記事検索

人気記事ランキング

集計期間:11/1~11/30

「求職期間」と「求人広告数」と「重視点」3要素で見る応募動向の傾向 (1)

一口に応募といっても、職種によってその動き方やポイントは一様ではないはずだ。
では、どのくらい求職期間に充て、その間、何件求人をチェックし、何を重視点として応募を決めていくのか。
また、これら一連の動きに関連性はあるのだろうか。
カテゴリ別、職種別にそのような応募動向の傾向を探り、より効果的な求人の方向性を考えてみたい。

今月のポイント
  • 求職期間は、オフィスワークや営業職、医療・福祉、資格の必要な専門職が長め。一方、講師・インストラクター、軽作業・ラインスタッフ、配送・物流は短い。
  • 多くの職種の約7割がチェックする求人広告数が5社未満と少ない。とりわけ少ないのは講師・インストラクターや配送・物流。もっとも多かったのは営業職だった。
  • 仕事探しの重視点のベスト3はイエチカ、シフト勤務可、そして高い給与。ただし、個々の職種でそれ以外にいろいろ重視点があり、特性となっている。
調査概要
■調査手法:インターネットリサーチ
■調査対象:北海道、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、東海(愛知、静岡、岐阜)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀)、九州(福岡)在住
かつ 1年以内にアルバイト・パート、契約社員、派遣社員のいずれかに就業した15-34歳の男女
■調査時期:2008年7月
■サンプル数:3000名
1.求職期間

[オフィスでの仕事] 短期、長期、二極化と三者三様の求職期間

オフィスワークに就くのに要した求職期間はどのくらいだったか。結果は、全体的に長めとなった。求職期間が2週間以上だった割合は、全体平均が32%だったのに対し、43%もあった。クリエイティブも、「1ヶ月以上3ヶ月未満」が20%を超え、長めという印象を受けるが、もっとも短い「1日」も20%に達している。1週間~1ヵ月という中間層が少なく、二極化しているというのが特徴だ。
コンピューター・インターネットは、「4日以上1週間未満」が22%で最多回答となり、このカテゴリではもっとも短期傾向が出た。また「1ヶ月以上3ヶ月未満」は17%と全体平均よりは高いものの、「3ヶ月以上」という長期では、今回取り上げた職種でもっとも低い3%にとどまっている。

カテゴリ全体として見てみると、オフィスワークは長め、クリエイティブは二極化、コンピューター・インターネットはやや短期と、全体の共通する特性は見出しづらい。したがって、募集に関しても職種ごとに対応していくことが肝要だ。オフィスワークはじっくり型なので、急募よりは長期で募集することが有効かもしれない。逆にコンピューター・インターネットは短期間で集中して応募から採用までを決めていくプランが望ましい。クリエイティブは採用期間を短期、長期どちらにも順応できるといいだろう。

図1-1. 求職期間(オフィスでの仕事)

[接客の仕事] 営業じっくり探し、それ以外は1週間以内

このカテゴリで、突出して求職期間が長めなのが営業職。1ヶ月以上費やす人が38%と4割近くに達している。全体平均19%のちょうど倍の割合だ。結果、短期は少なく、1週間未満は28%と全体平均の53%を大きく下回った。
対して、同じカテゴリのその他5職種は、総じて短め。短期傾向がとくに顕著なのが講師・インストラクターで「1日」が28%と、目立って多い。アミューズメントは逆に「1日」は7%と少ないが、「2~3日」は31%と大幅に増えている。サービスは「1日」が22%、「2~3日」が21%とこの2つで4割を超えた。
募集期間が短めではあるが、販売は「2~3日」と「4日以上1週間未満」がともに22%で、アミューズメントやサービスよりはボリュームゾーンが数日長めとなっている。フードは「1週間以上2週間未満」も22%と、2週間未満が76%と短期傾向の中でも幅のある結果となった。

カテゴリ全体としては、営業職とその他でハッキリ内容が分かれた形だ。営業職は1週間以上仕事探しに費やした人が73%、1ヶ月以上でも38%ときわめて求職にかける期間が長い。採用する側も、募集期間を長めに設定することが有効。さらにじっくり見比べると思われるので、詳細にもこだわりたい。その他職種はすべて、少なくとも1週間以内に求職活動を終えた人が、過半数を占めている。募集を短期集中型にすることで、効率化が図れるはずだ。

図1-2. 求職期間(接客の仕事)

[体を使う仕事] 2人に1人は3日以内に探す

軽作業・ラインスタッフは、短期傾向が強い。求職期間は「1日」と回答した人が27%、「2~3日」の26%と合わせると、過半数が3日以内に仕事を決めていることになる。さらに、その傾向は配送・物流でさらに強く、「1日」「2~3日」とも軽作業・ラインスタッフより数ポイント高かった。
このカテゴリ全体としても当然、短期で探す人が多いことになる。全体平均では2週間以上を費やした人は32%と、3人に1人はいた計算になるが、体を使う仕事に限れば、軽作業・ラインスタッフで21%、配送・物流にいたっては14%しかいない。募集側も、短期間で募集から採用までを行うよう計画していくことが、重要と考えたい。

図1-3. 求職期間(体を使う仕事)

[資格が必要な仕事] 3割が仕事探しに1ヶ月以上

医療・福祉の求職期間はやや長め、という結果となった。1週間以内に探したという人が41%と、全体平均を12ポイントも下回っている。最多回答は「1ヶ月以上3ヶ月未満」の19%。また「3ヶ月以上」も14%と高かった。その他の専門・技術職など資格を有する職種についても、結果は同様で、1週間以内は42%と半分に満たない。最多回答は「1ヶ月以上3ヶ月未満」で24%に達している。
今回取り上げた4つのカテゴリの中では、もっとも長期傾向が強い。仕事探しに1週間以上を要している人が過半数を超えていて、じっくり求職する特性が見て取れる。採用側もそういった動きに合わせるよう、少なくとも2週間~1ヶ月は募集期間を設けることで、より確かな人材確保につながるのではないか。

図1-4. 求職期間(資格が必要な仕事)

PDF版ダウンロード
PDF版ではさらに詳細なデータを紹介しています。
出力しやすいA4サイズですので、ぜひご活用ください。

vol.24 : PDFダウンロード

ページトップへ

  • 1ページ目
  • 2ページ目
  • 3ページ目
「an」「LINEバイト」など求人のご掲載、料金のお問い合わせ窓口0120-393-350 [サポート時間]9:30~18:00 土日・祝日及び弊社指定休業日を除く WEBからのお問い合わせ・ご相談はこちら

anに安定的な人材確保をお任せください。

「an」「LINEバイト」など求人のご掲載・料金のお問い合わせ

メルマガ登録

メルマガ限定コラムやサイト最新情報など、採用活動に役立つ情報満載のメルマガをお届けします。

登録する

サンプル・バックナンバーはこちら

メルマガ登録(登録無料)

アルバイトの採用や育成に役立つサイト「an report」から、メルマガをお届けします。
サイトの最新更新情報や、求職者の動向をタイムリーにお届けいたします!

メルマガに登録する(毎月 第1、3火曜に配信)

関連記事はこちら

2017年10月31日 求職者データ <求職者データ>

選ぶ面接だけじゃダメ!企業は面接で求職者に選ばれている!?

2017年07月10日 専門家コラム <専門家コラム>

若者に人気の「Instagram」は求人活動に応用できる?

2017年04月3日 求職者データ <求職者データ>

求職者が飲食店バイトの「まかない」について知りたい3つのポイント ~まかないを採用のアピールポイントにするには?~

求職者データの最新記事

ページトップへ

  • 2017 (25件)
  • 2016 (25件)
  • 2015 (9件)
  • 2014 (5件)
  • 2013 (12件)
  • 2012 (10件)
  • 2011 (6件)
  • 2010 (11件)
  • 2009 (13件)
  • 2008 (12件)
  • 2007 (6件)

メディアパートナー

HRpro

HITO総研Report