職場のみんなが家族みたいな存在になってました(笑)。その後は、店の成績が良かった日はみんなでシゴト帰りに食事&飲みに行ったりして楽しかったです!ホント、辞めなくてよかった〜。(ユリさん/クリーニング受付)
最初は嫌だったことが自信につながった。精神的にタフになって自分にプラス!
コールセンターで見積もりのシゴトをしていたとき、お客さまから納得いかない金額だと「詐欺師」とか、いろいろ罵られました。精神的に辛く、耐えられないかも…と思うこともありましたが、同じ環境の中、周りの同期や先輩ががんばっている中、自分自身もスキルが少しずつ身について、自信がもてるようになったことは、嫌なこと以上にうれしかったです!!それからは毎日が充実し、会話能力の向上にもつながって、がんばって続けてよかったなぁと思います。(コールセンター/おふねさん)
納得いかない出来事がきっかけで班長と強い信頼関係に。結果、社員として入社
毎日同じことの繰り返しで嫌になり始めた頃に、社員のミスを自分のせいにされ、バイト代から弁償させられたときはさすがにキレました!でも、バイト先の班長だけが信じてくれて後日お金を返してくださり、この人とならバイトを続けたいと思いました。そういう人が職場にいたのは、救いでしたね。最終的には社員としてその会社に入社しました!!自分の考えとして、嫌なシゴトでも大きな声を出して自分自身を奮い立たせることが何事も大切だなぁと実感してます。(工場スタッフ/色埴豊作)
周りとしっくりこない日々。ベテランスタッフと仲良くなって人間関係を良くするコツを伝授されました
最初はバイト仲間とコミュニケーションがとれず居心地が悪くて辞めようと思っていましたが、ベテランスタッフと仲良くなったことで情報収集につながったり、その人にいろいろ相談できてよかった。もし信頼関係もないまま、シゴトに慣れる前に辞めてしまうと、次回同じような職種についても経験をいかせずまた同じことの繰り返しになる。多少シゴトができなくても人間関係さえ円滑にしておくと誰かに助けてもらえることもあるし、そうこうしている間にスキルも上がってくる。人と人とが協力してシゴトをするのだから、やはりスタッフ同士の良好な関係は非常に重要と学びました。(ホールスタッフ/ねえさん)
誰も教えてくれない!でも新人同士で協力しあってシゴトを覚え、今はいい職場です!
物流関係のバイトに入ったばかりの頃、繁忙期で、わからないことを誰にも聞けず3日目で辞めようと思いました。でもちょうど同じ時期に新人が入ってきて、その人と一緒にがんばろう!と意気投合し、ふたりで協力しあいながら乗り切ったんです。今は、シゴト内容も覚え、かわいがってくれる先輩もでき、責任のあるシゴトを任されるようになったので、バイトに行くのが楽しい日々です!! (物流関係/リラックマさん)
最初は厳しかったワンマン社長。地道な努力が実って、シゴトの楽しさも倍増!
社長はワンマンでキツくて自分のミスも認めずに、私のせいにするような人でした。最初の頃は我慢していたのですが、だんだん我慢できなくなってしまい・・・。辞めよう、と毎日のように思っていました。社長からもすぐに辞めると思われていた私ですが、しばらくすると努力を認めていただき、順調にシゴトを任されるように!あのときは辛かったけど、社長からの信頼も得ることができ、今はハッピーです!(事務/☆サヤカ☆さん)

まとめ

嫌なことは逃げずに乗り越えるのが、楽しくはたらくためのコツ!
紹介した体験談は、ほんの一例。他にも「なんでもとりあえずダメ出しする先輩が嫌」「職場仲間とのコミュニケーションがとれずオーバーワークに」などなど、さまざまな体験が寄せられました。続けたことで得られた成果として、みんな共通していたのは「失敗が自分の成長につながった」「お客さまに感謝されてシゴトの楽しさを知った」「仲間との信頼関係がアップ」という好結果。嫌なことこそ、乗り越えた後の喜びも大きいものなんですね。つまづきは、次にあるステージへ踏み出すための大きな一歩なのかもしれません。ちなみに「落ち込んだときのテンションのあげ方は?」という質問に、答えが多かったのは「笑顔と元気のいい返事」でした。自分自身を盛り上げるための工夫やコツを知っておくといいのかも!?楽しくはたらくための参考にしてください。

この記事を読んで、どうでしたか?

  • 0

    疑問や不安が
    解決した

  • 0

    参考に
    なった

  • 0

    気付きは
    なかった

  • 0

    共感でき
    なかった

おすすめコンテンツ

トップ >  アルバイトニュース・プラス > バイトレポート >  「バイト嫌だな、辞めたい!」と思ったらどうする? 辞めずに続けたからこそ体験できたちょっと「よかったこと」とは