河北麻友子

Mayuko Kawakita
女優

今日の自分がすべて その瞬間、ベストを尽くせるように 悩んだりはしません!

11歳で『第9回全日本国民的美少女コンテスト』グランプリを受賞した河北麻友子が『an』に初登場。女優、モデルとしての活動はさることながら、バラエティ番組では、天真爛漫で体を張った企画にも堂々と立ち向かう姿が幅広い世代に大人気。現在、24歳。少女のようなかわいさと、底ぬけに明るい性格で、見る人を笑顔に導く。河北麻友子のポジティブ論。

来日目的のコンテストで
グランプリを受賞しちゃった

子どものころニューヨークに住んでいて、毎年必ず日本に遊びに来ていました。でも2003年、11歳の年は日本に行く予定がなかったんです。そこで見つけたのが『全日本国民的美少女コンテスト』。コンテストの書類選考に通れば、今年も日本に遊びに行けるっ! ……それがコンテスト応募の理由でした。11歳で、まだ将来のことなんて考えたこともありませんでしたし、ましてや芸能界なんて想像もつかない世界、完全なる遊び感覚です。応募総数10万人の中から1000人に選ばれたときに母は「すごいことなんじゃない!?」と驚いていましたが、それでもまだ私は「日本に行ける!」だけの軽い気持ちでした。しかし、いざオーディション本番になったら、緊張してしまいタジタジ。ほかの女の子たちがやる気満々で将来の夢を熱く語る中、私は名前を言うことさえ忘れてオロオロしていました。オーディションの途中で「こんなもの受けなければよかった……」と後悔したほどです。でも最終審査の21人にも残り、最後の審査でのステージを迎えたときです。それまで緊張感に耐え続けた反動からなのか「グランプリが欲しい!」という気持ちが、突然芽生えました。受賞者発表のドラムロールが鳴っている最中に、心の中で「私の名前を呼んでください。エントリーナンバー9番、エントリーナンバー9番……」と繰り返しました。すると「グランプリは、エントリーナンバー9番!」って本当に呼ばれちゃいました!きっかけは遊び気分でしたが、その瞬間の心の中はハッピーでいっぱい。うれしいときも涙が出ることを知りました。あの瞬間のことは、今でも忘れられません。

シゴトが楽しすぎたから
苦手な勉強も乗り越えられた

グランプリ受賞後はニューヨークに戻り、レッスンを受ける毎日を過ごしていました。少しずつ演技のこともわかってくると「日本でシゴトをしたい」という気持ちが強くなっていきました。事務所に所属したのが16歳。本格的にシゴトがスタートしました。とはいえ、最初は日本での生活に慣れることで精いっぱい。とくに苦労したのが高校の勉強です。日本語を読んだり書いたりするのも苦手だったから、追試や補習授業に追われる日々……(泣) 卒業できるかどうかギリッギリの状況でした。一方でおシゴトは、日本に来てすぐにファッション雑誌『Pretty Style』の専属モデルになることが決まり、レッスンに通っていました。学校、シゴト、レッスンという目まぐるしい毎日でしたが、乗り越えられたのはおシゴトがあったからかな。モデルが楽しくて、シゴトができれば学校のツラさもなんのそのという感じ(笑) 高校を卒業してシゴト1本になってからは、楽しいことばっかりです。

年齢にとらわれず
挑戦できるのが20代

2014年に初舞台『つかこうへいダブルス2014』に出演しました。演目は『新・幕末純情伝』と『広島に原爆を落とす日』という2本。思い出すと今でも白目をむいてしまいそうになるほど(!)大変な挑戦となりました。モデル、映画、ドラマと経験していましたが、舞台はまったく別世界。舞台はお客さまの前で生の演技を披露します。あんなに長時間の集中力を求められたのは初めてのこと……。ほかの共演者の皆さんのアドリブにも対応できるように、常に神経を研ぎ澄ませておかなければなりません。たくさんの苦労がありましたが、緊張感を持ってシゴトに挑み、それを乗り越えられたことは、本当にいい経験でした。この舞台では、主演として出演者の皆さんへの気遣いができずにいましたから、映画『白鳥麗子でございます』では、主演としての立ち居振る舞いを課題として取り組みました。『白鳥麗子――』のお話をいただいたとき、実は、人気漫画であることや20年前に実写化されていたことも知りませんでした。マネージャや事務所の社長から「ハマり役だ!」と言われ、とても光栄な気持ちになりました……が、台本を読んでみると、ちょっと複雑な心境にも(笑) しかし演じてみると、周りが見えなくなるくらい一生懸命過ぎる麗子の姿は、とても共感できました。今の私にピッタリな役をいただけたことをうれしく思っています。今までは同年代の役をいただくことが多かったのですが、20代だからこそ、高校生も主婦も、役柄を選ばず幅広いことに挑戦できると考えています。オーディションを受けたときには考えてもいませんでしたがこんな風にシゴトに向き合えるようになるなんて……。人生っておもしろいですね。遊び半分で受けたオーディションから13年。今、このシゴトができていることが、本当にしあわせです。

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