吉本実憂

Miyu Yoshimoto
女優

一番大事なことは、楽しむこと 大好きだから「もっと挑戦しよう」って パワーが湧いてくるんです

『an』に2回目の登場となる女優・吉本実憂は、前回よりぐっと大人っぽくなった表情を見せ、周囲を驚かせた。「自分を追い込むような役に挑戦したい。もっと上手くなりたい気持ちが強いんです」。ストイックな姿勢で、人気ドラマ、映画に立て続けに出演し作品に参加することを「モノづくり」と言葉にした。表現者として成長することを渇望して、止まない。

新版『時をかける少女』
新たな役づくりを勉強中

2016年夏、筒井康隆さんの小説『時をかける少女』が連続5回でテレビドラマ化されます。何度も映像化、舞台化されてきた長い歴史を持つこの作品で、原作にはない未来から来た研究員・ゾーイという役を演じます。未来人は誰も出会ったことがない人間です。未来に対してのイメージは人それぞれ違うと思います。こちらから「未来はこうですよ、未来人はこういう性格ですよ」と伝えるのではなく、観てくださる皆さんが「未来ってこんな感じかな?」と、自然に想像できるゆとりを持ったゾーイをお届けしたいと思っています。そのゆとりを演出するために、ゾーイを演じるときはあまり身構え過ぎずに、現場で感じたことをそのまま表現しています。アドリブなども積極的に入れて、カメラテストで監督から変更を指示されなければ、本番でもそのまま、思いっきり演じています。いつもは役に対して感じることを、めいっぱい台本に書き込み役をつくり込んでいくので、その場の空気感を活かしながら演じることは難しくもあります。ですが、それもまた楽しいんです! 新しい役柄にワクワクしていますし、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとひとつの作品をつくることがうれしいです。ドラマを観てくださる視聴者の皆さんにも、まずは「観て、感じて、楽しんで」いただければと思います。いろいろな作品を経験したことで、女優デビューした2年前よりも、ますます演技が好きになっています。前回『an』に登場したときは、映画『罪の余白』の撮影をしていたころ。悪魔のような女子高生・咲を演じたのですが、本気で怒鳴ったり怒ったりしていないと怖いと感じてもらえず、それが自分にも伝わってきていました。「お芝居はひとりでするものじゃない、みんなで頑張らないとつくれないんだな」と、大きく感情面を成長させてもらいました。この映画は、自分の演技が相手を通じて自分に返ってくると学んだ作品です。

自ら描く目標に向かって
どれだけ真剣に取り組むか

こうして2年前を振り返ると、シゴトへの向き合いかたは、変わったところと変わっていないところがあります。「ひとつのシゴトにひとつの挑戦」という姿勢は、以前から変わっていません。それが私の軸として定着していて、今改めて、よかったと思っています。私、こっそりと「目標ノート」をつけていて、1週間後、1ヶ月後、1年後……のように、具体的なプランを組み立てています。課題をクリアできた結果として、その成果が作品に現れたらいいですね。もちろんクリアできないときもあり悔しいときもありますが、悔しいという気持ちが大事なんじゃないかな、と思っています。目標を決めることは誰にでもできますが、そこからどれだけ自分と戦うか。たとえ目標が達成できなくても、どれだけ努力できたかが大事だと思っています。ちなみにその目標は、「自分の中にあるもの」という気持ちから、家族にもマネージャさんにも秘密です。以前と変わった部分は、人とのコミュニケーションをより大切にするようになったところです。昔と違って「大人」と積極的に話をするようになりました。大人はいろんな経験をしてきていますから、話をすればするほど、多くの考えかたを知ることができます。コミュニケーションを通じて学んだことは演技に上手に取り入れて、自分の成長に繋げていきたいです。

今年は10代最後の夏!
もっとモノづくりしたい

次世代ユニットとして活動している『X21』は、春にメンバーが大きく入れ替わりました。女優やモデル志望の女の子たちが集まるユニットで、リーダーを務めて約3年。メンバーはひとりの表現者として独立していますから、個々を尊重することを意識しています。2016年は「めざせ! 国民的ソング」と題して、楽曲は著名な皆さんにプロデュースしていただいています。7月にリリースされる『夏だよ!!』は、作詞・松井五郎さん、作曲・後藤次利さんにつくっていただいた、元気いっぱいの曲。著名な先生たちから、楽曲のコンセプトなどを直接うかがって表現を学ぶ機会が持てたらいいな、と思っています。今後の、自分発信のモノづくりの第一歩にできればと考えています。この「モノづくりが大好き。ずっとお芝居をしていきたい」という気持ち、責任感は日々、増しています。演技のことを考えたり、映画やドラマを観るときに「この作品は何を伝えようとしているのか」と考えて、少しでも何かを吸収しようとしたりするのも楽しい。今までこんなに夢中になったコトがなく、「生き甲斐」と言ったら大げさかもしれませんが、それぐらい自分にとって影響があります。こんなに夢中になれることができてシアワセです。20歳の誕生日まであと半年(!)
10代のうちにもうひと作品かかわらせていただきたいです!
10代でしかできないフレッシュさを出して、思いっきりお芝居を頑張りたいです!

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