コンビニバイトは稼げない!?時給事情・昇給のポイントまとめ

コンビニエンスストア(以下、コンビニ)のアルバイトと聞くと、「仕事の内容や忙しさに比べて、時給が高い」というイメージがあるかもしれません。実際にほかのバイトと比較すると、コンビニバイトの時給は高いのでしょうか。ここでは、バイト選びの重要なポイント「時給」をクローズアップ。どのくらいもらえるのか、時間帯によって違うのか、昇給などはあるのか、など気になるお金のことを調べました。

コンビニバイトの時給は安い?高い?

コンビニバイトの時給はどのくらいなのでしょうか。特にはたらく人の多い「昼間の時給」について、説明していきます。

『anレポート』(2016年11月号)によると、全業種のバイト賃金の平均は1,003円。これは、地方ごとの賃金格差を考慮していない場合の平均時給です。その中でも、コンビニバイトの全国平均時給は892円となっています。

次にエリア別に見ていきましょう。たとえば関東エリアのコンビニバイトの平均時給は948円、関西エリア919円、東海エリア850円、北海道エリアは791円、九州エリア784年となっています。地域によって大きな差があるようです。

また同じ販売系のバイトで比較すると、アパレル販売954円、携帯ショップ・家電販売1,146円、フード販売933円(いずれも全国平均)。金額的には、ほかのバイトと比べて安いようです。専門的な知識が求められるアパレルや携帯ショップなどの販売員と比べ、コンビニバイトはそれほど特別な知識は必要とされません。そのぶん初めてバイトをする人や、未経験者でも始めやすいというメリットもあります。時給面だけに注目してしまうと安いと思われがちですが、たとえば肉体労働ではなく仕事内容を比較すると一概には安いとはいえないでしょう。

また、コンビニバイトは比較的「買い手市場」のため、1年を通して求人募集があります。特に休日や深夜勤務など、人があまり入りたがらない時間帯に積極的にシフトに入れる人は優遇して採用する傾向にあるようです。

24時間営業のコンビニなら深夜勤務が狙いめ

同じコンビニのバイトでも、早朝や昼間の勤務と夜勤では、業務内容に若干の違いがあるようです。どちらにもそれぞれのメリットがあります。はたらく時間帯別に、それぞれの仕事内容を見てみましょう。

早朝のコンビニバイト

主に朝5~9時の時間帯が早朝といわれています。この時間帯は、通勤・通学に向かう学生や社会人が食事や飲み物を買うために立ち寄ります。また、発売されたばかりの雑誌や新聞を購入したりする人もいるでしょう。特に8~9時前後は多くの会社が出社時刻になり、この時間帯は、電車に乗る人も多く、事前にコンビニで買い物をしていく人がレジに並ぶこともあるでしょう。

早朝は、お客さまも急いでいる人が多いため、テキパキとした対応が不可欠です。また、多くの人が同様の商品を購入する時間帯のため、売り逃しのないように、事前に商品を品出ししておく必要があります。早朝は勤務時間そのものは短いですが、ピーク時であるため、常に忙しい状態が続くかもしれません。

そのため、比較的お客さまの来店が緩やかな昼間と比べて、時給を50~150円ほど高く設定しているお店があります。早起きは三文の徳、少しでも稼ぎたい人は、早朝勤務を狙ってもいいでしょう。

この朝のピーク時に商品はかなり売れてしまっているかと思いますが、お昼時も売上を伸ばすチャンスです。朝のピークが過ぎ去ったら商品の補充を行い、お昼の時間帯に備えていきます。

昼間のコンビニバイト

早朝・深夜に比べると、ランチタイム以外は比較的混雑することはないようです。そのため、ほかの時間帯よりも時給は、約100円ほど安くなります。

昼間は比較的お店が落ち着いているといっても、ランチタイムは昼食を買うお客さまで混雑し、朝のピーク時と変わらない状態が考えられます。特に会社や学校近くのコンビニには、多くの人が立ち寄ります。昼休みも一般的には12~13時と限られているため、どうしてもこの時間帯はお客さまが集中し、スタッフは忙しくなります。この忙しい時間帯をどうしのぐのかが昼間のスタッフに求められるスキルです。

夜中のコンビニバイト

夜10時〜翌朝5時までは一般的に深夜勤務となり、法律的には通常賃金の25%の割増料金が支払わられます。仮に通常の時給が900円の場合、時給は1,125円に。深夜勤務の時間帯にフルで入った場合、

深夜:1,125円×7時間=7,875円

になります。早朝から昼間の同じ時間はたらくと

早朝・日中:900円×7時間=6,300円

となり、1575円もの差がでます。

深夜の時間帯は、早朝や昼間よりもお客さまの来店がさらに緩やかになります。この時間帯に、翌日に備えるための業務を行います。具体的には、商品の賞味期限が切れていないかなど廃棄チェックや、場合によっては廃棄処理を行ったり、足りなくなった商品の仕入れ、朝に備えて商品の補充、店内の掃除、調理器具の清掃なども行います。

搬入の時間に合わせて店内の在庫を整理しておく必要があり、一見「深夜は楽かも」と思われがちですが、実は限られた時間の中でやらなければいけない業務が多く、意外ときついと感じる人も多いようです。大変でも収入が増えることは、やはりやりがいとなり、うれしいものです。

昇給制に関して

コンビニバイトにも昇給はあります。では、昇給するためにはどのような条件があるのでしょうか、見てみましょう。

コンビニバイトで昇給するための条件

昇給するには、評価を受けることが大切です。評価は、お店によって方法が異なりますが、中には「人事評価シート」を使い、シートの項目ごとにバイトスタッフを評価していくコンビニもあります。たとえばあるコンビニで使用している評価シートの場合、以下のようなチェックポイントがあります。

○規則に沿った正しい身だしなみをしているか

○お客さまに対して、笑顔ではきはきとした応対ができているか

○勤怠ルールを守っているか

○職場の人と円滑にコミュニケーションを取れているか

○経費を削減するなど、コスト意識を持ち行動しているか

○繁忙期などに合わせて、臨機応変に仕事に入っているか

はっきりと「1ヶ月に○日以上はたらいている」などといった明確な基準よりも「基本的な業務をきちんと理解しているか」「周りの人とうまくやっているか」「シフトには協力的か」など、目には見えない人間性などを評価のポイントとしているようです。

いろいろな条件があり、難しそうに見えるかもしれませんが、どうしたらお店がもっと良くなるか、多くのお客さまに来てもらえるかを考えて行動してみると、おおよそ上記の行動が当てはまるのではないでしょうか。評価が上がれば、当然、時給アップが期待されます。昇級のタイミングや1回あたりどのくらい昇給になるかは、店長と相談になります。とにかく真摯に仕事に取り組むことが、昇給への第一歩になることを心がけましょう。

まとめ

時給を中心に、コンビニバイトについてお伝えしてきました。せっかくはたらくので、できるだけ賃金も納得した上で仕事をしたいですよね。コンビニは、24時間営業の店舗もあり、早朝や深夜など、それぞれの時間帯で時給も異なります。少しでも多く収入を得るには、ベースの時給に深夜手当が加算される深夜勤務がおすすめです。時間帯によって業務の内容や忙しさも異なりますので、ぜひ自分のライフスタイルに合ったはたらきかたを見つけてください。

(出典:『anレポート』「平均賃金レポート」2016年11月号より)

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