選んだ職種、こだわった条件、面接社数、PR内容…etc.

“無資格・未経験”40代からの「初パート」主婦調査

特別な資格をもっていない40代に突入した私ができるパート職って? どんな条件にこだわるのがベスト? 気になる求人があったとしても、企業は採用してくれるの? そんな疑問や不安を解決すべく、子育て経験を経て、同じように40代からパート職に就職した先輩主婦にアンケートを実施! 選んだ職種や条件、求人探しの期間や面接社数まで細かく聞いてきましたよ。どんなおシゴトが自分にはぴったりか、今回の結果を参考にしてみてください。

特別なスキル・資格・経験なし!

40代をすぎて“初”パートデビューした
主婦100人アンケート

初パート職種は一般事務が約3割

一般事務・アシスタント、そして入力・オペレーターといったオフィスワーク職で初パートを始めた方の割合が高い結果が出ました。次いで軽作業、販売、飲食関係と続きますが、未経験OKという職種が選ばれる傾向にありそうです。ちなみに、40代以上で初パートに就いた方は、100人中92人。そして残り8名は50代で就職していました。この結果からも、求人に記載されている年齢制限に関係なく、企業側がはたらく意欲やヒューマンスキルを大切にしていることが、垣間見られるのではないでしょうか。

シゴト選びの傾向 〜こだわった条件〜

「家から近い」「未経験OK」「シフトに融通」が3大条件

約7割ちかい人が「家が近い」を挙げています。「久しぶりのシゴトだから通勤で疲れたくない」、「家族になにかあればすぐに帰れる距離」、という家庭中心に考える理由が多数。次に多いのが「未経験でもできる」と、「シフトの融通が利くこと」。これら3つの条件がかなえられたうえで、「シゴト内容」や「職場の雰囲気」など、条件をプラスしてシゴト選びをしているようです。「シゴト内容」の傾向としては、“結婚前に自分がしていた職種に近いもの”、もしくは“現在の趣味が生かせるもの”という2タイプにわけられました。

その条件にこだわった理由は?

家から車で5分の職場を選びました。途中に幼稚園があるので、子供を送るのにも便利。また、子供の行事には参加したかったので、希望日には確実に休める点など、シフト融通が利くかどうかにこだわりました。(初パート:軽作業・製造)

結婚前から編み物を習っていて、家族の物は手作りしています。その趣味を生かせるシゴト内容にこだわりました。ちょうど、編み物の材料を買いに行く店でパート募集があり、身近でお店の中をよく知っていることと、編み物経験を生かせると思ったので応募しました。(初パート:販売職)

20年以上シゴトをしていなかったし、どのくらい社会で受けいれてもらえるか不安だったので、未経験からできるシゴトにこだわりました。さらに、子育てをしながら、どのくらいシゴトができるかわからなかったので、長時間勤務は避けました。(初パート:入力・オペレーター)

興味のあるシゴトだと未経験でも始めやすいのではと考えました。また、社会経験をつむ目的もあったので、職場の雰囲気がよいと、長く続けられそうだと思い、雰囲気の悪いところは避けました。(初パート:軽作業・製造)

シゴトからずいぶん離れていたので(約20年)、未経験でもやる気があれば勤まるシゴトを選んだ。(初パート:販売職)

子供の学校行事に参加するのに協力的な職場で家から近いところを探していたら、ちょうど新設のテレフォンセンターが大量募集していた。シゴトは初めて始める主婦が多かったので、お互い助けあってシフトを組んでもらいはたらきやすかった。(初パート:入力・オペレーター)

面接でアピールしたこと 〜資格・前職・実務経験ナシの回答例〜

面接では、やる気やまじめさなどヒューマンスキルのアピールが半数以上。また、応募職種に興味があることや料理上手など、いかに自分がシゴトに役立つかをアピールするのも多いようです。その他、笑顔やはきはき答えるなど、印象UPを心がけるという声も多数あり!

どんなことをアピールしたの?

食品に興味があること、真面目にシゴトに取り組むことなどを、終始笑顔で答えることに努めた。(初パート:軽作業・製造)

子供の教育費が必要であることをアピールしました。(初パート:入力・オペレーター)

子供から手が離れたので、土日勤務、午後からの出社も可能で、会社の都合のいい日にはたらける利点をあげました。(初パート:飲食系)

シゴトを離れても学校や地域の役でパソコンを使ってたくさんの書類を作っていたので、パソコン操作には自信があることを伝えました。(初パート:一般事務・アシスタント)

販売している商品に興味があり、シゴト内容について触れ、やる気があることを話しました。(初パート:販売職)

与えられたシゴトを真面目に誠実に黙々とこなす自信がある、とアピールしました。(初パート:一般事務・アシスタント)

自宅が近く、交通費があまりかからないことと、料理が好きな点を中心に話しました。(初パート:飲食系)

独身時代に秘書をしていたので、接客は得意分野であること。また、離職していたとき、子供のPTA役員と野球クラブの代表を務めていたことを話し、リーダーシップがとれることをアピール!(初パート:受付・秘書)

レジ操作などは未経験でしたが、接客は銀行で窓口を担当していたため、自信があること。(初パート:販売職)

資格、経験がなくてもはたらけるのなら、精一杯全力を尽くし、ぜひ御社ではたらきたいと意欲を伝えた。(初パート:入力・オペレーター)

希望していた勤務先が心療内科の患者さんが多い職場なので、大学で、心理学を専攻していたこと、障害児教育を学んでいたことがシゴトにつながるとアピール。(初パート:医療・介護・福祉)

採用されるまで 〜就職活動期間と面接社数〜

大半が採用まで1ヵ月以内という好結果!

シゴトが決まるまでの期間は、半数以上の方が「1週間以内」と答えています。それも1社しか面接を受けていない人が約8割にものぼります。なかには1年以上かけ、希望にあう職場をじっくりと探した人もいますが、長くても1ヵ月以内に決まった人が大半です。40代以上になると、年齢制限などでパートに受かりづらいと思われがちですが、アンケート結果からはそういった傾向は見られませんでした。

40代をこえて
これからはたらこうと思っている人に
アドバイス!

できるかできないか、とギリギリで考えるのではなく、ある程度の余裕(シゴト内容が難しすぎないか、シフトがきつくないかなど)があるほうが長続きするかなと思います。 自分も休まなきゃなりませんし、家族のことも考えなきゃならない。そういう、シゴト・家事以外に使える時間や体力・気力に余裕をもたせてないと行き詰ってしまいます。(初パート:入力・オペレーター)

自分の条件にあう職場に採用されるのは難しい時代。就職できたとしても、経験がなかったりするとかなり辛い思いをすることもあるので、目的意識をもち、強い精神力が必要。(初パート:医療・介護・福祉)

初めは、自分の希望する職種にすごくこだわることはせずに職を探したほうがよいかも。思いがけずに自分にあうシゴトを見つけられるかもしれません。(初パート:軽作業・製造)

自分を高めることのできるシゴトに就くのがいいと思います。家庭で家事や育児、家族関係に尽力した経験を生かせる、精神面で人を支えるような分野とか。今まで家庭でがんばってきたのですから、就職によって人間関係などで悩んだり消耗するようなことがないよう、余裕をもって求職活動してください。(初パート:入力・オペレーター)

結婚退社後15年ぶりの就職で、確かに不安はありました。でも、大丈夫です。やる気になれば年齢は関係ないです。一歩踏み出す勇気があれば。(初パート:一般事務・アシスタント)

シゴト内容を覚えることは時間を経ればできること。それよりもまず集団ではたらくので、人と協調をもてること、人を気遣う、言葉を選ぶことに気をつけることが大事だと思う。(初パート:軽作業・製造)

家庭に入って内向きになりがちな自分に自信と度胸がついたのは学校や地域の役をしたからです。損だ面倒だしんどいと思わずやってみることです。(初パート:一般事務・アシスタント)

年齢制限があったとしても、諦めずにチャレンジしたほうがよいと思います! まずはやる気をみせよう!!(初パート:飲食系)

あきらめずに何度でもチャレンジしてみてください。パソコン音痴だった私もできたのですから。(初パート:入力・オペレーター)

はたらく意欲があることや、若い人にない接客対応・電話応対の滑らかさが意外に評価されます。自分より若い面接官であることもあります。尊大にならず、卑屈にもならず、真面目さやきちんとした所作を見せることが採用につながるのではないかと思います。(初パート:販売職)

編集後記

35歳の壁…なんて世間一般ではいわれますが、この結果を見るかぎり、年齢を悲観する必要なんてないのだと思いました! また、資格や強みがないと面接での回答に困ってしまうかも、と思いがちですが、先輩主婦たちのように、やる気やシゴトへの積極性が採用への突破口のようです。50代で初パートに就いた大先輩もいることですし、みなさんも一歩を踏み出す勇気をぜひ、もってくださいね!!

取材・文:馬渕ともこ
【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ/調査時期:2010年4月/サンプル数:計100/調査対象者:お子さんがいらっしゃる既婚者で、40代をすぎてから初めてパート職についた経験のある方
※2010年4月26日現在の情報です。※制作物に関わる著作権その他の知的財産権のほか一切の権利は株式会社インテリジェンスに帰属するものとします。

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