塾講師バイトの志望動機を例文で紹介!採用されやすい履歴書の書き方

塾講師のバイトで採用されるには、履歴書が最初の関門です。履歴書のスペースは限られており、書類選考に通って面接に呼ばれない限り、内容について口頭で補足することはできません。

応募時ではなく、面接時に直接提出する場合であっても、履歴書という限られたスペースの中で自分の資質や特徴を的確にアピールすることができなければ、塾側に「採用したい」と思わせることは難しいでしょう。

では、どのように履歴書を書けば、採用担当者の目を引きつけることができるのでしょうか?今回は、塾講師のバイトに応募することを考えている人を対象に、最も大切な「志望動機」の書き方など、履歴書作成のポイントについてご紹介します。

応募から塾講師のバイトに採用されるまで

塾講師のバイトに応募するところから採用までの流れとポイントを説明します。

●履歴書の提出

塾講師のバイトに応募するためには、まず履歴書やエントリーフォームに記載するところから始めます。応募は個別指導・集団指導、いずれの場合も「an」などのバイト求人サイトや塾講師用の募集サイトなどを経由するのが一般的です。中には各塾のWebサイトから直接応募したり、大学の先輩や友人・知人の紹介で塾講師を始める人もいます。

「an」などのバイト求人サイトの場合は応募フォームに必要事項を記入して送信。履歴書の場合は市販の履歴書やダウンロードした履歴書に記入して郵送したり、面接時に持参します。

●面接・模擬授業

履歴書の選考を通過すると、次は面接や筆記試験に進みます。面接では、個別指導塾と集団指導塾で採用の観点がやや異なります。その際、模擬授業を行うところもあります。

人気の個別指導塾の場合、板書をせずに、家庭教師のようにテキスト主体で指導するところがたくさんあります。集団指導塾の場合は、生徒たちを統率する力を求められる傾向があります。生徒の人数が多い分、個別指導塾より時給が高く設定されているところが一般的です。

●筆記試験

筆記試験は面接と同じ日に行ったり、面接を通過した人だけに後日あらためて実施したり、あるいは面接の前に行ったりと、塾によってさまざまです。試験の内容は、自分が担当を希望する科目をはじめ、英語・数学・国語などの基本教科で、漢字の読み書きや計算のほか、一般常識を問うもの、作文・論文を課しているところもあります。

塾講師に応募する際の履歴書のポイント

「an」などのバイト求人サイトを経由して塾講師に応募した場合でも、面接に呼ばれたら、あらためて履歴書の持参を求められます。それは正社員に限らず、バイトでも同様です。といっても、大学生や社会人経験のない人の中には、履歴書をどのように書けばいいのか悩む人もいるでしょう。そこで、履歴書を記載する際の主なポイントについてお伝えします。

●学歴欄は小学校から記載する

社会人経験のある人は特に大学名だけを記載しがちですが、教えるのは小学生から高校生。高校・大学の受験はもちろん、中学受験を経験していると、受験をする小学生の気持ちがわかるとして採用に有利にはたらく可能性が高くなります。受験経験がなく、エスカレーター式で大学まで上がった人も記載したほうがよいでしょう。

●塾講師や家庭教師の経験をアピールする

塾講師、家庭教師など人に勉強を教えた経験のある人は、積極的にアピールしましょう。「即戦力」として採用される確率が高まります。ただし、塾の中にはほかの塾で講師のバイトをすることを一定期間禁止しているところもあります。

また、ほかの塾で現在も講師としてはたらいている人は、面接の際、同じ塾講師の仕事なのになぜバイト先を替えたいと考えているのかを聞かれます。納得できる説明ができるよう準備しておきましょう。

「こちらのほうが時給がいいから」といったお金に関する内容を主張するのではなく、「現在は中学生に理科を教えているのですが、もともと数学の教師になることを希望しており、御社のWebサイトで数学の講師募集の案内を拝見して、ぜひ担当したいと思いました」などと答えるのがよいでしょう。

●趣味や特技欄の書き方を工夫する

変わった趣味を書くという意味ではありません。「趣味=読書」だけでは、まったく目にとまらないということです。仮に読書であれば、古典から最近のベストセラーまで幅広く読んでいることをアピールするのも良いでしょう。

ほかにも特技が水泳なら、競技大会で上位に入賞した経験や、現在でもサークル活動などを通して毎週泳いでいることなど、なるべく詳しく書くことがポイントです。

免許・資格を記載する場合は「英検」のように略称ではなく、「実用英語技能検定」と正式名称で書くことも大事です。

ただし、「実用英語技能検定3級」など大学生や社会人のレベルにふさわしくない資格については、一般的に低評価につながることもありますので、記載しないようにしましょう。一方、勉強中のものについて「○○の資格取得を目指して勉強中。○月取得見込み」などと記載するのは可能です

●「特になし」とは書かない

趣味・特技欄だけでなく、ほかの記入欄についても「特になし」とは書かないようにしましょう。それだけでやる気がないと思われるおそれがあります。「本人希望記入欄」については「貴社規定に従います。」で大丈夫です。

志望動機については、次で詳しくご紹介します。

塾講師に採用されるための志望動機例文

履歴書で重要なのは「志望動機」の書き方といっていいでしょう。では、どのように書けばよいのでしょうか?例文と合わせてご紹介します。

●志望動機に書くこと

「志望動機に何を書いたらいいのかわからない」「書くことがない」という人が少なくありません。そういう人はなんとなく応募している場合が多いので、採用される確率は決して高くないと自覚しましょう。本当に塾講師になりたいのであれば、自分なりの志望動機はいくつも浮かんでくるはずです。

志望動機を記入する際は、主に以下の点を盛り込むようにしてください。
・なぜ塾講師になりたいのか?
・どの教科を担当したいのか?またその理由は?
・どんな塾講師になりたいのか?
・塾講師の仕事を通して身につけたいものは何か?

●例文(主要部分のみ)

例1)自分が教わった塾講師のようになりたい
中学から高校の6年間、塾に通いました。私が○○大学に入学できたのは、その塾の先生方のおかげです。中でも数学が苦手だった私に数学のおもしろさや奥深さを教えてくれた先生のことが忘れられません。数学が苦手な生徒は多いと思います。
そんな生徒たちに対して、成績を上げることはもちろん、その先にある数学の魅力を伝えて、少しでも数学に対する苦手意識を軽減させるお役に立ちたいと考えております。

例2)家庭教師の経験を活かしたい
昨年4月から今年3月まで、家庭教師のアルバイトをしておりました。この春、担当していた生徒が第一志望の高校に合格しました。生徒やご両親の喜ぶ顔を見たときは感無量で、やりがいや達成感を感じることができました。生徒の頑張りはもちろんですが、学力や性格に合わせて学習計画を綿密に立て、調整を挟みながらも計画通り順調に進められたことが合格につながったと思います。
今度は貴社で、この経験をより多くの生徒を相手に活かしたいと考えました。

例3)教師になる目標をかなえたい
小学生のころから人に教えることが得意で、テスト前などは多くの同級生に試験のポイントを解説していました。現在は○○大学教育学部に在籍しており、将来、英語科の教師を目指して勉強中です。
貴社の集団指導クラスにおいて塾講師としてはたらくことで、人に教えることの楽しさ、おもしろさ、そして難しさを経験することができるのではないかと思いました。生徒一人ひとりの学力アップを目指し、私自身も教師としてのスキルを磨いていきたいと考えています。

●志望動機のNG例

次のような志望動機は印象が良くないので記載を避けましょう。
・高い時給に引かれました。
・学業と両立しやすいと思い、応募しました。
・子供が好きなので応募しました。

お金の話を出していいのは最終面接。履歴書の段階でお金目当てであることを前面に打ち出すのは、印象が良くありません。

塾講師は授業以外にも予習や授業後のフォローなどの仕事があります。そのため、「1コマあたりの拘束時間が短く、学業と両立しやすいから」というだけの理由では好印象は与えられないでしょう。また、「子供が好き」なのは当然。それだけでは動機として弱いです。

ポイントを押さえて、採用担当者の目を引く履歴書作成を

塾講師に限らずバイトに採用されるためには、まず履歴書で採用担当者の目を引きつけないことには始まりません。履歴書はただ書けばいいわけではなく、書き方にポイントがあります。今回ご紹介したポイントを外さないようにすれば、書類選考を通過する確率は飛躍的に上がるはずです。ぜひ参考にしてください。

※2016年12月26日公開/2017年6月1日最終更新
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