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【アパレルアルバイトの面接質問例】退職理由に見る採用の心得

アパレルショップの採用を担当している方で、アルバイトの面接に苦手意識を抱いている方も多いのではないでしょうか?今回は悩みを抱えている採用担当者の方に、面接時の対応の重要性、アパレル業界ならではの効果的な面接質問例・テクニックをご紹介します。

アルバイト面接での対応がミスマッチ防止に欠かせない背景

アパレルショップのみに関わらず、アルバイトの早期離職は採用業界全体でも問題視されています。なんと、就業してから1ヶ月以内に退職してしまうアルバイトは5人に1人いるという調査結果が出ています。下記の表はそんな早期離職の理由を調査した結果です。

 

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早期離職理由のうち上位2つは、面接時に伝えられた内容と実際に働いてみたときのギャップによるものがあげられています。さらに4位、5位の理由についても、入社前とのギャップが原因です。

これら背景から、働く前の段階、つまり面接時に自店に合った人材かどうかを見極めるのが採用の鍵であるということが伺えます。アルバイトの定着を図りたいのであれば、フィーリングだけで採用することは避け、客観的に自店とマッチするかどうかを考える必要があります。事前に採用に関する質問や基準、候補者に伝えるべき情報を整理し、ポイントを押さえた正しい面接を行いましょう

面接前に押さえるべき、アパレルアルバイトに多い退職理由

アパレル業界における退職理由には他業界のアルバイトに比べて、少し異なった点があります。自店の業界が他の業界と少し違うと認識するだけで、面接の進め方にもひと工夫でき、早期離職の原因を減らせます。以下は全業界とアパレル業界の退職理由をグラフで表したものです。

 

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他の業界に比べて、働く環境が主な原因で退職していることがわかります。一方、青丸部分「仕事内容に興味を持てない」という理由の割合に注目してみると、他業種に比べて少ないことが見てとれます。アパレルアルバイトは、仕事に興味を失って辞めるといった方が少ない傾向にあるのです。

つまり、赤丸部分「社員の雰囲気」や「働く条件」などの確認がアパレル面接において、重要度が高い項目です。面接の段階で候補者に対して理解、納得してもえるよう、説明を怠らないようにしましょう!

アパレルのアルバイト面接で外せない質問例

ここまで、アルバイトの早期離職を防ぐためには面接時の対応が重要だとお伝えしてきました。では具体的に、面接時にどのような質問をすべきか、見極めるべき要素とともにご紹介します。

コミュニケーションが得意か

・接客の経験はありますか?
・自己紹介をお願いします。

アパレル業界はお客様と会話をする機会が他のアルバイトよりも多いです。さらに、お客様の年齢はもちろん、求めている目的もさまざま。あらゆるニーズに対して対応できるスキルを持っているかを、自己紹介や過去の経験から探るのがおすすめです。

この時にうまく自分をプレゼンできているかという点を確認するのもよいでしょう。自分をうまくアピールできるということは、自社の商品をうまくお客様に提案できるスキルを持っている可能性が高いのです。

臨機応変に対応できるか

・簡単で構いませんので、自己紹介をお願いします。
・ファッションに興味を持たれたきっかけをお願いします。
・あなたを〇〇に例えると?

アパレル業界ではお客様から、想定していないような質問を受けることが多々あります。面接では、候補者がそのような変則的な質問に答えられるかチェックしましょう。急な質問に正確に答えることが一番の理想ですが、ここでは返答の中身よりも対応力を見極めます。

ただし、変則的な質問をする場合は意図を持った問いを心がける必要があります。思いつきだけで、候補者が意図をくみ取れない、ペースを崩すだけの質問はかえって印象を悪化させることもあるので避けましょう。

ブランドイメージにマッチしているかどうか

・普段はどのようなブランドで買い物をしますか?
・よく読む雑誌を教えてください。

おそらく候補者は自店のブランドイメージに近い服装で面接に挑むことが多いでしょう。もちろん当日の服装で判断するのが先決ですが、実際は違うファッションを好んでいる場合も考えられます。そのような場合には、働き始めてから「売りたいものが違う」というミスマッチが生じることも少なくありません。

せっかく採用するからこそ、長く勤めてもらうために、ブランドイメージへマッチするかどうかの確認は必要不可欠です。普段よく買い物をするブランドや、よく読む雑誌を聞くことで、大まかな服の好みを探るようにしましょう。

契約条件がマッチしているかどうか

・週に何日程度出勤できますか?
・希望の勤務時間等はありますか?
・土日勤務は可能ですか?

アパレルアルバイトの退職理由で働く条件などの原因が多いということを紹介しましたが、面接時に確認することが大切です。とくにアパレルは夕方や土日が混雑しやすいため、その時間帯にシフトに入ることができるのか、土日も両方入ることができるのかを確認しましょう。

土日に働いて平日に休むという生活は、経験したことがない候補者からするとイメージしにくいものですので注意が必要です。また候補者の要望だけを聞くのではなく、自店のアルバイトが平均的に週に何日、何時間程度、シフトに入っているかも伝えましょう。そうすることで、求職者はおおよその働き方がイメージでき、双方のイメージの食い違いを埋めることができます。

アパレルのアルバイトにマッチした質問内容で効果的な面接

ファッション業界に憧れてアルバイトの面接に来られる方はたくさんいらっしゃいます。しかし、お伝えした通りアパレルのアルバイトは他のアルバイトよりもコミュニケーション能力や、臨機応変さが求められるなど決して簡単と言えるものではありません。

また、アルバイトに「とりあえず採用してから自店の環境に馴染んでもらう」のも難しいものです。ですから働き始める前、面接の場で、候補者の性格やスキル、求めている条件、自店の条件がきちんとマッチしているかというのを見極める必要があります。

そのためにアパレル業界に多い退職理由から逆算して考えた、自社にマッチする質問をあらかじめ用意してリスト化しておきましょう。そうすることで採用後に発生するミスマッチを防ぐだけでなく即戦力の人材確保にもつながります。

◆図1調査概要
【出典記載例】
パーソルグループ×東京大学中原淳研究室共同研究「アルバイト・パート成長創造プロジェクト」(2016)「一般求職者調査/離職者調査」
http://rc.persol-group.co.jp/research/data/hitodata_009
◆図2調査概要
【調査対象者】 全国の15~34歳の男女であり、直近の就業形態が「アルバイト・パート」の人。その内、「アパレル販売」=直近就業していた仕事が「アパレル販売」の人。サンプル数は各グラフの中のn参照。

 

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