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採用マーケット調査報告 後編/採用担当者3000人に聞いた「今抱える課題と期待するサービス」

 「トレンドDATA」2月6日号では、アルバイト・パート採用担当者約3000人を対象に実施したアンケート結果をもとに、2012年の企業の採用方針について紹介した。このほかに、本調査では現場担当者が様々な課題を抱えていることも浮き彫りになった。後編の今回は、こうしたアルバイト・パート採用担当者の抱える課題、さらに今後期待するサービスについてレポートする。

今月のポイント
  • 最も多いのは「即戦力が欲しい」。だが「なかなかうまくいかず」が現状
  • 採用担当者の多くは「応募者管理サービス」などを活用し、効率よく採用したいと考えている
調査概要
・調査名:採用マーケット調査(企業の採用活動に関する調査)
・調査期間:2011年12月16日~19日
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国の直近1年以内にアルバイト・パート、派遣社員の採用に関わったことのある人
・サンプル数:3,093名 (※グラフ中のn数は、各設問における回答者数を指す)
1.採用担当者の抱える課題

「即戦力が欲しい」だが「なかなかうまくいかず」が現状

 今回のアンケートで採用活動において抱えている課題を質問したところ、「できれば即戦力(経験者)の採用がしたい」が圧倒的に多く、全体の65.7%だった。次いで「突発的な欠員に困っている」36.3%、「採用してもすぐに辞めてしまう」28.3%が挙がっている。これらの結果から、採用してもなかなか定着せず、しかも突発的に欠員が生じるケースが多いため、即戦力となる人材確保が大きな課題と受けとめている様子がうかがえる。

グラフ1 採用担当者の抱える課題  具体的に職種別でみると、「できれば即戦力(経験者)の採用がしたい」と回答した人は、「医療・介護(73.0%)」「講師・インストラクター(72.8%)」「コンピュータ(72.0%)」「クリエイティブ(71.4%)」など、専門性の高い職種に多い。これらの職種は、その専門的なスキルやノウハウの習得に時間がかかる。そのため、教育や研修に費やす時間と労力を効率化するため、すでに経験やスキルを持った人材が当然ながら望まれる。

 また、「突発的な欠員に困っている」という回答は、「医療・福祉(50.0%)」「フード(48.3%)」に多い。「採用してもすぐに辞めてしまう」については、「フード(46.2%)」「配送・物流(39.6%)」「軽作業・ラインスタッフ(38.4%)」で高くなっている。これらの職種では、一人前になる前に辞めてしまう人が多いことが悩みのタネになっているようだ。

 採用した人材が定着しなければ、常にスタッフが足りていない状態が続くことになる。また、現在の従業員たちの負担が増えてしまい、彼らのモチベーションを低下させてしまう危険性もあるだろう。

 一方で、「採用担当の抱える課題」の4位に挙がっていたのが「教育・訓練に費やす時間が増加傾向にある」で18.8%となっている。このことから、時間をかけて育てても突発的に辞めてしまうケースや即戦力の採用が思い通りに進んでいない状況が推察される。ちなみに、「教育・訓練に費やす時間が増加傾向にある」の回答について職種別に見ると、「クリエイティブ(31.1%)」「コンピュータ(25.8%)」職での回答が特に高い。これらの専門職の場合、たとえ経験者であったとしても、急速な技術の進歩に伴い、新たな業務知識やスキルの習得が絶えず必要になる。それが、教育・訓練の時間が増えているという結果に結びついたと考えられる。

表 職種別に見た採用担当者の抱える課題
2.今後、採用担当者が期待するサービス

「応募者管理サービス」などを活用し、効率よく採用したい

 以上の結果から、アルバイト・パートの抱える課題と人材確保が難しい現状が明らかになった。こうした状況下で、様々な角度から採用担当者をサポートするサービスが注目を集めている。実際、採用担当者たちはどんなサービスを知っており、期待しているかを把握するため、今回の調査では11の代表的なサービスを挙げ、その活用状況と関心度を聞いてみた。

 まず、「活用したことがある」「活用したことはないが、関心はある」の合計が最も高かったのが「応募者管理サービス」(計37.6%)だ。「応募者管理サービス」とは、応募の受付や、その後の採用過程の進捗管理が可能なシステムサービスだ。採用フローにおける出稿や面接連絡、各応募者の状況把握などを一括にすることで手間が削減できるため、業務効率化の面で魅力を感じるのかもしれない。

 次いで多かったのが、応募者や元社員など一度関わりを持った個人の情報をストックしておける「応募者情報ストックサービス」で、「活用したことがある」が5.6%、「活用したことはないが、関心はある」が27.4%で合計33.0%であった。3人に1人は関心を持っていることがわかる。

 また、今年特に新卒採用で注目を集めている「ソーシャルリクルーティングサービス」に対する関心度も高かった。「活用したことがある」は3.7%にとどまっているが、「活用したことはないが、関心はある」は26.1%だった。アルバイト・パート採用においても、うまく活用できるなら使ってみたいと考えている人が多いのではないだろうか。

 先述の「採用担当者の課題」では、即戦力(経験者)を望む声や突発的な欠員に悩む声が多かった。その対策の一部として、例えば採用時に「応募者管理サービス」や「ソーシャルネットワークサービス」をうまく活用することや、「応募者情報ストックサービス」を利用することで、突発的に人の充足が必要になった際、希望に近い人材をすぐに確保できる体制を整えることは、今後、効率的に優秀な人材を確保する有効な手立てとなり得るだろう。

 とはいえ、これらのサービス自体を知らないと回答している人も約4割と多いのも現状である。そのため、いち早く自社のニーズに合ったサービスを見つけ、採用システムとして早期検討・導入することで、人材確保において他社に先んじることはまだまだ可能なタイミングといえよう。

グラフ2 今後期待するサービス
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