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ヘリョン

TBS『サンデージャポン』でおなじみのタレント、ヘリョン。
苦労に苦労を重ねて日本でデビューを果たしたヘリョン。
今なお走り続ける彼女の心の奥底にあったのは、幼いころからしていたアルバイト。

〜バイトがあったから〜

ヘリョン

 「私、小さいころは全然しゃべらないし、なにもしない子だったので、ついたあだ名が“クマ”でした。それでお母さんから“ちゃんと話しなさい!”、“ちゃんと勉強しなさい!”って怒られてばかり。今みたいに元気よくしゃべる芸人になるなんて思ってもみなかった。

 変化が生まれたのは、お母さんに市場に連れて行ってもらったのがきっかけでした。家が農家をやっていて、毎日お母さんが市場に新鮮な野菜を売りに行くんです。初めて市場に連れて行ってもらったときは、びっくり! 雨が降っても、寒くても元気よく働いている。“私もがんばらなきゃ!”って思ったんですね、それから毎日一人で市場に行くようになったんです。

 アルバイトとはちょっと違うかもしれませんが、お小遣いはもらっていました。小学校から帰ってきて、カバンを置いたらすぐタライいっぱいに野菜を入れて、バスで40分かけて市場に出かけるんです。そこで『新鮮な野菜ですよー!』って大きな声で売るのが楽しくて楽しくて。周りのおばさんたちが『お母さんいないの?』ってかわいそうに思ってくれたのか、すごく売れました。お母さんが売るよりもよく売れたくらい(笑)。小学校4年生から5年生まで、毎日市場に行きましたが、これがなかったら、人前で演技したり人を笑わせるような、今の自分にはなってなかったんじゃないかなぁ。

ヘリョン この市場で野菜を売っていたという体験は、実は私がデビューしてから3年半やり続けた『2人暮らしのお母さんと子どもが市場で白菜を売る』というコントの元にもなってるんです。白菜をキレイにしておいしそうに見せないと売れないこととか、寒い日はどれだけ寒くてつらいのか。そういう気持ちがわからなかったらコントにはできなかったと思います。
 “ホープ”という大きいバーのようなところでウェイトレスをやってビールのジョッキを両手で22個も運んだり、昼となく夜となく工場でお菓子を作るアルバイトもしたことがありますけど、そうした体験はコントだけじゃなくて、演技でも役に立ったんです。想像だけでは難しい。でも体験すれば表現できるようになる。“ヤーーーッ!”って大きい声を出したことのない人は演技でだって出せない。

 大学の映画・演劇学科の教授は『役者で大物になりたかったら悪いこと以外は全部やりなさい』って言ってました。恋愛も働くことも全部です。そこで大事なのは“感じる”ということ。演技もコントも、見る人に心で感じてもらうものですから。体験を通して得たものは、見る人にも同じように感じてもらえると思います。
 子どものころに市場で感じた“私もがんばらなきゃ”っていう思いは今も変わりません。今でも夢に見るんですよ、市場で働いている自分…。私がのんびりしてるうちに、野菜が腐っちゃうという夢なんです。“お母さんが作ってくれた新鮮な野菜が…どうしよう、このサンチュ、泣きたい!”って(笑)」

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プロフィール

ヘリョン


1970年生まれ。韓国KBSの専属タレントとしてデビュー。現在TBS『サンデージャポン』(毎週日曜9時54分〜11時24分)にレギュラー出演中。TBS携帯サイト『日韓で遊BO!〜ヘリョンのバ!バ!〜』ではブログを展開中。ヘリョンならではの韓国情報が盛りだくさん!

インフォメーション

日本でも“ヘリョン旋風”吹き荒れるか!?
携帯サイトでヘリョンを追え!


 苦労を重ねてKBSの専属タレントとして韓国でデビューした後、芸人としてバラエティー番組はもちろん、ドラマに映画と幅広く活動をしてきたヘリョン。そんな彼女が韓国での活動に飽き足らず、日本進出を決意したそのきっかけは、なんとタレント・ユンソナの存在だった!
 日本で成功したユンソナの姿を見て、知り合いをつてに全く面識のない現在の日本のマネジャーに接触を試みるなど、そのパワーははかりしれない。
 現在も日韓を行き来しながら、TBS『サンデージャポン』(毎週日曜日9時54分〜11時24分)でレギュラーを務めている。言葉や文化・習慣の違いに戸惑いながらも、努力を惜しまないのはズバリ! 日本が大好きだから。今後ますます活動を広げていく、そんなヘリョンから目が離せない!
 TBS携帯サイト『日韓で遊BO!〜ヘリョンのバ!バ!〜』ではヘリョンならではの韓国情報、芸能情報が盛りだくさん。ぜひチェックしてみてね。


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  『日韓で遊BO!
  〜ヘリョンのバ!
  バ!〜』

撮影:三橋令嗣

取材協力:TOKYO HEADLINE

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