人と出会い自分を知っていただくうれしさ…etc.
初アポから契約まで~初心者営業マンが語る★仕事の魅力
高収入、正社員登用あり、スキルアップという魅力満載の営業の仕事。でも魅力ゆえに、自分には難しいと考えていませんか。誰でも未経験だったときはあるもの。今回は、未経験から営業をはじめた4人に、営業の魅力、やりがいを語ってもらいました。 (ライター:KAWAKAMI  イラスト:ホリユウスケ 編集部:メガネ 制作日:2009/6/29)
今回、語ってくれた現役営業マンたち
アドバイザー営業歴1年
山崎 一真さん(30)
賃貸物件のアドバイザーを担当
へやナビ株式会社
東京都渋谷区渋谷1-13-8サカエビル5F
新規開拓営業歴1年半
藤田 崇寛さん(29)
保険商品の営業を担当
株式会社ヒューネル
住所:渋谷区千駄ヶ谷4-27-1神宮外苑ビル5F
ルート営業歴6ヵ月
室 嘉彰さん(26)
家電量販店への営業を担当
株式会社サンビレッジ
東京都渋谷区渋谷1-8-7 第27SYビル6F
新規開拓営業歴1年半
田村 秀幸さん(22)
インターネット回線の営業を担当
株式会社サンビレッジ
東京都渋谷区渋谷1-8-7 第27SYビル6F
お客様が話に応じてくれた初アポイントのよろこび!

田村さん(以下田):僕は一般のご家庭を1件1件たずねて、インターネットの接続サービスを案内する訪問営業をやっています。始めたばかりのころは、なかなか話を聞いてもらえなくて苦労しましたよ。インターホンを鳴らして説明をしても、ドアさえ開けてもらえず断られてしまうんです。何十件と訪問して、初めてドアを開けてもらえたときは、うれしかったですね。

藤田さん(以下藤):わかるな~。保険営業の僕は、訪問じゃなく電話でアポイントを取るけど、ほとんどの人は話を聞かずに電話を切ってしまうんですよね。だけどあきらめずに何十件とかければ、必ず誰かがアポイントに応じてくれる。応じてくれると、ここからスタートだ!ってやる気がみなぎってくるよね。

室さん(以下室):僕は新規開拓と違いルート営業なので、決められた量販店に企画営業をしに行きます。だから話を聞いてもらえないってことはないけど、量販店の方と信頼関係を結ばないと、なかなか契約してもらえないんですよ。お店の人が僕の名前を覚えて、企画もしっかり聞いてもらえたときはうれしかったな。

山崎さん(以下山):僕も不動産賃貸の営業だから、こっちからアポイントを取ることはないですね。お客様のほうから「部屋を借りたいんですけど」といらっしゃいますからね。でも、僕の場合は「実際の物件見せてもらおうかな」とお客様にはじめて言われたときかな。間取り図を見るだけで終わらず、内覧という次のステップにいけたことがうれしかったな。

お客様の信頼を得て契約できたときの達成感!

室:過去に契約をした中で一番思い出に残っているのは、戦隊ヒーローのイベントを提案したときかな。僕が営業先の家電量販店で「人目をひく戦隊もののイベントを店頭でやって、ノートパソコンの魅力をお客様にアピールしましょう」と言ったら、「ぜひやろう」とOKしてくれたんです。

田:室さんが実際にヒーロー役をやったんですか?

室:やりましたよ~。全身タイツのコスチュームを着て(笑)。お店のスタッフとも協力してイベントを開催しました。するとお客様の間で評判になって、パソコンの売上げも伸びたんです。

藤:それはスゴイ! 僕は、最初乗り気じゃなかったお客様が「あんたが勧めるなら保険に入ろう!」と言ってくれたときが一番思い出に残ってるかな。「自分を認めてくれたんだ」って思えて、大きなやりがいを感じましたね。お客様によっては、直接訪問しなくても、アポイント電話の段階で契約を決めてくれることもあるんですよ。

田:その場で契約を決めてくれるってことは、お客様が自分のことを好きになってくれた証ですよね。僕も訪問営業なので、その場でお客様に契約をしてもらうケースが多いんです。最初は話も聞いてくれなかったお客様が、僕の説明で納得して契約してくれると、ホントうれしくなります!

山:僕はアポイントの苦労が少ない分、契約にいたるまでの心理戦に楽しさを感じるな。例えば、女性のお客様が「部屋を借りたい」と相談にきたら、「セキュリティがしっかりしてる物件がいいですよね」「駅から近くて、コンビニもあったほうがいいですよね」と、こちらから先にお客様の不安を解消するような提案をするんです。お客様の思いを先に言葉にして行動に移す。そうすると、お客様は「あなたが勧めるなら」と契約してくれる。お客様がどのようにお考えになっているかを読んで、契約という結果がでるときの達成感はハンパないですね。

契約後、お客さんのよろこびで2度うれしい!

田:営業やってると、お客様の感謝の声を聞く機会は多いですよね。「この前世話になったから、飲みに行こうか」って誘われることが結構あります。

山:あるある。僕も物件を紹介して、すごくよろこばれたことがあって。「友達が部屋を借りるとき、あなたに相談します」って言ってもらえてうれしかった。合コンに誘われたこともあるんですよ(笑)。

田:僕なんかこの前、「いっしょに旅行でもどう?」って言われちゃいましたよ。お礼の品は受け取れないのでお断りしましたが、仕事以外でも人間関係を保っていきたいって思ってもらえるのはありがたいし、しあわせなことですよね。

藤:僕の扱っている商品は保険なので、すぐにお客様から感謝の気持ちを示されることは少ないかな。だけど、以前契約してくれたお客様が病気で入院されたとき、『あなたの薦めてくれた保険に入っていてよかった。ありがとう』と言ってくださったときは、胸が熱くなりました。

室:僕も量販店の方に「この前のイベント、好評だったよ」「またやろうよ!」と声をかけてもらえるとうれしくなる。単なる営業マンじゃなく、ともに働く仲間のように思ってもらえると、大きなよろこびを感じますね。

人と人とのつながりが持てる仕事迷う前にまずはトライ!

山:営業っていうとツライってイメージを持ってる人が多いみたいだけど、僕にとってはホント楽しい仕事ですよ。「モノを売るんだ!」っていう風に構えて接客すると、お客様にその気持ちが伝わってしまう。だからお客様とは、最低限のマナーを守ったうえでフランクに接しています。たくさんの人と親しくなれるので、ツライなんてことはまったくないですね。

室:モノを売るというより、人と接するのが営業の仕事ですからね。営業で養った“対人コミュニケーション”のスキルは、いろんなところで役立つと思いますよ。

田:僕もそう思いますよ。どんな仕事も、人と関わらないってことはないですからね。営業とひとくちに言っても、藤田さんや僕のような新規開拓もあれば、室さんや山崎さんのようなタイプの営業もある。興味をもって挑戦してみれば、意外とうまくいくと思いますよ。

藤:テレアポの営業も敬遠する人は多いけど、やってみたら意外と自分にあってた人は多いですからね。迷ってるなら一度やってみたらいいんじゃないかな。自分で向き不向きを決めつけず、まずは挑戦してみるのが一番だと思いますね。

編集後記

 今回、営業職の方だけが参加したということで、まずはみなさん名刺交換から始まったのが印象的な座談会でした。苦労したからこそ“契約”をとったときの達成感やうれしさは、今まで味わったことのないものだそうです。営業をやったことがない僕ですが、この話を聞いて“やってみたい!”という気持ちが強く生まれました。

おすすめコンテンツ