塾講師のバイトに必要な学歴とは?高学歴じゃなくても大丈夫!

塾講師のバイトをしたいが、難関大学に合格していないとなれないのだろうか?」。このようにトライする前から、躊躇していませんか?もちろん学歴は大切な要素ですが、それがすべてではありません。むしろ高学歴がマイナスに作用する場合もあるのです。

今回は、学歴を気にして塾講師のバイトへの応募を迷っている人を対象に、塾講師と学歴の関係についてご紹介します。

塾講師のバイトは高学歴じゃないとダメ?

塾講師の仕事の基本は、生徒に勉強を教えることです。そのため、勉強が得意で人に教えるのが好きだということは大切な前提条件です。ただし、学歴については一部の塾を除くと、必ずしも高学歴である必要はありません。

もちろん、学歴は採用基準のひとつであり、一定のレベル以上の学歴はあったほうが望ましいでしょう。ただし、必ずしも東大や京大、早稲田や慶應義塾といった難関大学である必要はありません。確かに塾には、難関大学や有名大学の在学生や卒業生がはたらいているケースはよくあります。それを売りにしている大手の塾もあるので、高学歴が必須条件だと考える人がいても無理はありません。

しかし、塾講師の応募資格は「4年生大学に在学中、または卒業」というところが一般的で、塾によっては短大生でも大丈夫な場合もあります。難関校向けの一部の塾を除き、大学名まで指定しているところはほとんどありません。なぜなら「わかりやすい授業をして、生徒の成績を向上させる」という塾講師の実力は、学歴の高さと必ずしも比例しないからです。

学歴や学力の目安は、次のように考えるとよいでしょう。

●小学生を教える場合

中学レベルを教えられる知識と学力が必要です。小学生には、まず勉強することへの興味を持たせることが重要で、わかりやすく工夫した授業や、かみ砕いた伝え方が求められます。特に成績が下位の生徒を対象にした補習塾の場合は、わかりやすさと同時に根気も大切です。

一方、中学受験を目指す生徒を教える場合は、受験対策に精通しておく必要があります。

●中学生を教える場合

高校受験レベルを教えられる学力や知識が不可欠です。中学1~2年生のころはまだしも、中学3年生になれば難しい問題も増えます。

難関校を受験する場合は相当難しい問題も出題されます。生徒に質問されたときに答えられないと信用を失ってしまうので、難関校の問題をクリアできる学力を備えていることが求められます。

●高校生を教える場合

高校生で塾に通う生徒は大学受験を前提にしています。したがって、現役の大学生や大学院生、または大卒以上の学歴・学力が必要です。成績下位の生徒を教える場合は、わかりやすさと同時に勉強に対するモチベーションを向上させることも求められます。

一方、難関大学を志望する受験生を教える場合は、塾講師にも難関大学の在校生か卒業生であることを要求されることがあります。難関大学・有名大学、医学部受験への高い合格率を標榜する大手の塾は、この傾向が強くなります。

大手の塾は全国に存在しますし、ネットを利用した遠隔授業も盛んです。大手の塾は全国に存在しますし、ネットを利用した遠隔授業も盛んです。

そのため塾業界では、慢性的な講師不足に陥っているのが現状で、主婦や社会人を歓迎しているところもあります。塾講師になりたいという熱意がある人には、有利な状況といえるでしょう。

塾講師に必要なキャリアとは?

塾講師のバイトに応募する際、有利になるキャリアとは、ズバリ「受験の経験」です。内部進学のエスカレーター式で大学まで上がった人よりも、受験勉強を経験したことがある人のほうが勉強のポイント、生徒がつまずきそうな点などを実感として理解しアドバイスできるからです。

もちろん、中学受験を目指す小学生を指導する場合は中学受験の経験、高校受験を目指す中学生を教える場合は高校受験の経験、大学受験を目指す高校生を教える場合は大学受験の経験があることが望ましいでしょう。

なかでも有名な私立高校の受験を目指す中学生を指導する場合は、自分も私立高校を受験し合格している実体験があると採用にプラスにはたらきます。

また、大学受験の場合、医学部進学コースや東大、京大などの難関大学を専門にしている塾があります。そういう塾ではそれぞれの大学や学科の合格経験があることが採用条件になっている場合が少なくありません。

なぜなら、要求される授業内容のレベルが高い上、塾講師の学歴が低いと生徒たちが不安に思ったり、不信感につながるケースがあるからです。とはいえ、それは一部の塾だけの話であり、大半の塾ではそこまでの高学歴は求められません。なぜなら「学歴=塾講師の実力」ではないからです。

あまりに高学歴すぎると採用が不利になるケースもあります。難関大学の学生が塾講師のバイトに応募したものの、「優秀すぎて、勉強がわからない生徒の気持ちが理解できないのではないか?」と判断され、不採用になることも決して珍しくはありません。つまり、高学歴が逆のハンディキャップになるというわけです。

合格へ至る道筋を知っていることは重要ですが、受験といっても、各科目ごとの勉強だけではありません。受験への心構えや受験テクニックに始まり、スランプや焦り・不安などへの対処法、体調管理の仕方などを聞かれて指導する場合もあります。そういう場合、自分に受験経験があるとアドバイスに深みが出て、より親身な指導ができるでしょう。

学歴よりも大切な「教える技術」

塾講師に求められるのは、本人の学歴よりも「教える技術」です。塾講師の仕事は「生徒の学力を伸ばすこと」「志望校に合格させること」です。それには、知識をわかりやすく伝える能力が欠かせません。特に小学校低学年を指導する場合は、学年に応じたレベルまでかみ砕いて教える必要があります。

もちろん、塾講師には「指導書」や「解答書」が配布され、その通りに教えれば良いというところもあります。しかし、生徒から「わからない」「先生の教え方は下手」と言われたら、その話はすぐに親や保護者、塾の経営者に伝わります。

そんなときに「こんなこともわからないのか!」と言うような人は塾講師に向いているとはいえません。十分反省した上で塾の経営者や教室責任者に相談し、指導方法の改善を図ることで塾講師の技術をみがいていきましょう。

塾に通う生徒の中には、学校の授業についていけず、勉強そのものに興味がない人も大勢います。そんな子どもたちに少しでも勉強に興味を持ってもらい、成績を上げさせるのは簡単ではありません。学歴よりも求められるのは教える技術であり、教えることへの熱意、あきらめない粘り強さなのです。

学歴以上に重要なコミュニケーション力

教える技術と同様に、コミュニケーション力も重要です。 この場合のコミュニケーション力とは、授業中に生徒を笑わせることではなく、相手の気持ちを理解して信頼を勝ち取る能力です。教える技術だけ高くても、生徒の気持ちがわからないのでは、生徒がどこを理解できていないのかが把握できないおそれがあります。

また、「学力を高めてあげたい」「志望校に合格させてあげたい」という強い思いを抱き、勤務時間外でも生徒の質問に快く応じてあげるような献身的な姿勢も大切です。

相手は子どもであり、年齢が10歳以上離れていたり、性別が違うこともあります。そのため、生徒の性格や特徴に配慮したコミュニケーション力が求められます。

また、コミュニケーションを取る必要があるのは、生徒だけではありません。親や保護者、塾の経営者や先輩・同僚の講師らとうまくコミュニケーションを取れることが塾講師のバイトを長く続けていくためには欠かせない要素です。

相手の気持ちを理解し、共感できれば、相手も心を開くものです。コミュニケーション力と教える技術がうまくマッチすれば、生徒の成績を上げることができるでしょう。

学歴の高さよりも、教える技術とコミュニケーション力が必要

塾講師に必要な学歴は、必ずしも難関大学や有名大学である必要はありません。逆に高学歴が不利になる場合もあるのです。生徒が求めているのは、わかりやすい授業をしてくれる講師であり、親や保護者が講師に望むのは子どもの成績を上げ、志望校に合格させてくれることであって、高学歴であることではありません。

教える技術、コミュニケーション力に自信があるのに、学歴を気にして塾講師のバイトへの応募をためらっている人は、積極的に挑戦してみることをおすすめします。

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