譜久村聖

(モーニング娘。’16)
Mizuki Fukumura
アイドル

一緒に頑張ってくれるメンバーがいる みんなのおかげで、今の自分がいます

1997年につんく♂プロデュースで結成され、一大ブームを巻き起こした「モーニング娘。」。メンバーの加入と卒業を繰り返し、現在9~12期までの12名が所属する。この少女たちを束ねるのが、歴代最年少リーダーとして就任した譜久村聖(ふくむらみずき)だ。アイドルグループ乱立時代に「アイドル=カワイイだけの時代は終わり」とわが身の状況を分析し、先輩たちが築いてきたグループを次に繋げるために奮闘する19歳。柔らかな雰囲気から芯の強さを覗かせる、この一生懸命さがファンを夢中にさせるのだ。

ハロプロ愛と特訓の日々が
モー娘。への道を拓く

子どものころから「ハロー!プロジェクト」が大好きです。ハロプロの研修生グループ「ハロプロエッグ」のオーディションを受けたのも、アイドルになりたいというより「ハロプロが好きだから受けて当然」という気持ちでした。歌もダンスも未経験のまま、小学6年生で「ハロプロエッグ」に加入。相当な負けず嫌いで、とにかく練習をしました。誕生日に祖父から全身が映る大きな鏡を買ってもらい、自分のダンスがどう見えているか、朝、学校に行く前と帰宅後に練習。それからレッスンに行って、帰ってきてからまた自宅で練習。人よりもできない悔しさをバネにしていました。「ハロプロ」の曲が大好きだから飽きることも「苦」もなかったです。ステージ本番前の通し稽古には、必ずつんく♂さんが来てくださっていました。研修生が25人くらいいる中、稽古を見終わって「譜久村のここがよかった」と、名指しで感想を言ってもらうことを目標にしていました。モーニング娘。のオーディションを受けたのは中学2年生。研修生として時間が経っていることへの不安や、進学はどうしようという思いが強く、実は魂が抜けていたような時期でした。オーディションでは歌を失敗したりして散々な結果でした。だから、加入が発表されたときには「なんで私が!?」と本当に思ったし、ただただ、頭が真っ白になりました。その後、同期のメンバーと話しているうちに「モーニング娘。になったんだ。頑張らないといけないな」と、実感が湧いてきたんです。先輩たちからは「わからなかったらマネしていいんだよ」と教えてもらっていたので、動画で先輩の動きを何回も何回も練習していました。ファンの皆さんもそれに気づいて「ふくちゃんのこのフリは誰を受け継いでいるな」などと言ってくださるのがすごくうれしい!好きなことがシゴトにできてよかったなと思っています。音楽もかわいいメンバーも好きだし、ファンの皆さんの喜ぶ顔が見られることも本当にうれしいです。

リーダーのあるべき姿を
芽生えさせたノート術

2014年11月に『モーニング娘。’16』のリーダーになってからは、どうしていいかわからない時期もありました。メンバーたちと過ごす中で気がついたこと、挨拶に行くときやCDのPRをするときのセリフなど、リーダー業務というか実務レベル(笑)のことをひとつひとつノートに書き留めていきました。そうするうちに、「リーダーだから何をしなければいけない」ではなく、「自分から率先して動く」、「メンバーを守る」ことの大切さに気づきました。メンバーを信じて、彼女たちの何気ない言葉をキャッチしよう。メンバーからのサインには、一番最初に気づきたいと思っています。ほかにも大切にしたいのが、リーダーとしての状況判断です。たとえばすごく楽しい現場で、自分もみんなと一緒に盛り上がるのか、集中!と指示すべきか――。後輩だけじゃなく、同期のメンバーにもリーダーとして厳しくいられるようにしたいと思っています。同期に助けてもらうことってたくさんあって、でもリーダーとして自分の意見も言わなければいけない。そういうときに悩みますね。ただ、「私たちはモーニング娘。なんだ」という意識の高さを、全員が共通して持っています。グループのためを思って話し合いができる、いいライバルでありいい仲間です。

ひとりのメンバーとして
自分の存在価値を残す!

現在、3月からスタートしたツアー「モーニング娘。’16コンサートツアー春~EMOTION IN MOTION~」の真っ最中です。5月31日の日本武道館ライブは、鈴木香音ちゃんの卒業スペシャルライブでもあります。同期の香音ちゃんは、ファンの皆さんへの感謝とか、当たり前と思いがちなことを気づかせてくれる存在。今回のツアーでは、香音ちゃんの素晴らしさを痛感しながらライブをしています。曲目にはこれまでのモーニング娘。の曲も入っていて、ツアータイトル通り、曲に沿って感情を変化させていくのですごく楽しいです!ライブでは5月リリースの新曲も披露しています。その新曲のひとつ『Tokyoという片隅』はモーニング娘。ぽいダサさがあります(笑)でもそれが、カッコいい!曲はカッコいい、タイトルは渋い、振付はおもしろい、みたいな。これがモーニング娘。ぽさだと思っています。言葉で表現するのが難しいですが、私の中にモーニング娘。像があり、最近ではそのイメージ通りに歌える瞬間があります。後輩が「譜久村さんにしかできない」って言ってくれたりするので、それを自信に変えていけたらいいな。リーダーって大変かもしれないけど、逆にリーダーであることに助けられている部分もあります。「譜久村聖」としての個性や自分の立ち位置を確立して、自分のいる意味を残していきたいです。モーニング娘。としての夢ですが、この夢をちゃんと叶えていきたいです。

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