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公開!職種別モチベーションが上がるとき、下がるとき (1)

仕事をする上で、その大きな原動力のひとつがモチベーションである。
絶えず、それを高く維持できる職場であれば離職も減り、また仕事の質も向上していくだろう。
では、モチベーションはどんなキッカケで上がり、また下がるのか?
そして、職種によってその違いはあるのだろうか?
そこで今回は、職種別にモチベーションについての調査結果を公開する。
そのアップダウンに関わる具体的な要因を探ることで、職種に応じた、より効果的な離職防止の仕組みも見えてくるに違いない。

今月のポイント
  • オフィスワークでは、いろいろな業務を任せることがモチベーションアップにつながっている。一方、人間関係の悪化、仕事の失敗で怒られるといったことはそれが下がる要因になる。
  • 専門知識・技術の必要な仕事では、スキルアップが大きなポイントになる。それが高まる、あるいは活かせる職場であればモチベーションは上がり、逆にスキルが向上しなければ、下がる傾向にある。
  • 接客の仕事では、お客さんの喜びに触れることが、モチベーションを引き上げるキーポイントになっている。同時に、接客での失敗が、それを下げる引き金にもなりやすい。
  • 人との結びつきが強い仕事では、人の役に立つことを実感できることが重要であり、職場の人間関係の悪化はモチベーションを下げる大きな要因となる。
  • 体を使った仕事では、モチベーションアップの要因として、給与はより影響が強いものになっている。
調査概要
■調査手法:インターネットリサーチ
■調査対象:北海道、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、東海(愛知、静岡、岐阜)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀)、九州(福岡)在住かつ 1年以内にアルバイト・パート、契約社員、派遣社員のいずれかに就業した15-34歳の男女
■調査時期:2008年7月
■サンプル数:3000名
1.オフィスワーク

モチベーションを下げるキッカケは人間関係

 仕事をする上でモチベーションが上がる要因として、もっとも多かった回答は「給与をもらったとき」で、オフィスワーク全体の43%(複数回答。以下同様)を占めた。次いで多かったのが「いろいろな仕事を任されたとき」の41%で、数値的にも1位とさほど差はない。さらに言えば、この要因は、今回取り上げたどの職種でも一定の高い割合(20~30%半ば)を示したが、とりわけオフィスワークでの高さが目立った。また、3位以下は「その仕事を通じて、人の役に立っていると感じられたとき」が36%、「職場の同僚や仲間との仲が深まったとき」が33%、という結果となっている。

 一方、モチベーションが下がる要因としては「職場の同僚や仲間との人間関係が悪くなったとき」が45%で最多回答となった。2位は、32%で「お客さんに怒られたり、無視されたとき」。「上司や社員に、仕事について注意されたり怒られたりしたとき」が30%で3位という結果だ。どれも、社内外の人間関係に起因しているケースという共通項が見て取れる。

図1-1. 【オフィスワーク】モチベーションが上がるとき

図1-2. 【オフィスワーク】モチベーションが下がるとき

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2.専門知識・技術の必要なお仕事

[専門・技術職]視野や人脈の広がりがモチベーションのアップに影響大

 仕事のモチベーションが上がる要因では、「その仕事を通じて、自分の能力やスキルが上がっていると感じられたとき」が49%でもっとも高い割合を示した。この割合は、今回取り上げる全職種で、クリエイティブ職種とともにもっとも高く、技術を要する仕事の特性がよく出た結果だろう。2位以下は、「給与をもらったとき」の44%、「その仕事を通じて、人の役に立っていると感じられたとき」の38%、「その仕事を通じて、自分の視野や人脈が広がったとき」の35%(全職種でトップの割合)、となった。

 では、下がる場合はどうか。「職場の同僚や仲間との人間関係が悪くなったとき」が47%で最多回答。しかし、ここで注目したいのは、数値でその次に続く「ずっとひとつの仕事(作業)しかさせてもらえなかったとき」(39%)、「その仕事をしていても、自分の能力やスキルが上がっていると感じられないとき」(33%)、そして「能力があがっても仕事内容がかわらなかったとき」(31%)の3つの要因だ。いずれも、今回取り上げた全職種平均より、2倍前後の高い割合と示している。これらすべて、技術が評価されない、あるいは自分の技術が向上しないと感じたケースであり、1位の人間関係とともに、モチベーションがダウンする大きな要因となった。

[クリエイティブ]スキルと仕事の内容の合致によりやりがいを

 クリエイティブ職種で、モチベーションがアップするのはどんなときだろうか。最多回答はともに49%で「給与をもらったとき」と「その仕事を通じて、自分の能力やスキルが上がっていると感じられたとき」。この2つの要因が大きなウェイトを占めているが、同時に4番目に多かった「能力に合わせて仕事内容が変わったとき」(37%)にも注目したい。今回取り上げた職種全体で見ると、この要因の占める割合がもっとも高かったのがこのクリエイティブ職種で、唯一30%を超えている。スキルに合った仕事内容のステップアップに、職場でのやりがいや魅力をより感じる。そんな傾向がうかがえる。

 逆に、下がる場合はどうか。最多回答の「職場の同僚や仲間との人間関係が悪くなったとき」(44%)に次いで多かった「上司や社員に、仕事について注意されたり怒られたりしたとき」(42%)は、全職種でトップの割合を示した。また、「職場の同僚や仲間との共同作業がない・うまくいかないとき」(32%)「お客さんに怒られたり、無視されたとき」(28%)なども上位回答となっている。

[コンピューター・インターネット]人間関係の悪化が1位ながら割合はやや低め

 モチベーションが高まっていく要因では、「その仕事を通じて、自分の能力やスキルが上がっていると感じられたとき」が44%でもっとも高かった。次いで「その仕事を通じて、人の役に立っていると感じられたとき」(40%)、「給与をもらったとき」(37%)、「いろいろな仕事を任されたとき」(29%)などが、上位回答となっている。このうち「給与をもらったとき」の37%は、全職種でもっとも低い数値だった。

 対して、低下にはどんな要因が多かったか。最多回答となったのは「職場の同僚や仲間との人間関係が悪くなったとき」で36%。ただし、同じカテゴリーとした専門・技術職、クリエイティブと比較すると、この数値が10ポイント前後低い点が興味深い。その点から、人間関係の悪化がモチベーション低下に比較的つながりにくい職種、ということが言えそうだ。また、2番目に多かった回答として「ずっとひとつの仕事(作業)しかさせてもらえなかったとき」(30%)が入った。

[カテゴリー全体]スキルアップがモチベーションのアップにつながる

 モチベーションアップの要因として、このカテゴリーに含まれる3職種すべてで、「その仕事を通じて、自分の能力やスキルが上がっていると感じられたとき」が最多回答(同率も含む)となった。この要因は全体平均では30%。しかもこの3職種以外、40%を超えた職種はなかった。そのことからも、この要因の強さがそのまま、このカテゴリーの特徴ととらえていいだろう。一方「お客さんが喜んでくれたとき」は3職種とも20%半ばで、全体平均値の42%と比較すると、その低さがわかる。顧客との直接の接点が少ない職種の特性が出た結果だろう。

 モチベーションが下がる要因では、どれもトップ回答は「職場の同僚や仲間との人間関係が悪くなったとき」だった。しかし、2位以下の回答には3職種で個々に違う特性が出ている。専門・技術職では「能力があがっても仕事内容がかわらなかったとき」や「給与以外のボーナスや手当がもらえなかったとき」、クリエイティブは「上司や社員に、仕事について注意されたり怒られたりしたとき」の割合が高く、コンピューター・インターネットは他の職種と比較して目立って数値の高い要因がない、といった特性がうかがえる。

図2-1. 【専門知識・技術の必要なお仕事】モチベーションが上がるとき

図1-2. 【専門知識・技術の必要なお仕事】モチベーションが下がるとき

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