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2015年 若者人気バイトランキング~あの店はどうして人気なのか?~

 「どうしてあのお店のアルバイトは若者に人気なんだろう?」そう不思議に思ったことはありませんか?
 今回、若者にアルバイトの人気職種、人気ブランド(店舗)を調査したところ、時給以外にもメリットが伝わっているアルバイトは人気を得ていることが分かりました。若者に人気のアルバイトの傾向を参考にしていただき、ぜひ採用活動にお役立てください。

【最新版】2016年版アルバイトランキング結果はこちら

調査概要
調査概要
【調査地域】全国
【調査対象】15-24歳、アルバイト経験もしくは今後のアルバイト就業意向がある人
【調査期間】2015年7月28日~7月30日
【有効回答数】2,472サンプル

1.人気アルバイト職種ランキング~上昇職種のキーワードは「おしゃ楽しい」、「シフト便利」~
1.人気アルバイト職種ランキング
~上昇職種のキーワードは「おしゃ楽しい」、「シフト便利」~

 15~24歳の若者2,472人に、やってみたいアルバイトの職種を聞きました。2015年の人気職種にどのような特徴があるのかを見ていきます。

※順位の矢印は、2014年と比べた際の変動を表しています

グラフ: 【Q1】やってみたいアルバイトの職種を教えてください。(いくつでも)
グラフ: 【Q1】やってみたいアルバイトの職種を教えてください。(男性)
グラフ: 【Q1】やってみたいアルバイトの職種を教えてください。(女性)

 アンケートの結果、男女合計の上位5位は、例年不動の人気を誇る職種がランクインしましたが、「カフェ」が昨年より1つ順位を上げて1位になりました。次いで、「事務」(2位)、「仕分け・梱包・製造(倉庫スタッフ)」(3位)、「イベント・キャンペーン」(4位)、「コンビニ」(5位)が並びました。

 男女別で見ると、男性では「事務」(2位)、「郵便スタッフ」(6位)、「厨房・キッチン」(8位)、「リゾートバイト(海の家/スキー場など)」、(10位)、女性では、「アパレル販売」(5位)、「厨房・キッチン」(6位)が上昇傾向です。

 昨年に比べて順位が上昇している職種を見てみると、「おしゃ楽しい(おしゃれで楽しい)」「シフト便利」というキーワードが見えてきました。

「おしゃ楽しい」型職種

 「おしゃ楽しい」型職種は、「カフェ」、「アパレル販売」であり、特に女性に人気が高まっています。

 以前から「カフェ」は“おしゃれバイト”の代名詞であり、店舗の雰囲気・制服といったおしゃれな部分や、同僚と仲良く楽しく働けそうな雰囲気が人気でした。

 近年では、仲間同士のSNSにおしゃれな写真や仲間と楽しんでいる写真を投稿することは若者の習慣となっており、おしゃれなアルバイト先で、仲間と楽しんでいる様子は“SNS映え”する写真になることが、「おしゃ楽しい」型職種の人気の理由の一つだと考えられます。

 「アパレル販売」の人気上昇の背景には、昨年に比べて若者の利用者が飛躍的に伸びているInstagram(写真共有SNS)の流行が強く関係しているでしょう。InstagramはSNSのなかでもおしゃれな写真と相性が良く、特に人気なのは有名アパレルスタッフのファッションコーディネート写真です。そこでは、スタッフ同士の仲の良さをアピールする投稿もあり、その結果若者がアパレルスタッフをより身近に感じ、アルバイトとしても人気が後押しされたと考えられます。人材を募集する企業にとっては、SNSの有効活用が採用の鍵になるでしょう。

「シフト便利」型職種

 「シフト便利」型は、男性人気の「郵便スタッフ」、「リゾートバイト」のような時期や時間が限定されているアルバイトです。

 総務省統計局「社会生活基本調査」によると、学生の学業にかける時間は1996年から年々増加しています。特に20代の学生では、最新のデータと比べると、1996年から学業にかける時間が1.8倍にもなっています。そのため、都合に応じてシフトを組めたり、時期限定で働くことができるアルバイトに人気が集まるのです。求人原稿では、シフトの日数が少ないことや、短期間、短時間でも歓迎である点を訴求すると良いでしょう。

 そのほかに、女性では、「厨房・キッチン」の人気が急上昇しています。以前はどちらかと言えば男性の職場というイメージがあり、特に職場環境を重視する女性にとっては不安がありました。近年TwitterやInstagramで、お店やスタッフからの発信が増えたことで職場の雰囲気が認知されるようになり、応募の心理的ハードルが下がったことが人気の背景にあると考えられます。また、男性では「事務」の人気が上昇しています。特に人気が上昇しているのは大学生の男性です。意見を聞くと、「将来働く姿をイメージしたい」、「働きたい業界の職場を体験したい」など、就職準備の場としてとらえている傾向が見られました。もともと女性に人気の職種でしたが、就職活動時期の変更による危機感が、男子大学生の「事務」人気につながった理由の一つだと考えられます。

2.人気アルバイトブランドランキング~「おしゃ楽しい」がやはりキーワード。さらには「身近接触」、「期間限定大量募集」がトレンド
2.人気アルバイトブランドランキング
~「おしゃ楽しい」がやはりキーワード。さらには「身近接触」、「期間限定大量募集」がトレンド

 前章の「アルバイト人気職種」のイメージは、個別の企業のブランドイメージから醸成されていることが少なくありません。アルバイトしてみたいブランドを若者にアンケートすることで、若者に人気の秘訣をさらに見ていきます。

グラフ:【Q2】あなたがやってみたいアルバイトのブランド・お店・企業名などを教えてください。(フリーアンサーで5つまで記入)

 アンケートの結果、全体で1位は「スターバックスコーヒー」。「おしゃれに働ける」、「自分もおしゃれなイメージがつく」、「バイト仲間とも楽しく働けそう」といったカフェアルバイト人気を牽引しています。

 2位は「セブン-イレブン」。ほかにもTop10内に「ローソン」、「ファミリーマート」がランクインしていて、コンビニエンスストアが人気ランキング上位を占めています。また、テーマパーク系ブランドも人気となっており、3位に「東京ディズニーランド」、9位に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がランクインしています。

 男女別で見ると、男性ではコンビニエンスストアが人気の傾向があり、ランキングの上位を占めています。女性では「スターバックスコーヒー」、「東京ディズニーランド」が上位を占めるほか、「WEGO」などのファッションブランドもランクインしています。

 人気ブランドTop10の傾向を見てみると、先述した「おしゃ楽しい」というキーワードに加え、新たに「身近」「期間限定大量募集」というキーワードが浮かんできました。

「おしゃ楽しい」型ブランド

 「おしゃ楽しい」型ブランドで代表的なのは、特に女子に人気の「スターバックスコーヒー」や「WEGO」などのファッションブランド、さらに「東京ディズニーランド」です。

 「スターバックスコーヒー」は、ブランドイメージの良さや店舗のおしゃれさ以外にも、店舗に顧客として行った時に“自分の名前を憶えてくれる”、“カップにひとことメッセージを書いてくれる”など、オリジナルの接客に触れて憧れる人が多いことが人気の秘訣です。また、プライベートでもアルバイトスタッフ同士でバーベキューをするような仲が良い様子がInstagramで投稿されていることも人気を後押ししていると考えられます。「東京ディズニーランド」においても、施設に行った時に親切にしてもらった接客に憧れを持つ人が多いです。こうした接客はゲストに最高のおもてなしを提供するための教育方針によるものです。

 「WEGO」は、Instagram、Twitter、ブログなどで、スタッフのおすすめコーディネイトが投稿されており、スタッフの人気がアルバイトの憧れに繋がっていると言えます。

 つまり、「おしゃ楽しい」型ブランドの人気のポイントは、ブランドや店舗のファンを増やすことのほかに、接客や人気のスタッフに憧れ観を持ってもらい、「一緒に働きたい」、「友達になりたい」と感じさせることです。

「身近」型ブランド

 「身近」型ブランドで代表的なのは、「セブン-イレブン」、「ローソン」、「ファミリーマート」などのコンビニエンスストアや、「マクドナルド」などのファーストフードです。

 人気の秘訣のひとつには“初心者でもできるようにする仕組み”があるからです。多岐にわたる業務を行うコンビニエンスストアでは、初心者でも操作しやすいレジが導入されています。「セブン-イレブン」においては、売れそうな商品を予測して発注できるシステムが導入されており、誰もが安心して働ける仕組みが整えられています。

 もうひとつは“やりがいが持てること”です。おすすめ商品のPOPを自分で作る業務や、「ファミリーマート」においては最優秀ストアスタッフが新メニュー開発をできる権利が得られ、自分の独自性が発揮できるやりがいがあります。また、各社アルバイトスタッフの成長に応じた研修が整備されています。「ファミリーマート」の優秀なスタッフへの表彰制度をはじめ、「ローソン」では専門的なスキルや知識を評価する“サービスマスター”、“青果ファンタジスタ”、“MACHI caféファンタジスタ”のような資格が設けられており、スタッフのモチベーションを引き出しています。

 「マクドナルド」では、入社時の研修だけでなく、“ハンバーガー大学”に代表されるようなスタッフの成長に合わせた研修、スキルを競うコンテストが用意され、入社時のしっかりしたサポートとモチベーションを引き出す仕組みが整えられています。

 つまり、「身近」型ブランドの人気のポイントは、家からの近さやシフトなどの条件を満たしていることを前提として、アルバイトスタッフの雰囲気の良さを支える“働きやすさ”と“働き甲斐”をつくる仕組みにあると思われます。また店舗でも求人の貼り紙が用意されていることが多く、求職者が来店した時に求人情報をしっかりアピールできていることもポイントだと思われます。

「期間限定大量募集」型ブランド

 「期間限定大量募集」型ブランドで代表的なのは「郵便局」、「ヤマト運輸」です。

 「郵便局」も「ヤマト運輸」も、お中元・お歳暮など毎年決まった時期に若者の利用率が高い求人サイトで大量募集をしているため、定番の期間限定バイトとして認識されるようになっています。特に、初めてバイトをすることが多い高校生・大学生に人気です。「郵便局」も「ヤマト運輸」も繁忙期が学生の長期休みにあたり、その間にバイトをしたい忙しい若者の都合にマッチしています。

 「郵便局」では特に高校生のアルバイトスタッフを有効活用しています。高校生を採用する場合は両親の同意が必要になりますが、「郵便局」では各家庭へ求人チラシをポスティングして保護者に求人を認知させることで、同意をとりやすい下地を作っています。また、一度短期バイトをした人には、特別に求人案内を送付してリピート応募をしやすい仕組みを作っています。

 「ヤマト運輸」では、“友達と一緒にバイトができる”というメリット訴求が、初めてのアルバイトニーズにマッチし、応募のハードルを低くしています。ターミナル駅から勤務地へ送迎がある場合もあり、離れたエリアの人でも応募をしやすくなっている一因です。

 「期間限定大量募集」型ブランドの人気のポイントは、期間限定が若者の忙しさにマッチするだけではなく、初めてのバイトニーズにマッチする応募のハードルの低さを実現していることだと言えます。

 このように、時給以外にもメリットが伝わっているアルバイトは人気を得ています。
 アルバイトの人気職種・ブランドに共通するポイントをぜひ参考にし、自社の強みを採用活動でアピールすることにお役立てください。

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まとめ
2015年の傾向として4つのワードが挙げられる
①「おしゃ楽しい」型は、おしゃれなブランド、店内、制服のほか、オリジナルの接客や憧れのスタッフと「一緒に働きたい」と思ってもらうことがポイント。そのためにスタッフからのSNS発信などが有効。

②「シフト便利」型は、テスト時期などの求職者の都合を踏まえて、短時間・短期も歓迎であることなどを求人原稿で訴求することが有効。

③「身近」型は、若者が近くの店舗に行った時に「雰囲気が良いな」と思ってもらえるように、働きやすさと働き甲斐を支える仕組みをつくることが有効。

④「期間限定大量募集」型は、初めてアルバイトする人にも応募するハードルが低いことがポイント。そのために、大量募集していること、友達と応募できることに加え、高校生については家族の信頼を得やすい状態をつくることが有効。

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