久保田紗友

Sayu Kubota
女優

自分にしかない存在感を 発することのできる女優に

2015年、NTTドコモのCMに出演し「あの美少女は誰?」と注目を集めた16歳の新人女優、久保田紗友が『an』に初登場。透明感あふれるルックスに、意思のある強い眼差しは、ときに人をドキッとさせる。真っ白なキャンバスに、女優としての道を描く。

生の舞台を経験し
お芝居の楽しさを知りました

テレビの世界に初めて興味を持ったのは5歳くらいのときです。大人気アニメの実写版ドラマを見ていたときに、テレビに出るのって楽しそうだな~と、なんとなく思ったんです。さすがに5歳ですから、難しいことは考えていなくて、本当にふんわりとした気持ちです。でも、小学生になってもテレビへの興味は続いていて、地元のスクールへ、歌やダンスのレッスンに通うようになりました。小学6年生で、現在所属する事務所のオーディションを受けました。これが本格的な芸能活動への第一歩です。オーディションに合格し事務所に入ると同時に、若手女優が活動する演劇集団『劇団ハーベスト』にも所属となりました。それまでは、芸能界での活動を具体的に考えたことはありませんでしたが、演技レッスンでお芝居を学んでいくうちにそのおもしろさを知り「将来は女優さんになりたい」と思うようになりました。お芝居の楽しさを実感したのは、劇団の旗揚げ公演で初舞台に立ったときです。舞台はお客さまとの距離が近くて、ダイレクトに反応が伝わってきます。「生もの」だから、毎回違うことが起きて、一度しかないその瞬間をお客さまと一緒に共有できることは、本当にワクワクします。新鮮で刺激的な空間を経験したことで、お芝居にのめりこんでいきました。もちろん大変なこともあります。本番中に照明がうまくいかなかったり、30秒の早着替えでアタフタしたり……。でも、劇団のメンバーたちと息を合わせ、助け合いながら毎回いろんなことに立ち向かっています。メンバーたちは、劇団の仲間であると同時にそれぞれが個人のシゴトもしています。みんなの活動を見ながら「私も頑張らなきゃ!」と刺激を受ける、いい関係なんです。

笑顔を意識するようになって
シゴトに変化が現れた

中学生のころ、ドラマや映画のオーディションを受けても、なかなか結果を出せなくて悩んでいた時期がありました。自分自身のテンションも下がってしまい、さらに悪循環が続くというような事態が起きていました。どうしたら、この状況を脱することができるんだろう……。いろんな女優さんの体験談などの記事を読み、参考にしながら考えました。そして、自分なりにどうしたらいいか結果が出たんです。それは、笑顔でいること。それまでは、あまり感情を表に出すタイプではなく、表情も薄くて(苦笑)、友だちから「怖い!」と言われることもありました。もしかしたら、それがオーディションにも関係しているのかも!? そう思い、とにかく笑顔をつくることを意識するようになりました。すると自然に、瞬間瞬間を大切にしようという気持ちも芽生えてきました。以前は、モノゴトを複雑に考え過ぎてしまうあまり、友だちと一緒にいてもほかのことが頭にチラついて、なんだかうわの空だったりして……。そんなことも、無表情をつくっていた原因のひとつだったと思います。友だちと一緒のときにはその場を楽しみ、素直に話を聞く。おシゴトも自分の好きなことなんだから、めいっぱい集中する。そうすることで、自然に笑顔がつくれるようになり、テンションも回復してきたような気がします。劇団のメンバーから「最近笑顔が多くなってきて、いいね」と言われだしたころCM出演が決まりました。連絡をもらった瞬間は、信じられない! のひとこと。話が具体的に進んでいくうちに、本当なんだなってじわじわと喜びがあふれてきました。撮影はすごく緊張してしまい、カメラマンさんから「カットが終わった後の表情のほうがいいね」って言われちゃいました。でも、心の中では緊張に負けないようにしようと一所懸命演じました。

失敗したとしても、
間違いではない!

将来は、自分にしかない存在感を発することのできる女優になりたいです。そのためには、自信をもって自分の言葉で話すようになれることが大切だと思っています。目標に向かって、今はいろんな考えかたを知るために映画やドラマを観て、いいなあと思った言葉をメモしています。あとは、口で言うのがちょっと恥ずかしい言葉は、インスタグラムを使って発信することで、自分自身の言葉を伝えるようにしています。最近は「どれを選んでも、正しいのかは別として、間違い、ではない、と思うんだ」と投稿しました。これは、テンションが落ちても悩むことがあったとしても、まずは楽しむことが大切かな、と思ったときに書いた言葉です。人生ってタイミングがあるし、自分が選んだ道が万が一失敗したとしても、それは縁だと思うんです。何を選んでも不正解はない。全部の選択に次のステップがあるという気持ちを込めて書きました。こんな風に、吸収して、考えて、自分の言葉に変えて表現することが、将来のなりたい自分に繋がっていくと信じています。

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