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 10月29日のデビューを前に、先行でネットで配信された『Melody』がヒット、東京ミッドタウンでのプレミニライブも成功させるなど、話題に事欠かないユニット「the generous」のyokoがアルバイトを語った。

バイトがあったから 〜怒られて成長できる貴重なアルバイト〜

yokoさん

 「私、やりたいと思ったらなんでもすぐにやっちゃうタイプなんですよ。アルバイトも、大学1年生の休みの日にボーッとしていたときに、ふとしたくなってしまって、始めることにしたんです。その日のうちにインターネットの求人情報で探して、すぐに面接に行って決めてしまったんですよ。決まったのは焼き肉のお弁当屋さん。デリバリー中心のお店で、私は注文の電話を受ける仕事で採用されました。そのお店を選んだ理由ですか? 家が近かったことと、時給がよかったこと。だって時給1000円ですよ? 当時の私にしてみたら、ものすごくいい時給だったんです。

 ここでのお仕事は、電話で注文と名前と届け先を聞いて、パソコンで地図を出して、配達する人に渡すというものでした。『お電話ありがとうございます、焼き肉の○○でございます』に始まる電話番ですね。キッチンにはたくさん人がいるのに、なぜか電話の係は私だけで、ブースの中でひとりぼっち。黙々とやってました。特に夜になるとひっきりなしに電話がかかってくるから忙しかったですしね。アルバイト仲間とわいわい楽しくやるってことはなかったのはちょっと残念。でも、おかげで電話の話し方は“プロ”並みになれたんじゃないかと思います。

 “プロ”並みなんていっても、最初のうちはよく怒られてました。漢字に弱いものだから名前のふりがなを間違えてしまって配達の人に怒られたり、パソコンの使い方も慣れるまでは間違えて怒られたりすることが多かったです。もっとひどいのが、店長がたまに外から『○○ですが…』と電話してきて、私がボーッとしていてそれが店長だって気づかないで、『はい、○○さまですね』って答えちゃったとき。『お前は店長の名前も覚えてないのか!』なんて怒られたこともあったんですよ。店長はそうやって外からお店のチェックをしていたそうなんですけど、よく怒られていましたねぇ…。

yokoさん でも、怒られるのもよかったなって今では思います。人ってある程度成長すると、面と向かって怒られることが減ってくるじゃないですか。それがアルバイトをすると、そうやって思い切り怒られることもある。そういうときに、最初はムッとすることもあるけど、結果的にはそれで成長することもできると思うんです。私も、さっき言ったような細かいミスもだんだん減っていったし、細かいところにまで気を配ったり、難しい注文もこなすことができるようになっていきました。例えば、お弁当の配達もああ見えてなかなか複雑で、受け渡し場所が建物じゃなくて街の中や、交差点だったりすることもあるんです(笑)。配達エリアの関係で、そういうことがたまにあるんです。そういうわかりにくい注文もだんだんこなせるようになったのは怒られて成長していったからだと思います。人としても成長することができたんじゃないかと今では思います。その後サークルが忙しくてシフトを入れられなくなって、辞めざるをえなくなったのは本当に残念でした」

プロフィール

yokoさん

yoko(ヨーコ)


 10月29日にデビューする「the generous」のボーカル。
 LAで、スティービー・ワンダーらを育てたボイストレーナー、セス・リグスに師事し、伸びやかで強靭な歌声を作り上げた。歌に近い環境に生まれ育ちながらもそれに甘えることなく、厳しい自己研鑽のうえ、デビューを果たす。

インフォメーション

10月29日 デビューMini Albumn『the generous』リリース!

 ヴォーカルyokoとギター大西克巳の本格実力派ユニットの「the generous」がついに始動する。
 CMソングにもなった『Melody』、アニメ作品のオープニングテーマにもなった『Dream Star』などデビュー前から話題となっている数曲を含むミニアルバム『the generous』が10月29日に発売される。
 「伝えたいのは、絆」と話すyoko。「私たちは、身近なところでは親、家族に囲まれて、うれしいことも楽しいことも全部、感情でつながっているもの。そんなちょっとした感情を歌詞に乗せて伝えたい。“絆”というのはそういうこと」
 人と人の結びつきは、そんなささやかな感情
——絆で成り立っている。この絆は、携帯電話やメールで人に簡単にアクセスできるようになったからこそ改めて必要とされるものになる。「みんな携帯メールを手放せないのは、そこに絆があるからじゃなくて、逆に絆を求めてしまうからなんじゃないかな」という彼女の疑問は、ごく自然に僕らの胸を打つ。だからこそ、「メールで手軽に済ませるのじゃなく、ちょっと机に向かって手紙を書くような、心に残る言葉を探すことが大切なんだと思う」。
 その“絆”のあるべき姿は、きっとこのミニアルバムの中に見出すことができるだろう。

the generous

『the generous』
初回限定版 NFCD-27129 1800円(税込)
通常版 NFCD-27130 1500円(税込)

撮影:三橋令嗣

衣装:ロングコート(5万8800円)、
    カットソー(2万3100円)
    [HYSTERIC GLAMOUR
    TEL 03-3478-8471]

取材協力:TOKYO HEADLINE

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