【驚き!】ドン・キホーテPOP職人のスゴ技!

食品から家電、日用品、雑貨、アパレルなどなどさまざまな商品が並ぶ、『驚安の殿堂ドン・キホーテ』(以下ドンキ)。店内に入ると私たちの目にパッと飛び込んでくる色とりどりのポップの数々。なんとあのPOP、全部手書きだというから驚き! 実はドンキには、「POPライター」という専属の職人さんが所属し、お店の裏でひとつひとつPOPを手づくりしているんです。スピードとセンスでドンキを彩る、POPライターさんのスゴ技に迫るべく、ドンキのPOPをつくって18年!の中村美佐子さん(59)のPOP職人ぶりをたっぷりお届けします。

ーーPOPライターになったきっかけを教えてください

就活の時にPOPライターという職業をデパートで募集しているのを見つけたのがきっかけです。学生時代はグラフィックやレタリングの勉強をしていたので、これまでの学びが活かせるチャンスにもなりますし、おもしろそうなシゴトだと思って応募しました。夢中で文字を書いていく作業が私に合っていたようで、その後もスーパーのPOP、レストランや居酒屋、喫茶店などのメニューの文字、マッチ箱の文字デザインなど、さまざまな文字を書くシゴトに携わりました。結婚してしばらくは在宅ワークだけでPOPをつくっていたこともありましたが、東京・めじろ台のドンキがオープンするという時期に、POPライターを募集していることを知り、また本格的に書きたいと思ったのがきっかけです。

中村美佐子さん(59)シゴト歴:18年

ーーこれまで書いてきたPOPとドンキのPOPには違いがありましたか?

ドンキのお店に来たことのある人なら見たことがあると思いますが、ドンキのPOPに書かれている文字って、丸みのある個性的な形なんですよね。そのオリジナルの文字に慣れるまでが大変でした。会社だけでなく、自宅でも練習を重ね、とにかく枚数を書くことでだんだん身についていきました。
POP作成用のマーカーが数えられないくらいたくさんあるのも、今までとは違いました。色の多さはもちろん、とっても細い線や文字が書けるものから太いものまでたくさんの種類があるんです。これを使いわけるのは難しいんですが、やっぱり色とりどりのマーカーを前にするとテンションが上がって、どんなPOPをつくろうかなと想像力が膨らんでいきます。

ーーやりがいを感じる瞬間を教えてください

手を動かす前に、頭の中で理想的なイメージをつくっています。でき上がったPOPがイメージ通りになったときにはすごくうれしいですね。自信のあるPOPを店頭に飾ったときに、スタッフさんから「あのPOPを飾ったら売上が上がったよ!」などの報告があったときには、一生懸命つくってよかった!という気持ちでいっぱいになります。

ーーPOPのスゴ技がプライベートに活きたことはありますか?

友だちからバースデーカードのメッセージの文字を頼まれることは多いです。あとは、幼稚園の卒園の看板も書いたことがあります。プライベートでつくるものは、自由度が高いのでより楽しく制作しています。

これからの目標があったら教えてください

「もっとうまくなりたい」。これに尽きます。年齢と経験を重ねるごとに、見やすさを重視するあまり、コンパクトにまとめてしまう傾向があるんですよね。ほかのドンキの店内を歩いて、若いスタッフが書いたPOPを見ると勢いがあって驚かされることがたくさんあります。みんなの書いたPOPを見て、感性を磨いていくことが今の課題かな。
最近は、デパートでもスーパーでも手書きのPOPというのも少なくなってきて、寂しいなと思うことがあります。感性を磨いてワクワクするようなPOPをつくることで、このシゴトの楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらえたらいいなと思います。


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