筧美和子

Miwako Kakei
モデル・女優

シゴト、難しいから 楽しく感じるようになってきました!

モデルとして活動し、女優として芝居をする。バラエティで笑顔を見せ、グラビアアイドルとしても人々を魅了する。芸能界に飛び込んでまだ4年あまりだが、マルチな才能を発揮し、人気テレビ番組の影響もあって、多くの人が筧美和子の名前を知った。シンデレラストーリーのようでもあるが、決してそれだけではない。本人にしかわからない苦悩や戸惑いを包み隠さずに語ってくれた。

自称「ダメバイト」だけど
多くを学んだ

私もバイトしていました。『an』を読んでいろいろ探して……。いちばん長かったのはモツ鍋屋さんで、あとはコンビニやファストフード。でも、ダメバイトスタッフでした。モツ鍋屋さんでお盆いっぱいにグラスを運んで階段を登っていて、お座敷のドアを開けた瞬間に全部、落としたり……。そんなことがときどきあったんですが、お店はよく私を雇ってくれたな、と感謝しています。あのころに「はたらく」ということを知り、お金の管理のしかたや大切さを覚えた気がします。その当時に養った金銭感覚で、今も暮らしているんですが、しみじみバイトをして良かったな、と思います。そのモツ鍋屋さんでバイトをしていた高校2年生の終わり、先輩に誘ってもらって行ったファッションショーでスカウトされたのが、この世界に入ったきっかけです。自分には関係ない、手が届かないと決めつけていて、ただの憧れでしかなかった世界ですが、実際に入ってみると、やっぱりその難しさを実感しました。高校生の自分が抱いていた「モデルさんは立っていれば撮ってもらえる」みたいなイメージとは、もちろん全然違いますし、たとえば洋服ならその商品に対しての責任があるんですよね。ただ撮られていればいいわけではなく、多くのことを考えないといけません。最初は難しいな、と驚いて戸惑いましたが、最近は「奥が深いな」と思えるようになり、そのぶん楽しめるようになったかもしれません。少しずつ、成長してるかな、という感じです。

転機の『テラハ』
出演とその後の変化

わからないことだらけで始めたシゴトでしたが『テラスハウス』に出演させていただいたのは、やはりターニングポイントです。シェアハウスという特殊な環境で、テレビで私生活が出て……フワフワしているような不思議な毎日でしたが、そこに一緒にいてくれたみんなは、それぞれの分野で一生懸命夢に向かって努力して進んでいる――。私は最年少で、みんなのその姿を身近に見られたのは、とても刺激になりました。同時にあのころから、多くのかたに声をかけてもらえるようになり、さまざまなおシゴトもいただきました。ただ、名前だけを知ってもらっても私自身の実力が追いつかない、というのが実感として続く苦しさもありました。お芝居のオファーをいただいても、経験がないから難しい。有名なバラエティ番組に出ても何を言っていいのか、わからない。このままではすべてが中途半端になってしまうという怖さも感じました。それでも、それぞれの現場でアドバイスをいただいているうちに、自分でも積極的に勉強して何かしてみることにしたんです。たとえば、バラエティでも静かに座っているだけじゃなくちょっとだけ勇気を出して何か言ってみると、共演している皆さんが笑ってくれて、私のひとことを拾ってくれ会話を広げてくれるんです。本当にありがたかったですし、同時に自分から動かなければ何も起こらないんだ、ということを体感できました。それはきっと『テラハ』を通して、観てくださっているかたたちの存在を、感じることができるようになったからだと思っています。それまでは「ああ、どうしようどうしよう」となってしまって何もできなかったかもしれませんが、シゴトに対する意識が変わった、大きな転機になったと信じています。

具体的な目標を掲げ
そこに集中していく

今のシゴトは好きですか?と聞かれると、楽しいです、とスッと答えられます。どのシゴトもスタッフさんと共演者さんとでつくり上げる感覚やそれを感じる瞬間が、いちばん楽しいです。最近は特にお芝居の現場がおもしろいですね。ときには厳しい言葉をもらいますが、それも含めて成長できるチャンスですし、私にとってあんなに真剣に自分と向き合える場所はほかにありません。今はまだお芝居の基礎を勉強しているところで、足りないところばかりだと思います。監督さんを始めスタッフ皆さんの話を聞いて、それに応えることが第一ですが、人任せにしてはいけないとも感じています。いずれは自分の考えや「色」をプラスできればさらに楽しいだろうな、という予感もしています。今後ですか? 今までどおり、グラビアやモデル、バラエティもたくさん経験しながら、自分らしくシゴトができれば、と思います。その先は、結婚してお母さんになって、またシゴトに戻る、という目標もあります。本当に今は足りないものばかりですが、やりたいシゴト、出たいドラマのオーディションなど、具体的な目標があり、そこに集中して向かっていくことができれば、結果が悪くても少しだけ自信がついて自分の糧になっていく、ということもわかりました。自分のペースで勉強しながらシゴトを続けていく。今はそう思っています。

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