「主婦同士で固まっておしゃべり…」「自分判断で行動…」職場のホンネ教えます!パート主婦の迷惑行動TOP5
伊東 文子さん 特定社会保険労務士、キャリアコンサルタント、心理相談員。企業で働いた豊富な経験と専門知識を活かし、母子家庭支援やキャリアアドバイザーとして幅広く活躍。

家計のために働きたいけど、子どもが急に熱を出したら駆けつけなきゃならないし、職場や同僚に迷惑をかけるのでは…と不安な人は多いはず。そこで実際に、職場の主婦のどんな行動が“迷惑”と思われているのか、ホンネを調査。また、どうすればそれらの“迷惑行動”を避けて、円満な職場の人間関係を築けるのかをプロに聞きました! 【監修: 伊東 文子 イラスト:アキワシンヤ 編集部: ぴーち 2012/3/19】

anメルマガユーザーに聞いた! 職場でパート主婦がやっている迷惑行動はコレだ!
1位 主婦同士で固まってのおしゃべり・・・30% 2位 家族が理由による欠勤など・・・21% 3位 残業や追加の仕事への協力姿勢不足・・・19% 4位 子どもや家族の話をする・・・16% 5位 自分判断での行動・・・14%それでは、実際の職場でどのようなことが起こっているのか、見てみましょう!
主婦同士で固まってのおしゃべり

家族や子どもの話など共通の話題が多いこともあり、主婦同士は仲よくなりやすいもの。ですが、その結束力の強さゆえに、数人集まって話しているだけで、噂話や陰口をしているかのように見えてしまうという声が多く聞かれました。また、実際に、うっかりプライベートな話を漏らしてしまったところ、次の日にはほかのパートさんが知っていた…という怖い体験をした方もいたように、こちらにまったく悪意がなくても、主婦同士で会話するうちに、知らず知らずのうちに迷惑をかけてしまっていたというケースもありました。

◆仕事のON・OFFにメリハリを。まわりの方にも積極的に話しかけましょう!
楽しい話は尽きないので、共通の話題の多い主婦がつい固まって話してしまうということはありがちです。また、同じ職場であれば仕事についても人についても、話せばわかる!ということで、どんどん加速してしまうでしょう。でも、あたり前ですが職場は仕事をする場所です。やはりメリハリをつけて、仕事をしてお金をもらっているという気持ちを忘れずに! 話したいことがあったら、お昼休みや行き帰りの時間にしましょう。また、逆にいろいろな方と知りあえるのも職場のいいところ。積極的にまわりの方に話しかけてみましょう。新たな発見もあるかもしれません!

家族が理由による欠勤など

子どもの看病など、主婦が急に仕事を欠勤しなければならなくなるのはよくあること。多かったのは、事情は理解できるし欠勤すること自体は問題ないが、欠勤の仕方と普段の態度に注意すべし、というご意見でした。忙しくて気持ちに余裕がないと、仕事をお願いする相手に対してつい、雑なお願いの仕方になってしまったり、感謝の気持ちがきちんと伝わらず、相手の心象を悪くしてしまったということも。また、そのような誤解を招く背景として、普段から自分の忙しさばかりに気を取られ、同僚の忙しさや大変さを気づかう姿勢が伝わっていないことも挙げられます。

◆自分だけ大変と思わない。ちょっとしたひと言や態度で関係が円滑に!
主婦を雇っている会社は、子育てなどについては、一定理解のある会社です。でも、そのことに甘えていませんか? 休んだときには、必ず誰かがカバーしてくれているのです。ほかの方が休んだときに、ご自分がカバーしたこともあるのではないでしょうか。会社の仕事はみんなが協力して成り立っているもの。どうぞ、自分だけ大変とは思わないでください。急に休む場合は、「申し訳ありません!」と、その後の出勤日に「ご迷惑をおかけしました!」のひと言をまず!! そして、そのぶんを代替で行える日があればシフトの変更に協力したり、出勤してきたときに、自分の仕事はもとよりほかの方の仕事も手伝うなど積極的にすることで誠意を見せましょう。そのひと言や態度で人間関係が格段に円滑になります!

残業や追加の仕事への協力姿勢不足

残業や追加の仕事が降ってくるのは主婦にとって頭の痛い問題です。これについても理解の声は多かったものの、特に指摘の声があったのは、職場が多忙なときの協力姿勢について。職場が非常に忙しいと、職場の雰囲気も殺伐としたり、誰もが気持ちに余裕がない状態になりがちです。そんな中、いつもと変わらない様子で退社しようとしただけで、組織で働いている認識が薄く見えるなど、誤解されてしまったケースもありました。また、急遽シフトに穴があいた際、主婦たちに声をかけたものの、子どものいない人も含め誰にも協力してもらえず困ってしまった、という声もありました。

◆無理…ではなく、できる範囲で代替案を出しましょう!
自分の生活のペースは壊したくないもの。小さいお子さんがいれば、なおのことでしょう。でも、仕事は協力して行うものです。急な残業には対応ができない場合でも、たとえば前もってわかれば、1〜2時間は対応できます、とか、絶対に無理な場合は、たとえば30分早くきてやりますとか、お昼休みにちょっとがんばります!など、自分のできる範囲で代替案を出しましょう。自分は早く帰れて当然!ではなく、「お忙しいところ申しわけありませんが…」のひと言や、残業はできませんが、お手伝いできることはやります、などの声かけが大切。職場のコミュニケーションを円滑にするのは、ちょっとしたひと言です!

子どもや家族の話をする

主婦のおもな関心事といえば、やはり家族や子どもの話です。日々の生活をとおして感じる喜びや怒り、悩みなどを、周囲の人と共有したい、知ってもらいたいと思うのも、もっともです。ですが、家庭にまだ縁のない学生さんなど、さまざまな立場の人が働く職場においては、家庭の話をしてもなかなか共感を得られないというのが実情のよう。世間話をして仲よくなろうと自分の家庭の話をしたのに、「まったく興味がもてない話をえんえんと聞かされた」と逆に迷惑だと取られてしまったケースもありました。

◆自分の話ばかり…はNG。まずは積極的に相手の話を聴きましょう!
みんなで楽しく和気あいあいと、というのは理想的な職場かもしれません。つい、自分中心に話をしてしまうこともあります。でも、職場には年齢も家族環境も職歴もさまざまな立場の人がいる、ということに気をつけましょう。興味のあることは、それぞれ違います。自分のことをオープンにすることを好む人も、好まない人もいるのです。話の内容も、自分が、自分が、ということではなくて、相手のことを思いやる気持ちをもって! 積極的に相手の話を聴く、ということが重要です。

自分判断での行動

家庭も仕事もがんばる主婦が増えていますが、一方でそのやる気が空回りしてしまい、結果的に迷惑行動になってしまったことも。特に、ブランク期間が長いなど、社会から離れていたために、仕事内容やルールを十分に理解しないまま自己流で取り組んでしまい、迷惑をかけてしまうケースが多いようです。たとえば、職場で認められようと一生懸命商品を販売したところ、「押し売りだ」とクレームが入ってしまいお店に迷惑がかかってしまったり、試飲販売の仕事で、サンプルの提供を禁止されていたのに、ほしいだけ配ってしまっていた、ということもあったようです。

◆わからないことは聞きましょう。一生懸命な姿勢は好感をもたれるはず!
仕事をがんばる姿勢は評価にもつながりますし、まずは見てもらいたいもの。しかし、職場にはルールがあります。きちんとしたきまりから、暗黙のルールまで。難しいですね。でも、働く以上は従わなければなりません。わからないこと、迷ったことは、まず、聞きましょう。同じことを何度も聞くのではまずいですが、きちんとメモをもって覚える姿勢を見せて学習することが大切です。そんな学ぶ一生懸命さは、きっと好感をもって迎えられますよ。

※2012年3月19日現在の情報です。
※パート主婦と一緒に働いた経験のある方50名に調査。
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