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大切なのは成果より過程…etc. これで印象を残せる!? プロに聞く!面接官が聞きたい自己PRポイント模範回答

「新しいシゴトを始めたいけれど、自己PRが苦手だなあ」と悩んでいませんか?自己PRは履歴書に書くだけでなく、面接のときに質問されることも多いもの。面接官は就職志望者の自己PRから、一体どんなことをつかみたいのでしょうか。今回は、面接官が聞きたい自己PRのポイントをご紹介。これを押さえれば、面接官の印象に残る確率も高くなる!?

「面接官が知りたいことのポイントを押さえ、印象に残るPRを!」

面接において、自己PRはとても大切な要素。面接官はあなたの自己PRをとおして、「どんな人なのか、会社でしっかりはたらいてくれる人材かどうか」を知ろうとしています。ただ漠然とやる気をアピールする表面的な自己PRでは、あなたがどんな人なのか面接官に伝わりません。面接官が知りたいことのポイントを押さえて、効果的な自己PRを目指しましょう。

今回お話を聞いたプロ
渡部由香さん
キャリアカウンセラーの資格をもつ、就職支援のエキスパート。特に再就職を希望する人々に、ビジネスマナーから面接のイロハまでみっちり指導。
実際の例をみて、面接官が聞きたいポイントをおさえよう!

「アルバイト経験」で自己PR編

バイト太郎さんの自己PR

「学生時代、自由になるお金が欲しくて飲食店でのバイトを始めたんです。居酒屋やファミリーレストランなどさまざまな職場を経験しましたが、どの職場でも売り上げを伸ばすよう努めました。たとえばベーカリーでバイトをしていたときには、クリスマスケーキを1日で200個販売した実績もあるんですよ。仲間とのチームワークを大切にし、元気に明るくはたらいてきたので、御社でももち前のガッツを武器に活躍できると思います」

面接官がききたいポイント

ポイント1★なぜそれをしようと思ったのか前向きな表現で伝える

「学生時代のバイトはお金目当てで始めた」そういう人は結構多いのです。けれど、そのまま面接で伝えてしまうと、あまり印象がよくありません。「自由になるお金が欲しかった」とは、前向きな言葉で言い換えると、「経済的に自立したかった」ということではないでしょうか。表現のしかた次第で、プラスな印象にすることもできますよ。

ポイント2★大切なのは成果よりも過程

「ケーキを200個売った」といわれても、面接官にはそれがすごいことなのかよくわかりません。他業種の企業であれば「うちの会社で活躍できるかの判断材料にはならない」と思うはず。面接官が聞きたいのは、どのようにして成果を出したのかという“過程”です。どんな努力で売り上げを伸ばしたのか、そこからなにを学んだのかを話せば、シゴトに対して熱心な姿勢が必ず面接官に伝わります。

模範回答

「僕は人と協力して目標を達成するのが得意です。経済的に自立したいという思いから始めたベーカリーでのアルバイトで、チームワークを身につけました。店のクリスマスケーキを200個販売するために、ほかのスタッフと相談してチラシをつくったり、お互いのスケジュールを考えて交代で呼び込みをしたりして、目標を達成したんです。このとき学んだ、協力してシゴトに取り組む力を、御社でも役立てていきたいと考えています」

「得意分野」で自己PR編

得意花子さんの自己PR

「私は昔から英語が超得意。学生時代も英語の成績はトップでした。TOEIC®テストでも850点を取りましたので、このスキルを活かしてはたらきたいです。英会話が必要なシゴトならバリバリこなしていけますよ。また、趣味では書道に打ち込んでいます。書道とは、ただ単に文字を紙に書くものではないんです。文字の成り立ちを考えたり、自分なりの表現を追い求めたり、人それぞれに深く追求していけるものなんですよ。書道を習い続けることで、集中力も身につきましたね」

面接官がききたいポイント

ポイント1★成績を言うだけでなく、そこに至る努力を話して

「英検で1級を取りました」「TOEIC®テストで何点取りました」といったPRは、英語を使えるエキスパートを求めている会社ならアリでしょう。ですが、面接官が本当に知りたいポイントは、優れた成績を出すためにどんな努力をしたのかということ。英語に限らずどんな得意分野でも、“上達のために行った努力”を具体的に話したほうがよいでしょう。

ポイント2★趣味についてのディープな話より、趣味をとおして学んだこと伝えよう

書道に打ち込んだとか、ネイルアートが得意だとか、趣味の話をとうとうとする人は多いです。けれど趣味について深く掘り下げた話をされても面接官は困ってしまいます。面接官が本当に知りたいのは、趣味を通してどんなことを学んだり、それをするためにどんな工夫や努力をしたのかということ。これもできるだけ具体的に話すよう心がけてください。

模範回答

「目標に向けてコツコツ取り組む粘り強さが私の強みです。たとえば、英語力をつけようとTOEIC®テストにチャレンジしたとき。バイトで多忙でしたが、毎朝通勤電車で英会話学習のテープを聴いたり、バイト先の外国人スタッフと積極的に会話をしたりして、少しずつ英語力を身につけていきました。その結果、TOEIC®テストで850点を獲得することができたんです。時間がなければ工夫してつくる、短時間でも毎日コツコツ努力する、そんな姿勢をシゴトにも活かしていきたいです」「TOEIC is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS). This article is not endorsed or approved by ETS.」

「学生のときがんばった経験」で自己PR編

学業太郎さんの自己PR

「学生時代はずっと陸上部に所属し、好成績を残しました。当時陸上部には30人の部員がいましたが、予選を勝ち抜いて地区大会に出場できたのは僕以外に2人だけ。期待のスプリンターとして100メートル走に挑みました。大会記録保持者の○○さんと競うことになりましたが、もち前の負けん気で精一杯走りぬき、1着になりました。大会新記録を出し、今もその記録は破られていません。リレーなどの団体競技でも、仲間とのチームワークでよい成績を残しました」

面接官がききたいポイント

ポイント1★好成績を出すために行った努力を教えて欲しい

陸上チームをもっている企業なら別ですが、一般企業では陸上の成績がそのままシゴトに活かせることはありません。面接官が知りたいのは、クラブ活動の成績よりも「よい成績を出すためにどんな工夫や努力をしたのか」ということ。そのポイントを押さえて話せば、目標のために前向きな努力をする人材だと面接官に認めてもらえるはずです。

ポイント2★漠然と伝えず、具体的に話すのが鉄則

個人で努力した経験を話すだけでなく、協力して目標を達成した経験を話せば、コミュニケーション能力に長けた人材と認められるかも。けれど、漠然と「チームワークを大切にしてがんばった」と話していたのでは、どんな努力をしたのか面接官に伝わりません。クラブのみんなでどんな風に力を合わせたのか、思い返して話してみてください。

模範回答

「陸上部での経験を通してチームワークの大切さを学んだことが、僕のなによりの強みだと思っています。団体競技のリレーは、チームのうちひとりでもやる気をなくしたり、自信を失っていたりすると、決していい成績が出せないんです。お互いに励ましあい、毎日自主トレに打ち込んだ結果、地区大会で3位に入賞しました。シゴトも団体競技と同じで、チームワークがなにより大切だと思っています。ぜひスタッフの一員となり、力をあわせてシゴトに取り組んでいきたいです」

「長所・短所」で自己PR編

長短有代さんの自己PR

「私の長所は、がんばり屋だということです。これまでにいろいろなバイトを経験してきましたが、どんな職場でも全力を尽くし、シゴトをがんばりました。一方の短所は、人とのコミュニケーションが苦手なところです。人前で話そうとするとどうしても緊張してしまって。だから人と接することが少なそうな事務のシゴトでがんばりたいと思います。人と接することが少ない職場でなら、がんばり屋な自分の長所を活かしてはたらけると思います」

面接官がききたいポイント

ポイント1★あなたがどんな良い点をもっているのかを具体的に

「努力家です」「がんばりました」自己PRに慣れていない人がつい言ってしまいがちな言葉。表面上だけで「がんばる」と言っても、面接官は「“がんばる”だけなら誰でもいえる」と思うに違いありません。面接官は、あくまで「どんな努力をしたのか」「どんながんばりを見せたのか」を知りたがっています。表面上だけでなく、具体的に長所を話すよう心がけてください。

ポイント2★短所を乗り越えようとする姿勢こそがPRになる

どんな職場でもスタッフ同士のコミュニケーションは大切。「人との対話が苦手だから、会話が少なそうな職場でがんばりたい」ではPRになりません。コミュニケーションが苦手だから、普段はそれを克服するためにどんな努力をしているか思い返し、面接官に伝えてみてください。短所を乗り越えようとする姿勢は、立派なPRポイントになるはずです。

模範回答

「私はとても人見知りするほうで、人とのコミュニケーションも苦手なほうです。けれど、あえてシゴトは人との対話が多い飲食業を選び、お客さまとの会話を通して少しずつ苦手意識をなくしていきました。人見知りな短所もありますが、乗り越えようと努力する気概は人一倍。それが私の長所です。今回、応募した事務のシゴトでも、スタッフ同士のコミュニケーションはとても大切だと感じています。対話が苦手だからこそ、人一倍の努力をして意思疎通を図り、前向きにシゴトに取り組んでいきたいです」

< まとめ >

一歩踏み込んで、「どうして」「どんな」と自分に問いかけてみて!

一番大切なのは「どうして」「どんな」を考えること。過去に「どんな」努力をしたのか、「どうして」努力したのか、一歩踏み込んでPRすることで初めて面接官に伝わります。そうすると、きっと自分なりのPRが見つかるはずです。

編集後記

私も就職活動をしたときに、自己PRでかなり苦労しました。どうやって書けばいいのかわからず、今振り返ると薄い内容の自己PRで恥ずかしいです。今回、面接官が聞きたいポイントをまとめましたが、やはり結果ではなくそこにいきつくまでの“過程”がなにより大切なんだなと思いました。必ずなにか努力したり、自分なりに考えて行動を起こしているはずです。これを参考に、自己PRを作成してみてくださいね。

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