佐藤寛太

(劇団EXILE)
KANTA SATO
俳優

言語も文化も環境もまったく違っても、 人の心を動かすことができるのが、俳優のシゴト 僕も誰かに夢をつなげたい

『劇団EXILE』の期待の新星、佐藤寛太は、デビューから1年余りで、あの「イタキス」初映画化の主演に大抜擢された若手注目株だ。大好きな映画やドラマのことを無邪気に話す様子は20歳男子の等身大の姿だが、ひとたび演技について、自身の俳優としての道筋について語るときには、ハッキリとしたビジョンをしっかりとした言葉で刻む。佐藤寛太、まさに「ing」男子。

体脂肪4%、
英字新聞でIQ200の
イケメンの役づくり

映画『イタズラなKiss THE MOVIE~ハイスクール編~』で、主演の入江直樹を演じさせていただきました。僕にとっては初めての映画作品です!原作が世界中の人に愛されている有名な作品ということで、最初はものすごいプレッシャーを感じました。しかも直樹は、IQ 200のイケメンで超完璧な男子(汗汗)多くの原作のファンを裏切らないよう、まずは徹底したビジュアルづくりから頑張りました。原作を読むと、直樹は線が細くスラッとしたキレイな印象。少しでも近づくために、ひたすらトレーニングの日々を送りました。そして体脂肪率を4%にして、撮影に挑みました。精神的な役づくりは、普段の生活の改善から取り組みました。完璧な直樹に近づくべく、早起きを心がけ、英字新聞を読むという直樹自身の習慣も取り入れました。歩いているとき、食事をしているとき、「ああ、直樹だったらどんな仕草をするだろう」といろんなタイミングで彼のことを考えながら生活をしました。完成作品を見たときには「もっとこうすればよかった」「もっと努力できた部分があった」と反省点が多くありましたが、キャスト、スタッフが一丸となり制作してきたものが形になって公開されるということには、やっぱり大きなしあわせを感じています。

国境を越えて感動を届ける
俳優のシゴトってすごい!

小さいころから「仮面ライダー」や「ウルトラマン」をはじめ、映画やドラマを見るのがとにかく大好きでした。自分の見ている作品に同世代の子役が出演している姿を見て「楽しそうだな。うらやましいな」と、子どものころから感じていました。特に心を動かされた作品は、中学生のころに見たアメリカ映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』です。アメリカ同時多発テロ事件で父親を亡くした、アスペルガー症候群の少年が、父親の遺品から「探しもの」をしていく物語です。今でも忘れられませんが、初めて見て、大号泣してしまいました。と同時に、出演していた少年(トーマス・ホーン)に対して「同世代でこんなシゴトをしているなんて……」と言語も文化も環境もまったく違う人間の心を、こんなにも動かすことができる「俳優」というシゴトに興味を抱くようになりました。その後は映画を見ることが勉強だと思い、高校時代は近所のレンタルDVDショップで1週間に20本ものDVDを借りるようになりました。あのときのお小遣いは、ほぼそれで消えていました(笑)俳優の第一歩を踏み出したのは高校2年生のとき。ダンス&ボーカルスクール・EXPG(EXILE PROFESSIONAL GYM)の福岡校の全国特待生オーディションを受けたのがきっかけです。オーディションに合格して、1年間はダンスレッスンの日々。ダンスも歌も初めてでしたが、同じ目標を目指している仲間たちと過ごす時間は本当に楽しくて刺激的だったことを覚えています。

劇団EXILEの第一印象は
デカい!

半年間の研修期間を経て、2015年1月『劇団EXILE』に正式加入しました。先輩たちを最初に見たときの印象は「デカい!」です(笑) 僕自身、181㎝なのですが、高校時代は周りに僕よりも大きな友だちはあまりいませんでした。でも劇団では僕は小さいほうから3番目。しかもみんな顔もカッコいい!その上、めちゃくちゃ優しい!「これが大人の世界か……」と、怖さというか畏敬の念を感じました。先輩たちは本当に親切で優しいんです!ご飯に連れて行ってくれたり、一緒に映画に行ったり、本でも映画でもおすすめ作品を教えてもらったり……。実は僕、この1年余り、先輩たちに頼りっきりの状態です。演技の面でも先輩から学ぶことがたくさんあります。先輩たちの稽古の様子を見学し、本番の舞台のお手伝いをするうちに、台本に書いてあるストーリーはキャラクターの人生のほんの一部を切り取っただけのもので、登場人物には台本以前の人生、そして台本の後の人生がある――。そんなことを先輩の背中を見て学びました。将来挑戦してみたいのはゲイの役です。洋画邦画問わず、自分が好きで尊敬する俳優さんがことごとく演じている、という影響も大きいのですが、ルックスも性格も完璧なヒーローとは一味違う生々しさがあります。人間らしさだったり、ちょっとした切なさだったり、インパクトのある役どころだと常々感じています。もし挑戦できたら、今まで知らなかった僕の一面に気づくチャンスにもなるような気がしています。これから、いろんな役柄を経て、将来は役ごとに「もしかしたらこの人、本当にこういう人なのかな?」と見る人に錯覚を起こさせるような俳優になりたいです。そして、子どものころの僕がそうだったように、たった1人の人にでも、元気や、夢、勇気を与えられるような役者に成長していきたいです。

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