服装や髪型は自由?意外に厳しい引越バイトの身だしなみチェックポイント

荷物を梱包したら家から搬出しトラックへ積み込んで移動。新居に着いたら今度は荷物をトラックから運び出し、各荷物を指定された部屋へ搬入していきます。引越のアルバイトは移動中以外、常に動かなければいけないハードな仕事。パワフルワークで、バイト時の服装は自由なイメージがあるかもしれません。

引越の仕事は、お客さまの大切な荷物を取り扱い、実際にご家族と対面する機会もある接客・サービス業です。しかもお客さまと接するのは引越の当日のみ。その短い数時間での印象がすべてになるため、見た目の印象はとても大切になります。さらに忘れてならないのは、お客さまと会うのが店舗ではなく、お客さまのプライベート空間だということ。お客さまの立場からすれば知らない人を家に迎え入れるわけですから、信頼できそうな人でないと不安になりますよね。

そのため引越会社では、服装や髪型などの身だしなみにとても気をつかいます。多くの引越会社では制服を持ち、バイトに貸し出すか配布をしています。また勤務時には「身だしなみチェックシート」などで服装や髪型の規則を徹底するようにしているのです。ここでは引越バイトの服装について、気をつけるポイントを紹介していきましょう。

長髪、奇抜すぎる髪型はNG!

引越バイトを始めたばかりのころは、裏方の補助的な作業を担当することがあります。その場合、お客さまと直接話をするのは社員や先輩バイトスタッフで、新人スタッフがお客さまと対面することはほとんどありません。こうした作業ならば、長髪でも採用となる引越会社もあります。実際に引越の現場には行かず、事務の仕事を担当するケースもあります。

しかし、多くの引越会社では原則「長髪・茶髪は禁止」が一般的。その理由は、お客さまが作業員の髪型を見たときの印象を大切にしているからです。特に印象を左右する髪型について、細かく規定する引越会社も少なくありません。

バイトの面接でも、この「お客さまに悪い印象を与えない」身だしなみが採用・不採用の大きなポイントになってきます。奇抜な髪型や長髪では面接選考で落とされる可能性があります。また人柄ややる気を評価され、面接で採用になったとしても、過度に染髪している場合は就労時に変えることが求められる場合もあります。長髪についても、男性の場合は基本NGとする会社が多いようです。

一方、女性は長髪・染髪ともに男性よりは許容範囲が広く設定され、相手に不快感を与えない程度の染髪ならば問題はないとする会社もあります。また長髪についても引越の現場に行くときは、長い髪を束ねて帽子をかぶるなどすればOK。安全性は重視されますが、ある程度は認められる傾向にあるようです。

アクセサリーをつけての作業もダメ!

ただし、男女問わず華美なアクセサリーをつけて作業することはできません。その理由は大きく3つあります。ひとつは、服装や髪型同様、お客さまの印象を悪くしてしまうこと。ふたつ目は家財を傷つけてしまうこと。そして3つ目は自分だけではなく、周囲の人にもケガをさせてしまう可能性があるからです。

引越では、お客さまの荷物を梱包したり、手で運んだります。このとき日常生活にはない大きな負荷がかかるため、指輪をして梱包作業をすると表面に傷がついてしまいかねません。軍手をはめて梱包済みの家具を持ったとしても、家具や家電の素材によっては指輪でヘコみができてしまうこともあるのです。このことは結婚指輪に限らず、ボディーピアスやネックレス、ブレスレット、時計にも同じことがいえます。引越バイトではお客さまの大切な荷物を扱うため、細心の注意をはらうことが大切。そのために、家財を傷つける可能性のあるアクセサリー類は禁止とされるのです。

また引越作業中には普段の生活とは異なった動きをすることがあり、思いがけない事故が起こります。たとえば、アクセサリーに荷物がぶつかってアザが残ったり、重たい荷物を持つ際に時計やブレスレットが荷物に引っかかってケガをしたりしてしまいます。共同作業も多くスタッフ同士が交差した場合などアクセサリーが引っかかり思わぬケガをさせてしまいます。顔や耳をぶつけることは少ないですが、それでもピアスなどがひっかかると大きなケガにもつながるので、作業中は外すようにしましょう。

アクセサリーと同じように、「爪・ネイル」も会社によって禁止としているケースがあります。規約になくても、長い爪や華美なネイルは身だしなみの観点でも安全面においても避けるべきです。爪が伸びちゃったなという場合は、作業に行く前に短く整えることが必要です。

服装は何を着ていけばいい?

引越前の集合場所に行くまでは、基本的には服装は自由です。大手引越会社には制服があるので、作業前に営業所や現場で着替えます。制服は無償で支給され、辞めるときに返却するのが一般的ですが、稀に有償の場合もあるので、バイト募集や面接時に確認すると良いでしょう。

支給された制服は身だしなみに影響するほど破れてしまうまでは、各自で洗濯し繰り返し使用します。期間限定や日雇いバイトの場合は、制服は貸し出され、作業終了後に回収されて営業所が洗濯するケースもあります。

もしも制服がない場合は、スポーツをするときのウェアのように動きやすい服装で行きましょう。また、大きな負荷がかかることも多いため、ある程度強度があり、また引っかかりやすいような装飾がないものを選びましょう。

支給されないけれどもあったほうがいいものとして、軍手があります。同じ軍手でも、家財を運ぶときに持ちやすくするために滑り止めがあり、手にフィットするちょうど良いサイズを選ぶと良いでしょう。コンビニなどでも購入できますが、“ちょっと良い”軍手はホームセンターなどで見つけることができます。実は手になじむ軍手があるかどうかで、安全性や作業効率も変わったりするので、「マイ軍手」を用意することをおすすめします。

そのほかには、会社から「安全靴」と呼ばれる作業靴が支給される場合があります。安全靴は万が一のときに備え、つま先を衝撃や重さから守るため硬い素材でつくられています。作業スタッフとしては安心ですが、支給されないことも多いので、動きやすく脱ぎやすい靴を用意しましょう。

もうひとつ、忘れてはならないのが、靴下です。作業するのはお客さまの家であり、新居なので、きれいな靴下であることが求められます。こちらも印象を大切に、できれば白い靴下を用意すると良いでしょう。

制服の帽子は必ずかぶらなきゃだめ?

制服がある引越会社では一般的に制帽も用意されます。帽子はお客さまに清潔感や規律性があることを示す理由のほかに、髪の毛の落下を防いだり、夏季には短時間でも炎天下で作業することがあるため熱射病を防ぐといった効果もあります。そのため帽子の着用が義務づけられているケースが多いようです。

女性で髪の長い人は、髪を束ねて帽子の中に入れて作業することになります。たとえばローポニーやシニヨンにすると髪が落ちにくくなり、より作業がしやすくなるはずです。

注意が必要なのは、作業中でも帽子をとるべき場面がいくつかあること。お客さまのご自宅へ上がるときや挨拶をするときには、帽子をとって一礼することを忘れないようにしましょう。またお客さまとお話するときは、帽子を深くかぶったままでは失礼になるかもしれません。礼儀を大切に、状況に応じた対応ができるようにしておきます。

まとめ

引越の仕事は、パワフルワークでありながら、サービス業としての対応が求められます。そのため、多くの引越会社では髪型や服装、靴下まで作業スタッフの印象を左右する身だしなみについて規則を設けています。契約時にこうした身だしなみについて「規約の理解を確認する書類」にサインを求められる場合もあります。

わからないことがあれば、面接時やバイト登録や契約時に確認すると、初日に何かを忘れて困るといったことがなくなるはずです。

大切なのは、お客さまに好印象を与える清潔感。引越バイトは体力も必要ですが、細やかな気遣いができるサービス精神の持ち主が重宝される職種なのです。

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