短期間でシゴトを変えている理由は?残業はできますか?etc.

これで安心!パート面接で困りがちな質問の徹底攻略法

面接で聞かれて「答えに困るかも」と思うこと、または「以前の面接で聞かれて答えに詰まってしまった」なんて経験をされた人へ、パート面接でよく聞かれる答えづらい質問についてピックアップしました!ブランク・短時間・未経験職種等の不安要素をマイナス印象にしない、答え方のコツを徹底取材してきたので、チェックしてみてくださいね。

面接の前にチェックしておきたいお役立ち情報
受け答えのコツをお教えします!

吉田郁子 ビセオ代表取締役厚生労働大臣認定 シニア産業カウンセラー(社)日本産業カウンセラー協会認定キャリアコンサルタント企業や公的機関での豊富なカウンセリング実績があり、カウンセリング業務はもとより数多くのセミナーや講演活動をおこなっています。

経歴・ブランクについて

Q

過去にどんなシゴトを経験されましたか。また、ブランク歴が長いようですが、その間何をされてきたのか教えてください

この質問の意図を理解しましょう

面接官は、その人がどんな人なのか、どんなことが得意なのかを知りたいと思っています。どんなシゴトを任せられるかを確認する意味もあります。また、シゴトの経験の有無や長短にこだわらず、自分が何をしてきたかをきちんと順を追って、整理して話せるか等コミュニケーション能力をみている場合もあります。

NG回答例

「特に何もしていません」、「これといったシゴトはしていません」はNG。面接官は経験よりもその人がどういう人なのか、シゴトへの熱意はあるのかを知りたいと思っています。考えなしで面接に来た、とマイナス印象になり得ます。

OK回答例

シゴトのブランクが長くても、「出産でシゴトを辞める前までは事務のシゴトをしていました」、「子どもの学校で役員をしていましたので人と接するのは好きです」等、自分の長所をアピールできる回答だとベストです。

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面接成功のカギは、事前に答えを考えておくこと!
まったく準備をしないで、面接に臨む人が多いもの。こういう質問にはこう答える、と大まかでよいので、事前に考えておくと面接時に慌てずに済み、好感度もアップします。シゴトの経験についての質問でも、キャリアやスキルより、その人の性格やシゴトへの意欲をみていることもあります。だから、シゴトの経験が浅かったり、ブランクが長くても大丈夫。たとえばPTAの役員をやっていれば、それをアピールして。裁縫やガーデニング、料理等の得意なことを話すのも、好印象につながりますよ。そのためにも、自分が何をできるかを事前に考えておくことがコツです。

Q

短期間でパート先を変更しているようですが、それはなぜですか

この質問の意図を理解しましょう

会社が一番困るのは、せっかく採用した人がすぐ辞めてしまうことです。短期間で辞めたり、いくつもパートを変えている人には、辞めた理由を知りたいと思うでしょう。飽きっぽい性格の人なのか?責任感はあるか?人間関係のトラブルを起こしやすいのか?ささいな理由で辞めていないか?等を確認するための質問です。

NG回答例

「シゴトが面白くなかったので」、「職場の雰囲気がイヤだったので」と、勤めていた会社の悪評に聞こえる答えはNGです。また「あまりよく覚えていません」と消極的な答え方も避けましょう。

OK回答例

「子どもが休みの期間だけと、はたらける日を限定していたためです」等、誰もが納得する理由ならOKですね。また「思い切ってチャレンジしましたが、自分には合わないようでした」と、前向きな印象を与えられればいいですね。

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誰もが納得する理由で、マイナスイメージをチェンジ!
短期間で辞めていると、会社側としては理由が気になるもの。でも、家族の介護や子育て中等、短期勤務だった理由が納得できるものならマイナスにはなりません。その際、「今は子どもが大きくなったので長期ではたらきたいと思っています」等、PRするのも忘れずに。一番良くない答え方は、辞めた理由がはっきりしていないこと。そういう場合は、「頑張ってみたが、自分には合わなかった」と前向きな答え方を心がけましょう。
条件について

Q

週に何日、1日何時間はたらくことができますか

この質問の意図を理解しましょう

特に飲食業等では、シフトをきちんと組むことが大切です。そのため、どのようなシフトではたらけるのかは、真っ先に知りたい情報。主婦が戦力の職場では、いろいろな情報を収集してシフト組みを検討する材料にしたいという理由から、よく質問されます。自分のはたらける時間、曜日を的確に伝えることが必要です。

NG回答例

はたらく日数、時間が少なくても、「週3日、1日4時間以上は絶対にはたらけません」といった、自分中心の答え方はやはりNG。曖昧な答え、あとで自分の負担になるような答え方も極力避けましょう。

OK回答例

「子どもが学校に行っている時間にはたらきたいので10時〜14時勤務が希望です」、「○曜日なら4時間以上はたらける日もあります」と、こちらの希望を伝えつつも、意欲と熱意が伝わるような答え方が好印象です。

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否定語はタブー。語尾に注意すれば印象も変わる!
同じ内容を伝えるのでも、話し方の語尾でずいぶんと印象が変わってしまうものです。「○○はできません」、「○○はダメです」という否定的な言葉は使わないこと。「○○しかできません」の代わりに、「○○はダメでも、○○ならできます」と言い換えれば印象も良くなりますね。また、妥協案、解決案等をプラスするのもポイント。ただし、できないのに無理をして言うのは禁物です。

Q

残業はできますか

この質問の意図を理解しましょう

残業ができるかどうかの質問は、できることを前提として聞いているわけではないでしょう。どの程度、柔軟にはたらけるのかを知りたいと考えて、質問している場合が多いようです。どういう答え方をするかで、あなたのシゴトへの責任感や意欲を量っていることもあります。もちろん残業OKの人なら、ポイントは高くなるので大いにPRしましょう。

NG回答例

主婦にとって、夕方の時間は貴重です。会社側もそれは十分承知しているはず。ですが、「絶対にできません」と、あからさまに全否定する答え方はNGです。はたらくことに対しての熱意が感じられない回答は避けましょう。

OK回答例

「1時間程度の残業であれば可能ですが、月曜日以外は厳しいです」、「残業がある日は、事前にお知らせいただければ、対応できるかもしれません」等、難しい中にも熱意が感じられる答え方が好印象です。

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残業ができない時は誠意で答える。無理しないことが肝心
忙しい主婦にとって急な残業は悩みのタネですね。お子さんが小さい場合、家のことが気になってシゴトの効率も落ちるでしょう。残業が無理なことを、きちんと伝えるのはマイナスではありません。ただし、「労働時間中は効率良くシゴトを進め、残業しない努力をします」等、シゴトへの熱意を込めてプラスアルファを伝えてみては。「今は無理ですが、慣れてきたら前向きに考えます」という、今後への意欲をみせてもいいですね。
家族について

Q

家族ははたらくことに理解を示してくれますか

この質問の意図を理解しましょう

家族の理解があるかという質問は、イコール、はたらきやすい環境が整っているかを知りたいためです。小さなお子さんがいる人なら、子どもの急病時等に手助けしてくれる人がいるか、ご主人の理解はあるか等、本人の意欲とは別に、主婦にとってはたらく環境が整っているかどうかは、勤務時間やシフト決めを検討する上でとても重要な情報です。

NG回答例

「実は、家族にはまだ話していないので」と答える人は少なくありません。これですと会社側は採用後はどうなるのだろう、と不安に感じます。「そんなに家族は気にしていないと思うのですが」も同様にNGですね。

OK回答例

「夫は最初は無理では、と心配していたようですが、家事については協力的な姿勢です」と、家族の理解があることをアピールしましょう。会社側もすぐに辞められてしまう心配もなくなり、安心感を覚えます。

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家族の理解はシゴト環境が整っていることの表れ!
本人の意欲とは別に、夫(家族)の理解を得られずに辞めてしまうケースがたびたびあるため、会社側は夫(家族)の理解度を気にするものです。理解がないということは、つまりはたらく事前準備ができていない、事前準備が整っていることは、はたらく意欲もあると面接官はとらえます。そのため、「たぶん、大丈夫だと思います」といった、曖昧な表現も避けるべきですね。

Q

お子さんの突然の発熱等の場合、どうされますか

この質問の意図を理解しましょう

主婦のパートさんが多い職場では、ある程度の急なお休みは想定していることでしょう。でも、いくらそうとわかっていても、急な休みが頻繁では困ります。そのため、質問の意味通り、急なお休みをしなければならない時の対応方法を知りたいと思っての質問です。

NG回答例

「預かってくれる人はいないので、当日、急に休むこともあると思います」と、ストレートに答えるのはNG。また「そのとき考えます」といった曖昧な答えも避けましょう。休むことが当然の権利、という印象を与えてしまっては×です。

OK回答例

もし確実にヘルプしてくれる人がいなくても「やむを得ず休むこともあると思います。ただ、ママ友達もいますので、預け先はある程度確保しています」等、前向きに答えましょう。頼れる人がいることを伝えることが重要です。

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ママ友達を頼るのも手。主婦ならではの乗り切り方を印象付けて
「子どもが小さいのだから、休むのは仕方ない」という態度はNGですね。「やむを得ず、当日欠勤もあると思いますが、なるべくしないようにします」という意思、誠意をみせることがポイントです。会社側は安心したいので、預け先が確定しているのがベストですが、もし預け先が決まっていなかったら、「決まったら連絡します」等、探していることを伝えるのも、熱意を感じてもらうひとつの方法です。
番外編

Q

得意なことは何ですか

この質問の意図を理解しましょう

このような質問には、複数の意味があります。まず、今回募集したシゴトの中で、どんなことが向いているのか、検討材料にしたい。あるいは、その人の得意分野を活かせるシゴトがあるかを検討したい、ということです。加えて、その人がどんな人なのか、人柄を知りたい、会話の糸口にしたい、という場合もあります。

NG回答例

会社側としては、その人のことを何でもいいから知りたいと思っています。だから「特にないです」はNG。また「何でもできます」は、かえって曖昧なイメージを植え付けてしまいます。

OK回答例

得意なことがなくても、好きなことはありませんか?たとえば、「ガーデニングや料理が好きです」、「いろいろなことにチャレンジすることが好きです」等、自然体で答えられればOKです。

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特技にとらわれなくてOK。好きなことを伝えましょう!
「何でもできます」という答えは、一見、良さそうですが、特徴がないという印象になりがちです。また、自分自身をよくわかっていないのでは?という不安にもつながります。以前、「笑顔をほめられたことがあります」と答えた人がいました。これは「接客業に向いている」、「明るい性格」等、複数のメリットをアピールすることになったベストアンサーですね。得意なことでなければいけないと構えず、好きなこと、興味があることと考えれば、好印象につながるはずです。

Q

今回、未経験職種に応募されていますが、シゴト内容を理解して応募されていますか

この質問の意図を理解しましょう

思っていたシゴト内容と違うと、すぐに辞めてしまうことになりかねません。そのため、応募者がイメージしているシゴト内容と大きなズレがないかを確認したいと思っています。あまり馴染みがない職種なら、どこまでシゴト内容についてわかっているか企業側は確認しておきたいということです。

NG回答例

「時間がちょうど良かったので」、「なんとなくやってみようかと思って」は、NGです。シゴトへの意欲や心構えが感じられません。時間があるからちょっとお小遣い稼ぎに、といった軽いイメージを持たれてしまいます。

OK回答例

「同じような職種をしている人に聞いたことがある程度ですが、○○や××をするというイメージです」という答えなら面接官も安心。さらに「そういった内容でしたら、人と接することが好きな私に向いていると思います」等と言えれば、ベスト。

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未経験の職種には、興味を持った理由でアピールを!
時間等の条件が合ったから、という答えは、熱意や意欲の次に伝えたい事柄。これでは時間つぶしのためにするのでは?という印象を持たれてしまいます。たとえ未経験でも、「自分が思い描いているのは○○ですが、実際にはどんな感じですか」、と具体的に質問すれば、はたらきたいという意欲が伝わります。また、職種に興味を持った理由を織り交ぜて話すのもGOOD。自分に向いていそう、できる、という点をアピールするのがポイントです。
パート面接 3大鉄則!まとめ
  • その1〜誠実&正直さを大切に!

    経験やスキルは、はたらく上で大切な要素です。でも、それ以上に大切なのは、やはり人柄です。面接では誠実さに勝るものはありません。

  • その2〜清潔感を心がけて!

    おしゃれをする必要はありませんが、清潔感は必須。他の人に不快感を与えるような服は避け、面接を受けるという意識で服を選びましょう。

  • その3〜ビジネスライクな対応を!

    言葉遣いや約束の時間を守る等、社会人としてのマナーや常識を持って面接に臨むことは、基本中の基本ですね。

面接の際に確認しておきたい事項
  • 主婦はたくさんいますか?職場の雰囲気は?

    職場の様子を知るのは大切なこと。楽しく長くはたらくためにも、ある程度の雰囲気はつかんでおきましょう。

  • 採用の連絡はどのように?

    複数の面接を受けているなら採用の返事がいつになるかを必ず確認。スムーズなシゴト探しのためにも質問を。

  • 「時給」「勤務場所」「勤務日」の詳細は?

    時給に経験が反映するか、勤務地は希望どおりか、等は、トラブルを避けるためにも確認しましょう。

編集後記

参考になる答え方はありましたか?今回、取材していて「会話の中で否定語を使わない」というポイントが目からウロコでした。言われてみれば当たり前のことなのですが、知らず知らずのうちに、「できない」という言葉を口にしていることが多いかなぁと思いました。語尾を変えるだけでも、相手への印象はずいぶんと変わるもの。ちょっとしたテクニックを身に付けたら、案外面接が楽しくなるものなのかも!?

※2008年5月12日公開/2017年3月17日最終更新
※制作物に関わる著作権その他の知的財産権のほか一切の権利は株式会社インテリジェンスに帰属するものとします。

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