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採用マーケット調査報告 前編/採用担当者3000人に聞いた「2012年の採用方針」

 「プロに聞け」1月10日号「トレンドDATA」1月23日号では、2012年の採用動向を予測し、その対策を考えてきた。

 では実際、アルバイト・パート担当者は今、どのように現状を受けとめ、どんな方針で採用を進めようとしているのか。採用担当3000人に実施したアンケート結果をもとに、採用現場の現状・課題と今後の採用方針について前編・後編に分けて考察を試みた。今年の採用方針の参考になれば幸いである。

今月のポイント
  • 2012年上半期、アルバイト・パートの採用を予定している企業は全体の4割
  • 欲しい人材は大学生・フリーターなど若年層が中心
  • モチベーションアップにつながる制度の有無が、企業の差別化ポイントの一つに
調査概要
・調査名:採用マーケット調査(企業の採用活動に関する調査)
・調査期間:2011年12月16日~19日
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国の直近1年以内にアルバイト・パート、派遣社員の採用にかかわったことのある人
・サンプル数:3,093名 (※グラフ中のn数は、各設問における回答者数を指す)
1.2012年のアルバイト・パートの採用予定

2012年上半期、採用を予定している企業は全体の4割

 2012年上半期(4月から9月)においては、全体の40.8%の企業が、採用予定人数も見えた状態での「採用予定あり」と回答している。業界別で見ると、「採用予定あり」が最も多かったのは、医療関連で46.2%、次いで流通が45.8%となっている。また「わからない」(採用人数や採用自体もまだ明らかではない)という回答が最も多かったのは小売業(68.9%)で様子見の状況となっている。アルバイト・パートの場合、突発的に辞めてしまうケースも多いだけに、現時点では採用者数を明確にできないという事情もあるのだろう。ただし、小売以外の業界では概ね40%程度の企業が採用予定を明らかにしていることから、先が見えないながらも、コンスタントにしっかりと採用はしていきたいという企業の意向が感じられる。

 ちなみに採用予定人数は、全体的に見ると1~4人としている企業が最も多かった。

グラフ1 2012年上半期 採用予定 ※回答数=60以下の業種および「その他」「その他サービス」は省略
※採用予定人数の自由回答を集計。
 採用予定人数の記載が1名以上あった場合=「採用予定有り(人数も見えている)」とする。
2.欲しい属性を確保するには制度整備など工夫がポイント

欲しい人材は大学生・フリーターなど若年層

 また今後、最も採用していきたいと考えている対象者属性を選んでもらったところ、「大学生」と回答する企業が圧倒的に多く、全体の40.7%であった。次いで、フリーターが16.9%、主婦が16.0%と続いている。

 ちなみに、フリーターの中でも特に対象として注目している年代を見ると、10~20代が10.9%、30~40代が6.0%となっている。こうした結果から、アルバイト・パート要員として、若年層を求める企業が依然多いことが改めてわかる。

「プロに聞け」1月10日号でお伝えしているように、有効求人倍率が著しく上昇し、採用しづらくなっているのが現状だ。こうした状況下で、目当ての層を確保するには、やはり前号(1月23日号)で紹介した「掛け持ちバイト層への着目」など、新たな手立てが必要と言えそうだ。

グラフ2 最も注力している採用対象者の属性※n=1670/単一回答

モチベーションアップにつながる制度の有無が、差別化ポイントに

 さらに「プロに聞け」1月10日号では、欲しい人材を確保するための一手段として「制度整備」を挙げた。アルバイト・パートに対する評価制度や社員登用制度など、応募側がメリットに感じる制度を整えておくことが他社との差別化になり、その会社の魅力となるため、優秀な人材確保につながるというわけだ。

 では、実際にどれくらい制度は整備されているのか。その状況を把握するため、主な制度の一つ「社員転向制度」の有無について聞いてみた。その結果、43.5%の企業が「制度があり、活用もされている」と回答。一方で、「制度がない」と回答した企業が38.8%であった。制度を作った企業では概ね活用もされているものの、制度そのものがない企業もまだ4割近くあるという現実が明らかになった。

 この状況下で求職者が仕事探しをした場合、同じ職種の企業でも制度がある企業とない企業の両方に同時に出会う可能性は非常に高い。その場合、「社員転向制度」一つとっても、制度があるかないかは求職者にとって大きな差別化のポイントになり得る。この制度があれば、「社員になりたいと思った時に、なれる可能性がある」という期待感が持てるほか、制度が整っていることで「従業員のことを真剣に考えてくれている企業だ」と好印象も持つだろう。

 こうした可能性を考慮しても、制度整備は着手できる部分から早めに取り組みたいところだ。

グラフ3 「社員転向制度」の有無※n=3093/単一回答

 上記の通り、今回は2012年の企業の採用方針について紹介した。次回後編では、企業のアルバイト・パート採用担当者が、現在感じている採用への課題や期待するサービスなどについてレポートする。

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