アパレル店員になる方法|仕事内容・やりがい・魅力・必要なスキル

アパレル店員といえば、おしゃれをして店頭に立ち、笑顔で接客する姿をイメージする人が多いのではないでしょうか?店頭で接客する以外には、どのような仕事があるのでしょうか?今回はアパレル店員を目指している人に向けて、仕事内容や魅力、勤務中の服装、必要なスキルなどについて詳しくご紹介します。

アパレル店員の仕事内容は?

アパレル店員の仕事内容は接客業務やコーディネート提案のみにとどまりません。レジ応対や清掃、品出し、検品、ディスプレイ変更などもあります。

● 接客業務

勤務時間のうち最も多くの時間を占め、重要なのが接客です。店内にお客さまがいないときも「いらっしゃいませ」「どうぞ、ご覧くださいませ」と声を出し、お客さまを店内に呼び込みます。

・ 商品やブランドに関する案内

お客さまが商品を見始めたり、手に取ったりしたら、「そちらの商品は今週入荷したばかりの新作です。特にベージュは人気で、残りが少なくなっているんです」など、商品についての情報やショップのおすすめを案内します。お客さまが必要とする情報を提供し、売上につなげます。

・ コーディネート提案

コーディネートの提案はアパレル店員としての腕の見せどころです。「このカーディガン、すごくかわいいけど合わせ方がわからなくて……」「今日着ているトップスに合うスカートが欲しいんだけど……」などとお客さまに相談されたら、アドバイスをします。商品ごとに、売りとなるポイントやコーディネートのバリエーションなどをあらかじめ勉強しておく必要もあります。お客さまの気に入るコーディネートを提案できれば、購入してもらえる可能性が高まります。そのときは購入してもらえなくても、お客さまが店員のファッションセンスを気に入って再び来店してくれるかもしれません。

● レジ応対

接客と同じくらい、重要な仕事がレジ打ちです。自分が接客したお客さまをそのままレジに案内して会計し、見送りまでするケースも多く、接客もレジもオールラウンドにこなせる必要があります。会計中もセールの案内やショップ情報などを案内するチャンスなので、次回へつなげるトークが欠かせません。

● 店内清掃

主に開店前や閉店後、店内をきれいに清掃します。床、棚、フィッティングルームなどにほこりやごみが落ちていないようにし、商品やディスプレイにも乱れたところがないようチェックします。レジ周りやストックも気づいたときに整頓し、お客さまが気持ち良く買い物できるように店内をいつも清潔にしておきます。

● 入荷商品の検品

商品の入荷があったら、開店前や空き時間などに検品を行います。伝票と照らし合わせて商品の数、サイズなどをチェックするほか、傷や汚れがないかなども確認します。

● 品出し・商品整理

商品が売れたら新たに補充したり、お客さまが手に取って戻した商品を畳んで陳列し直したりと、売場商品のメンテナンスは欠かせません。セールのときなど混雑した状況でも、商品がぐちゃぐちゃのまま置かれないように気をつけましょう。買う側が商品を手に取りやすいよう、売場の商品を整頓するのも大事な仕事です。

● ディスプレイ変更・メンテナンス

マネキンのコーディネートや商品の陳列など、お店のディスプレイ管理は売上を大きく左右する仕事です。店頭に商品が不足していないか、商品の配置に問題がないか、常にチェックします。マネキンのコーディネートや陳列は、開店後に売行を見て変更することもあります。


また、キャリアを積んでいくと、売上の確認や顧客情報の管理など、店舗経営に関わる仕事を任せられることもあります。

アパレル店員の魅力・やりがいとは?

アパレル店員としてはたらく魅力や、毎日の仕事の中で感じるやりがいにはどのようなものがあるのでしょうか?外から見るだけではわからない、アパレル店員ならではのメリットもあります。

● お客さまに喜んでもらえる

自分がおすすめしたコーディネートをお客さまに気に入ってもらえたり、自分が着つけたマネキンのコーディネートを参考にしてもらえたりするなど、お客さまに喜んでもらえることが自分にとっても大きな喜びになります。

● ファッションセンスが磨かれる

ブランドの最新アイテムに触れたり、ともにはたらく仲間や先輩から刺激を受けることで、ファッションセンスが次第に磨かれていきます。アパレル店員には単にブランドのアイテムを身につけるだけではなく、メイクや髪型も含めてお客さまがまねしたくなるようなファッションセンスが必要とされます。

● トレンドに敏感になる

最新のアイテムをいち早く手に入れることができるのも、アパレル店員ならではのメリットです。ファッションの最新情報もキャッチできるので、周りの人よりも一歩先を行くファッションができるという魅力もあります。また、はたらいている店の服は社員割引で購入できるところもあり、おしゃれが好きな人にとってはうれしいポイントです。

● ファッションに関する専門知識が身につく

はたらくうちに、服や靴などファッションの専門知識が身についていきます。手入れの方法や素材別の保管方法、サイズの見方やきれいに着こなす方法など、実生活の中で役立つ知識も得られます。


接客の経験を積み、専門知識を学んでセンスを磨いていけば、自分の仕事に自信を持てるようになります。好きなファッションの世界で自分磨きができ、自分の提案でお客さまに喜んでもらえるという達成感は、アパレル店員を続けていく上で大きなやりがいだといえるでしょう。

勤務中の服装や髪型にルールはある?

服装や髪型には自由なイメージのあるアパレル店員ですが、実際にはどのようなルールがあるのでしょうか?気になる服装事情についてご紹介します。

● そのブランドの服を身につける

洋服店であれば、アパレル店員には自社ブランドの洋服をセンスよく着こなして売場に立ち、宣伝もかねるという役割があります。着る際は、在庫のあるものを着用するのが原則です。アパレル商品は移り変わりが早いため、シーズン毎にこまめに買い替える必要もあります。そのため、自社ブランドの洋服の着用を指定する企業の多くは、大体3割引き程度の社員割引制度を設けています。企業によっては、服装自由として自社ブランドに限定しなかったり、社員割引制度がない代わりに制服代として給料とは別に一定の額を支給したりするところもあります。制服貸与という形で購入せずに自社ブランドの洋服を着られる場合もあります。洋服店以外でも、そのブランドの雰囲気にあった着こなしが求められるため、高級店なのにカジュアルすぎる格好や、奇抜なデザインの個性的すぎる服装は避けるなど、一定のルールが決められていることがほとんどです。

● 髪型やメイクもブランドイメージを意識

髪色や髪型はまったくの自由というわけではなく、勤務先の店舗や企業によっては規定があります。明確なルールがない場合でも、ブランドイメージを崩さないようにしなければなりません。そのブランドの「顔」としてお店に立つ以上、服装だけでなく、髪型やメイクを含めたトータルコーディネートや、自社ブランドの魅力をアピールできるよう意識することが求められます。

● 増えすぎてしまった洋服の処分方法

どんなに自社ブランドの洋服が気に入っていたとしても、シーズン毎に増えて行く洋服でクローゼットがいっぱいになってしまうというのは、アパレル店員に共通の悩みです。まだ着られるのに不要になってしまった洋服については、友人や家族に譲ったり、古着屋やフリマで売ったりして整理します。最近ではインターネットのフリマやネットオークションを上手に活用し、服を無駄にせず、自分もちょっとした収入を得られる方法を選ぶ人もいます。

アパレル店員に必要なこととは?

ファッションセンスやトレンドに関心があることはもちろん、接客業での経験など、アパレル店員にはどのようなことが求められるのでしょうか?

● レジや接客業の経験

飲食店での接客経験やコンビニ・スーパーなどでレジ打ちの経験があると、アパレルの仕事でも活かすことができます。お客さまとの話し方や、レジの機械の扱い、お金の渡し方を知っていると、面接の際アピールできるポイントになります。

● ファッションやトレンドへの関心

体型や容姿にかかわらず、自分に似合うファッションを上手に着こなしている人はおしゃれに見られます。お客さまはファッションセンスのある人から商品やコーディネートを提案されたいと思っています。あらゆるお客さまに満足してもらうためにも、ファッションへの飽くなき探究心が必要です。専門知識を身につけたいという意欲が、何よりの原動力になるでしょう。

● 明るく前向きな性格

お客さまが親しみやすく、居心地の良さを感じられるよう、アパレル店員には人当たりの良い接客が求められます。笑顔で元気な接客はお客さまを惹きつけ、一緒にはたらくスタッフにも良い影響を与えます。「人と話すのが好き」という人なら、それを活かして接客の腕を磨くことができるでしょう。

● お客さまを観察する力

いくらおしゃれな店員でも、お客さまに声をかけるタイミングやすすめ方が良くないと商品を買ってもらえません。販売力のあるアパレル店員になりたいなら、お客さまを観察する力が必要です。なんとなく手に取っているだけなのか、サイズや色を確かめているのか、ほかの商品と見比べているのかなど、お客さまが何を求めているのか想像してから声をかけます。


商品をすすめる際は、お客さまの服装や手に取った商品から好みを予想して、似合いそうな商品を提案できると良いでしょう。話しかけられたくなさそうな人には声をかけなかったり、迷っている場合はほかのアイテムも提案して選択肢を増やしたり、押してばかりの接客ではなくその場の空気を察知して柔軟な対応ができると、お客さまからの信頼を得られるようになるはずです。

地道な頑張りが身を結ぶ、やりがいのある仕事

アパレル店員になると、ファッションに関する勉強だけでなく、接客技術を磨いたり、売れるためのディスプレイを考えたりすることも要求されます。それだけたくさんのことを学べる環境であり、華やかさだけでなく、地道な頑張りが身を結ぶやりがいのある仕事です。日々お客さまと直に接していると、自分が頑張ったぶんだけ確かな手応えが返ってきます。アパレル店員に興味のある人は、ぜひあこがれで終わらせず、チャレンジしてみてください。

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