25歳からの脱・フリーター!社員になった先輩100人調査| バイト・シゴトのなんでもガイドan(アン)
フリーター歴は何年?どんなバイトしてた?学歴は?… 25歳からの脱・フリーター!社員になった先輩100人調査 取材・文:KAWAKAMI 更新日:2008/12/22
知ってた?2004年からフリーターは減少傾向
 「フリーター続けてもう20代半ばになるけど、今から社員になれるのかな…」そんな不安を抱えている人はいませんか? 内閣府が発表した「平成20年版青少年白書」(左記グラフ)によると、2003年をピークに全国のフリーター数は減少傾向。2003年~2007年までに、25歳以上のフリーターは6万人も減っており、その中には当然、正社員として就職し脱・フリーターに成功した人もいます。そこで今回は、25歳以上で社員になった100人の元フリーターにアンケートを実施。どんな人が社員になれたのか? 脱・フリーターのためにどんな努力をしたのか? 気になるポイントをリサーチしました!

どんな人が社員になったの? フリーター暦3年以上で社員になった方をリサーチ!
アンケート対象
今回は3年以上フリーターを続けて25歳以上で社員になった、現在正社員・契約社員の方100人にアンケートを実施。
平均年齢は32.2歳、男女比は6:4。

自分と比べてみてどうかな? 社員になれた人はこんな人
年齢が高いとやっぱり不利なの…? 1. 社員になった年齢 … 30歳以上は3割※
あなたがフリーターからはじめて社員になったのは何歳のときですか。グラフ

 年齢が高いと不利といわれる未経験採用ですが、アンケートでは「30歳以上になってから社員になった」方は約30%。「面接で、なぜずっとフリーターだったのかつっこまれた」(30代男性)等、苦労を感じた人も多いようですが、社員登用制度を利用したり、面接でのPRを工夫したりして、30歳の壁を乗り越えた人もたくさんいることがわかりました。

※アンケート対象者は25歳以上で社員になった人

長くなるのは悪いこと…?2. フリーターだった期間 … 5年以上が5割※
社員になる前にフリーターだった期間をお答えください。グラフ

  今回は3年以上フリーターをしていた方を対象に調査しましたが、そのなかでも約半数は、5年以上フリーターを続けた後に社員になったとのこと。正社員を目指す上で、フリーター期間の長さは必ずしもネックになるものではない様子。ただし、バイト時代に社員になるための努力をすることは大切です。

※アンケート対象者はフリーターだった期間が3年以上の人

先輩100人アンケート 社員になるためにフリーター時代にした努力は?

「職業訓練で技能を身につけ、ハローワークでこまめに職探しをした」(男性:販売・接客バイトから営業職の正社員に)
「時給が多少安くてもスキルが身につく派遣の仕事を探し、経験を積んで就職活動。クリエイティブ職なので、前職のスキルを細かく書いた職歴書と作品集を作って面接に挑んだ」(女性:クリエイティブ職バイトから同職種の正社員に)
「フリーターを続けるうち『今のままでもいいかな』って気持ちになりそうだったので、専門学校に通ってイチから勉強しなおした」(男性:販売・接客バイトから同職種の正社員に)
「PC関連の資格をいくつか取得し、履歴書や職務経歴書でアピールできるように心がけた」(男性:販売・接客バイトから警備職の正社員に)
「1社受けてすぐ内定なんて無理。何社も、何社も受けた」(女性:バイトからオフィスワークの正社員に)
「面接のときにアピールできるように、バイト先で進んで責任ある仕事に取り組んだり、資格を取ったりした」(女性:販売・接客バイトから同職種の正社員に)

学歴がないと駄目・・・? 3. 最終学歴 … 最多数は高校卒業
最終学歴を教えてください。 グラフ

  脱フリーターを果たし社員になった人の学歴は、高校卒業が最多。フリーターが社員になる上で学歴がネックになることはほとんどなさそう。社員になれるかどうかは、フリーター時代にどれだけ前向きに仕事をこなしたか、どんな経験をしてきたか、やる気はあるかといった学歴以外の要素が決め手のようです。

特別な経験がないと駄目・・・? 4. フリーター時代の経験職種 … 飲食・接客が5割
フリーター時代にどんなアルバイトをしていましたか。(一番長い期間  勤めていたものを 1つ教えてください)はじめて社員になった職種はなんですか。

 脱・フリーターを果たした人のうち、約5割は飲食や接客業など、ごく一般的なアルバイトの経験者でした。逆に、社員になったときの職種はデスクワーク系が中心。「資格をいかした仕事をしたとか、特別な経験がないと正社員は難しいかな」と心配している人も多いみたいだけど、必ずしも特別な経験は必要ないようです。

先輩100人アンケート フリーター職歴を面接ではどんな風にPRをした?

「アルバイトリーダーとして責任をもって仕事したことを話した」(女性:飲食バイトからその他の職種の正社員に)
「接客のバイトを通して、人への接し方を習得したことをアピール」(男性:飲食バイトから営業職の正社員に)
「販売やPCスクール講師などのアルバイトを通して、コミュニケーション能力が身についた点を伝えた」(男性:販売・接客バイトから同職種の契約社員に)
「厳しい肉体労働で2年弱働き続けたことをPR!」(男性:飲食バイトからエンジニアの正社員に)
「6年間引越しのバイトをしていたことを伝えた」(男性:ドライバー・配送業からエンジニアの正社員に)
「どうしてもこの職種に就きたかったので、あきらめずにアルバイトを続けた熱意をアピールした」(女性:販売・接客バイトから社員登用で正社員に)
「絵の分野でプロになるため海外へスケッチ旅行に出かけた経験や、絵画で個展を開く夢を語った」(女性:クリエイティブ職バイトから同職種の正社員に)

どの方法がベスト?5. 社員になった方法 … 3割が社員登用を活用 先輩100人アンケート その方法で社員になって良かったことは?

 まずはアルバイトとして働き、経験を積んで正社員を目指す。そんな「社員登用」で社員になった人は、実に約3割に。「社員登用制度のおかげで、意外とスムーズに社員になれた」というコメントも多くありました。最初から正社員採用を目指すのもいいですが、目当ての仕事に社員の求人がない場合は、社員登用を利用するのも手。

先輩100人アンケート その方法で社員になって良かったことは?

「面接で苦労しなかったこと」(男性:飲食業バイトからオフィスワークバイトに変更して正社員登用)
「バイトを通して仕事の内容を把握できていたので、正社員になってからお客様とトラブルになることが少なかった」(男性:飲食業バイトからオフィスワークバイトに変更して正社員登用)
「正社員になる前に職場の雰囲気がわかった」(女性:飲食業バイトからオフィスワークバイトに変更して正社員)

まとめ 100人とくらべてみて、どうだった? 
100人の主な特徴 なった年齢: 20代後半 最終学歴: 高校卒業が多数 バイト暦: 飲食・接客が多数 なった職種: デスクワーク中心  今回のアンケート結果では、35歳以上でも、フリーター歴5年以上でも、社員への道を切り開いた人がたくさんいることがわかりました。また、学歴が問われるとか、特別なバイト経験をしてなくちゃダメ、ということもなさそう。だから「フリーター歴が長いから」「年齢が高いから」などと最初からあきらめてしまっているフリーターの方がいたら、それはもったいないこと。 バイト先で積極的に責任ある仕事を請け負ったり、資格を取るため勉強したり、何度も面接にチャレンジしてみたり、社員登用制度を活用したり・・・、先輩達の努力や工夫を参考に、社員にチャレンジしてみましょう。

編集後記
 「素直であること」「やる気があること」。企業に未経験者の採用基準をお伺いすると、よく返ってくる答えです。企業は「フリーターだから」「高学歴ではないから」など、応募者が心配するほどは気にかけていないもの。気になる未経験採用の求人を見つけたらぜひ積極的にチャレンジしていきましょう。

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