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バイトで必要なマイナンバー知識/バイト先から提出を求められたら?どんな手続きをするの?

バイトで必要なマイナンバー知識/バイト先から提出を求められたら?どんな手続きをするの?

「マイナンバー制度」は、バイトではたらく皆さんにも関係する制度です。どんなケースならマイナンバーが必要になるのか、それは何に使われるのかなど、現在のバイトとマイナンバーの関わり方を紹介します。

マイナンバーとは

2015年10月5日より、マイナンバー制度がスタートしました。マイナンバーの正式名称は「個人番号」です。日本国民一人ひとりに数字を与え、その数字で個人を識別するという制度です。2016年1月以降は、このマイナンバーを、徴税や社会保障、災害対策に活用することが決まっています。今後は国民年金や銀行口座と、あらゆる個人情報をマイナンバーに集約して管理する方法も検討されています。特に主婦・主夫の皆さんはもうご存知かと思いますが、2017年11月から、政府が運営するオンラインサービス「マイナポータル」が『LINE』と提携したサービスを開始しています。現在は育児・子育てを中心とした行政サービスを中心ですが、今まで面倒だった申請・手続きがマイナンバーを使うことによって簡便化されています。このように今後は社会で生活する上で、もちろんはたらく上でも必要になってくる番号と言えます。

バイト先からマイナンバーの提出を求められたら?

学生の皆さんでマイナンバーの提出を求められる・使う場面の多くは「アルバイト先」「奨学金の申請時」「勤労学生控除の申請時」です。バイト先はなぜマイナンバーの提出を求めるのでしょうか。バイト先(企業やお店など)が申請・手続きをする社会保険や税金に関して、バイトや社員といった雇用形態、勤続日(年)数などは関係なく、従業員全員のマイナンバー記載が義務づけられているからです。バイト先では、あなたのマイナンバーを単に「記載」しているだけですから、マイナンバーからあなたの個人情報が引き出されてしまう・見られてしまうという心配はありません(不正使用に関しては厳しい罰則が科せられます)。バイト先である企業側は、従業員のマイナンバーを記載する「義務」を負っていますが、従業員側には、マイナンバーを提出する義務はありません。断ってもOKです。しかし、会社の規則(就業規則)で就業時のマイナンバー提出が義務づけられている場合には、会社の規則に従って提出してください。

バイトでマイナンバーが必要になる時は?

バイトやパートではマイナンバーをどのように利用するのでしょうか。

年収が103万円を超える場合

年間の給与収入がある人は、「年末調整」でバイト(勤務)先から年末に渡される「平成○○年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」「平成○○年分給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」に本人、配偶者、控除対象扶養家族のマイナンバーを記入して勤め先に提出しなければなりません。103万円を超えていても、扶養する家族がいない場合は自分のマイナンバーだけを記入します。

年間の給与収入が103万円を超えない人は、夫・妻、保護者の扶養家族になっているケースが多いと思います。その場合は、扶養者の申告書にあなたのマイナンバーを記載します。

年収が103万円を超えず、給与明細を見ると「源泉徴収」されている場合

年収が103万円以下の場合、所得税はかかりません。

給与から所得税が「源泉徴収」(バイト先があなたに代わって、あなたの給与から一定の所得税を天引きし納税すること)されている場合、「年末調整」(バイト先があなたの1年間の給与総額から所得税額を計算し、源泉徴収済みの税額から過不足を精算してくれること)によって還付金をもらえることがあります。還付金を受けるためには、個人で「確定申告」を行う必要があり、この確定申告の時に、マイナンバーの記入が必要です。
国税庁「確定申告に関する情報の相談窓口」

Point

給与が103万円を超えているのに「確定申告」が必要な場合

  1. ①源泉徴収・年末調整が行われない場合
    自分の「給与明細」をチェック!
  2. ②年末調整で控除できない特定の控除を受けたい場合
    扶養控除、配偶者控除などは年末調整が行えますが、医療費控除、寄付金控除、雑損控除は自分で確定申告を行います
  3. ③かけもちバイトをしている人
    バイトをかけもちしていて、合計の年収が103万円を超えている場合は、確定申告が必要です。それぞれのバイト先の1年間の給与合計が103万円未満であれば、源泉徴収が行われません。自分で確定申告を行い、所得税の還付または納付をします。

自分のマイナンバーをしっかりと把握・管理し、新たな情報をキャッチして対応する必要がありますね。

まとめ

バイト先から提出を求められるマイナンバーについて、特に学生の皆さんを対象にまとめました。あなた自身の手続きというよりは、バイト先の義務・管理が主目的になっています。マイナンバー制度に関しては、どんどん利用範囲が広がっていくことが考えられます。自分のマイナンバーカードを確認する・準備する機会にしてもいいかもしれませんね。

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