事前に知って心の準備OK!先輩ママ直伝!初パート“家庭両立”2大トラブル対処法

 初めてのパート、家庭と仕事を両立できるかな…家庭に支障が出たら困るな…と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、初パートを始めたときに家庭でおこりがちな“2大トラブル”を、先輩ママ達がどのように乗り越えたのか、インタビューをしてきました。生活パターンが変わればその影響がどこかにでるのは仕方のないこと。すべて完璧にやろうとせず、体験談を参考に心の準備をしてみてくださいね。

【取材・文:おおたとしまさ 構成:もっつん 制作日:2011/2/21】

ママが初めてのパートを始めたとき、家庭内ではこんな“2大トラブル”が起こりやすいんです!
トラブル 1:家事がおろそかになる
トラブル 2:子どもがさびしがる
“家事がおろそかになる”トラブルにあったママに、どうやってそれを乗り越えたのかを聞いてきました!

話を聞いたママ 横溝 ゆりかさん(仮名)パート歴:1年 家族構成:夫・長女(中1)・次女(小2)・長男(年中)

仕事内容:

 小中高校の制服販売店で、採寸したり、試着のお手伝いをしたり。育ち盛りの子どもたちが着る制服のサイズあわせをする仕事。勤務時間は11:00〜18:00です。最初は週2〜3回からはじめましたが、新学年を迎える1月から3月は繁忙期にあたり、週4〜5回のペースでシフトに組み込まれます。ときには週末まで出勤することも! 長女が生まれたときに仕事を辞めて以来、外で仕事をするのは実に11年ぶりでした。

気になるトラブルの内容はこちら!

 「家にいる時間が限られてしまうので、ちょっとした空き時間に掃除したり、片づけたり、洗濯したりということができなくなりました」と横溝さん。家の中をきれいに保つには、「気づいたときにササッと!」というのが理想ですが、それができなくなることの影響が一番大きかったようです。  お客様がいる仕事だから、終業時間がずれ込むこともあります。「帰宅してから夕食の準備をするつもりが、遅くなり、子どもたちがおなかをすかせて待っていた」ということもしばしば。夕食の時間が遅くなれば、お風呂に入る時間も遅くなり、就寝時間も遅くなり…。「パートをはじめた直後は、家族の生活リズムが狂ってしまい、子どもたちが朝起きられなくなりました(汗)」。そうなると悪循環。横溝さん自身もついイライラして、子どもを怒鳴りつけちゃったことも…(涙)。

乗り越えるために横溝ママがやったことはコレ!
子どもにもできることは子どもにやらせる
シフトにあわせて1週間分の献立を考える
朝のうちに夕食の準備を済ませて出勤する

 自分でこまめに掃除や片づけができないなら子どもたちにやらせよう。まずそれが第一でした。といっても子どもは子ども。きれいに掃除機をかけたり、整理整頓をしてくれたりなんて期待はできません。「ゴミはゴミ箱に捨てる、使った物は元の場所に戻すなど、最低限のことを徹底することで少しでも散らからないようにしました。しつけも兼ねて(笑)」。  どんなに忙しくても、食事の栄養バランスだけは大切にしたいと考えた横溝さんは、週末のうちに1週間分の献立を考えて食材をまとめ買いするようになりました。仕事のある日の夕食には、朝のうちに仕込んでおけるメニューを考えました。「カレーやシチューなら、帰宅してから温めるだけで出せるでしょ」。  寝る時間が遅くなるのを防ぐために、子どもたちにはママが帰宅する前に子どもたちだけでお風呂に入るようにさせました。ときどき職場から携帯電話で、お風呂にお湯を張る指示も出します。

先輩ママからひとこと!

水回りの汚れなど、気になるところを全部きれいにしていたらきりがありません! ときには「見て見ぬ振り」も必要。家事は多少手を抜いても致命的に困ることはありませんから、大丈夫。ただし、育ち盛りの子どもの食事の栄養バランスだけは手を抜かないほうがいいと思います。
“子どもがさびしがる”トラブルにあったママに、どうやってそれを乗り越えたのかを聞いてきました!

話を聞いたママ 星田 みかさん(仮名)パート歴:1年 家族構成:夫・長男(小3)・次男(年中)

仕事内容:

 家から徒歩数分の小さな食品工場でお菓子を焼く仕事。小規模な職場なので梱包・発送・管理も行います。勤務時間は9:30〜13:30、週2〜3回が普通ですが、繁忙期は週末勤務もあります。「もともとパンやお菓子を作るのが好きだったので、軽い気持ちではじめました。家からも近かったし。下の子が幼稚園に入る直前というタイミングでした。今思うと、はじめるタイミングがちょっと早すぎたかな?」と星田さん。

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 「子どもにずいぶんガマンさせちゃってるなって、後ろめたさがあります」と星田さん。「基本的には下の子の幼稚園の保育時間が終わるまでを勤務時間とさせてもらっているので、通常であれば大きな問題はありません。問題が生じるのは繁忙期。週末出勤が続くと子どもが『えっ、また?』ってさびしそうにします。特に困ってしまうのは、子どもたちが夏休みなどの長期休暇のとき。パパも仕事ですし、おじいちゃんおばあちゃんは遠くにいるので頼れません。子どもたちだけでお留守番させちゃうこともあります(涙)」。  ママがいなくてさびしいだけではありません。「私が夕方まで仕事で留守にしているときは、学校のお友達を家に呼べないという不自由をかけてしまっています。仕事が終わらず、授業参観に間に合わなかったなんて苦い経験もあります」。

乗り越えるために星田ママがやったことはコレ!
週末はパパに大活躍してもらう!
夏休みにはサマースクールを利用
素直に「ごめんね」。見通しを話す

 週末ママが出勤の場合は、パパが大活躍。「冬なのにプールに行っちゃったり、ママは絶対に連れて行かないファーストフード店に連れて行っちゃったり、あえて『ママがいたらできないこと』をすることで、子どもたちは大喜び。それで子どもたちも納得してくれている部分があります」。ママがいないさびしさを、パパが型破りな演出でカバーする。これ、ポイントかもしれません!  夏休みには、サマースクールを利用します。サマースクールとは、夏休み期間中の数日間にわたって朝から夕方まで体験型学習などをする民間サービスです。子どもにとっては楽しい時間ですし、勉強にもなる。親にとっては安心して子どもを預けられる場所ということで、働くママたちに人気のサービスです。  どうしてもさびしい思いをさせてしまうときは…「素直に『ごめんね』しています。そして忙しい時期が過ぎる見通しを話します。すると子どもたちもそれまではガマンしてくれます」。

先輩ママからひとこと!
初パートでも安心★主婦主夫歓迎のおしごと情報
母親がいないときに子どもたちをどうするのか、いろいろなシーンを想定して、夫婦でお互いに納得できる対応策を考えておかないと、のちのち夫婦喧嘩のタネになりかねません。仕事を始める前に、夫婦のコミュニケーションをしっかりとることが大事だと思います!
※2011年2月21日現在の情報です。
※制作物に関わる著作権その他の知的財産権のほか一切の権利はパーソルキャリア株式会社に帰属するものとします。
編集後記
 先輩ママの体験談、参考になりましたでしょうか? 今回お話しを聞かせていただいて印象的だったのは、横溝ママの「やってみたらそれなりになんとかなるものよ〜」というお言葉。いつか私もそんなカッコイイママになれたらいいなぁと思います。 取材に協力してくださった横溝ママさん、星田ママさん、お忙しい中本当にありがとうございました!