新聞配達のバイトって中学生や高校生でもできるの?知っておくべき注意点や心構えを解説

奨学金をもらいながらはたらく学生アルバイトの定番といえる新聞配達バイト。中学生や高校生でもはたらけるイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?「高校生もはたらけるって本当?」「中学生はバイトできるの?」など、ここでは中学生・高校生が新聞配達バイトをする際に知っておくべき注意点や心構え、準備すべきことを紹介しましょう。

新聞配達は中学生・高校生でもできる!

新聞配達バイトは、中学生でもはたらける可能性のある数少ないバイトのひとつです。ただし中学生がバイトをする際には、さまざまな法的制限があります。これは青少年を労働搾取から守る意味合いもあるため、雇用主もはたらく側も事前に法律やルールを把握し遵守する必要があります。

まずはバイトをする明確な理由と保護者の承諾が必要です。バイトといっても雇用契約を結ぶことになるわけですから、慎重に準備を進めることが大切です。

労働基準法では、中学生の労働は原則禁止とされています。法律的には中学生は「児童」であり、普通は中学生が「はたらきたい」と応募しても雇ってもらうことはできません。ところが、「例外としてはたらける」と決められている仕事もあります。新聞配達もそのひとつで、例外的に中学生がバイトをすることを認めています。

中学生が新聞配達をするための準備

中学生が実際に新聞配達バイトを行う際は、さまざまな手続きを行う必要があります。書類だけでも次のようなものが必要になります。

○住民票や戸籍などの公的書類
年齢を証明するために必要になります。

○学校長の証明書
勉強に差し支えないことを証明する学校長の証明書が必要です。

○保護者の同意書
保護者(親権者または後見人)の同意書も必要です。

以上の書類ははたらく場所に、備えつけておくことが義務です。

中学生のお小遣い稼ぎでは認めてもらえない

中学生のバイトは「軽易で健康と福祉に有害でない仕事」に限られています。新聞配達バイトは、この制限を受けないバイトですが、それでも中学生がはたらく場合には上記のような証明書や同意書が必要となります。自分だけの判断で勝手に始めることができないのはもちろん、証明や同意をしてもらうためには、学校や親の承諾が得られるような理由も必要です。家計を助けるためや学費のためなどの明確な理由がなく、お小遣いが欲しいなどの理由では許可は下りません。

中学生・高校生は朝刊の配達はできない?

中学生のバイトについては労働時間も細かく定められています。中学生(法律上「児童」)は、午後8時から午前5時までの深夜時間帯にはたらくことはできません。午前5時まではたらけないとなると、午前3時には始業する朝刊配達は行えないことになります。また、18才未満の高校生も「年少者」扱いとなり午後10時から午前5時までの深夜労働を制限されているので、基本的に朝刊配達はNGです。

はたらく前に心がけておくべきこと

新聞配達バイトは未経験でもすぐにはたらけますが、就業経験のない高校生が気をつけなければいけないこともあります。新聞配達バイトは「新聞を配るだけ」の簡単な仕事に思えるかもしれませんが、重い新聞をどんな天候でも配り続けるという責任の大きい面もあります。始めてから、きついといって簡単に辞めるような無責任なことはできません。普段の生活では感じることのない、賃金を得ることに対しての責任を果たさなければいけません。

時間厳守

毎日決まった時間に新聞を届けることが新聞配達バイトのもっとも大切な仕事です。新聞販売店の一員としてその役目を担っているわけですから、遅刻・欠勤は厳禁です。新聞の配達は、割り当てられたエリアを分担する方法が一般的なので、誰かひとりでも欠けると全体の配達が遅れることもあり得ます。

天候や気温の厳しさ

新聞配達バイトを始める上で認識しておきたいのは、どんなに悪天候でもはたらかなければいけないということです。雨が降っていたり強風が吹いていたり、暑い日や寒い日、雪の日でも配達は行われます。

お金以外に得られるもの

新聞配達バイトは、お金以外の面でも得られるものがあります。学校生活しか知らない中高生にとっては、貴重な社会経験の場になります。

新聞配達で知る社会とはたらくことの大変さ

新聞配達バイトを通して、お金を稼ぐ大変さを実感することも貴重な学びです。自分で稼いで得られるお金の貴重さ、それを得るための厳しさを知ることは、社会の仕組みやはたらくことの意義や意味を見つめ直すきっかけになるでしょう。お金や親や保護者のありがたみを実感できそうです。

仕事を通しての仲間との出会い

新聞配達バイトで得られる人間関係は、学校生活では得られないものです。自分とは違う年齢層の人やさまざまな考えを持つ人と触れ合うことで、自分の考えかたに幅や深みが生まれるかもしれません。また、社会人としてのコミュニケーションの取りかたを覚えることで将来の就職にも役立ちそうです。

健康・体力がつく

新聞配達バイトは重さ数十kgにも及ぶ新聞を運ばなければいけないため、体力を使う大変な仕事です。毎日続けることで体力がつき、健康的になりそうです。

職場の選びかた・応募の方法

中学生や高校生が新聞配達バイトを始めたい場合は、まず中高生でもバイトができる新聞販売所を探す必要があります。中高生バイトの募集をしている販売所の数は限られています。

新聞配達を行う販売所を自力で探す

募集が少ないため、近隣の新聞販売所に電話をかけて求人を募っていないか問い合わせるのが効果的です。配達の際は自ずと自宅付近の通勤圏でバイト先を探すことになるので、近くの販売所に聞いてみるのが近道かもしれません。求人募集をしていても、中学生や高校生を雇ってくれるかどうかは販売所に寄るので確認が必要です。

家庭の事情などで新聞配達バイトをしたい場合は、保護者や学校、福祉関連のサポートを受けるのも良いでしょう。労働基準監督署の認可を受け、実績があり信頼できる新聞販売店を紹介してくれることも期待できます。

まとめ

新聞配達バイトは、中学生や高校生にもはたらくチャンスのあるバイトです。特に中学生は、はたらく場所や職種が法律で制限されているので、新聞配達バイトの存在は貴重です。ただし、時間帯や条件面で厳しい制限があることはぜひ理解してください。また、はたらいた経験のない中高生がはたらき始めるときには、社会人としてのルールや新聞配達の心構えを知っておくことが大切です。

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