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2010 春採用、求職者の“今”を知る

仕事選びに対する意識の変化を色濃く映し出すフリーワードによる検索。
2009年年間フリーワードランキングを前年と比較することで、
求職者たちの「今」をあぶり出し、採用のポイントを考えてみたい。

今月のポイント
  • 寮完備といった住居の確保や、将来的に資格習得につながる職種に関連したフリーワードがランクアップ傾向にある。
  • 人気職種や憧れから入っていく傾向が強い職種は、ランクダウンの傾向が強まっている。
データ抽出元
■データ抽出元
「anレギュラー」サイトの検索機能「フリーワードで探す」で検索されたキーワード
■抽出対象期間
2008年1月1日-2009年12月15日

※特定の月のみランクインしているキーワードは年間ランキング集計対象外としています。
 例:クリスマス、バレンタインなど
※検索されたキーワードは一部、共通する単語に置き換えて集計を行っています。
 例:「新聞販売」「新聞配達」→「新聞」として集計。/「寮あり」「寮完備」「寮付き」→「寮」として集計。
1.アルバイターが増加した2009年

 2009年の求職者に関係したトピックスとして、もっとも注目すべきもののひとつにアルバイター増加が挙げられるだろう。

 総務省の労働人口統計から算出すると、世界金融危機を引き起こしたリーマンショック直後の2008年10月~12月期、全国のアルバイター(学生・主婦以外でパート・アルバイトに就く雇用者)は376万人。対して、2009年7月~9月期には403万人にまで増加している。この傾向は、昨今の景気低迷や法改正、新卒者内定率低下を背景に、今後も続く可能性がありそうだ。

2.仕事探しは「憧れ」から「堅実」「現実」へ

フリーワード年間検索ランキング比較にみる求職者意識の変化

 そういった中、アルバイターの仕事探しに何か意識の変化はあるのだろうか。ユーザーの6割をアルバイターが占める「anレギュラー」のフリーワード検索機能から、検索頻度の高かったワードの2008年と2009年の年間ランキングを比較してみると、その特徴が顕著に見えてきた。

 まず、2009年のベスト3では、1位「新聞」、2位には同数で「寮」と「医療事務」が入った。1位の「新聞」は2008年の8位から上昇、2位の「医療事務」は同じく11位から大きく順位を上げている。他に、2009年に前年より順位が急上昇したフリーワードとしては、「受付」(16位→10位)、「歯科助手」(38位→12位)、「経理」(28位→14位)などがある。

  • ランクアップしたのは「住居」と「資格」

 この結果から、2つの方向性が見てとれるのではないだろうか。

 ひとつは「住居ニーズ」系仕事探し。「寮」や、寮完備の販売職求人が多い「新聞」といった上位ワードが該当し、その傾向の強さを表している。住居確保や家賃抑制を目的に、住居を備えているような仕事を求める求職者が増えたことが読み取れる。

 もうひとつは「資格の入口」系仕事探し。大きく順位を上げた「医療事務」「歯科助手」「経理」などがそれに該当する。これらの職種は、資格がなく未経験でも働ける上、関連する資格が数多くあることから、働きながら資格取得を目指すのに適した職種である。昨年は資格人気の高まりが見られた年でもあったが、それは仕事探しにおいても如実に表れているようだ。

  • 「憧れ」系はランクダウン

 一方、前年からランクダウンしたフリーワードにはどういったものがあるのだろうか。2008年に第1位だった「ブライダル」は2009年では4位に後退した。その他、上位層の「音楽」が5位から8位、「フラワーショップ・花屋」が6位から9位、「ネイリスト」が10位から15位となっている。また、ベスト10圏外でも「バーテンダー」が12位から20位、「アパレル」が15位から18位などと順位が下がる結果となった。これらの職種には憧れの仕事・人気職種といった共通項がある。つまり、興味や憧れを最優先とする仕事選びがランクダウンしたという傾向が見て取れる。

 以上をまとめると、2008年には「憧れ」による仕事探しが多かったものの2009年には「住居」や「資格」が多いことから、興味や憧れを最優先とする仕事選びから、収入や生活の安定を優先させる堅実的・現実的な探し方に変化したようだ。

  • 採用に活かすには?

 採用側を考える際に、この傾向をどう活かせばよいのだろうか。

 まずは「住居ニーズ」系仕事探し。これに対しては寮完備や家賃補助といった福利厚生面の充実をアピールするほか、安定的・長期的な仕事であることを押しだすことが効果的であろう。「資格の入口」系仕事探しに関しては、「働きながら資格が取れる」といったようなアピールや、可能であれば資格取得のバックアップ体制を整えることなどが重要だといえる。資格を既に持つ求職者を狙う場合は、更なるスキルアップをアピールするのも良いかもしれない。

 一方、ランクダウンした職種では、今は足元を固めたいという意識が強い求職者が多いことを踏まえ、収入の安定や正社員登用といった側面を押し出すといった対応が応募における量・質の向上につながるのではないだろうか。

フリーワード・ランキング


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