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集計期間:5/1~5/31

長期休暇時の応募動向~冬期休暇編~ (1)

長期休暇、帰省、お正月にクリスマスなどの定番イベントなど、多くの人にとって慌ただしい時期となる年末年始。また同時にその時期は、年末商戦や観光・レジャースポットの繁忙期であり、業種・業態によっては、求人のニーズが高まる時期でもある。そんな、学生にとっても企業にとっても“特別”な冬期休暇。今月は、この時期の求職者動向を追ってみよう。

今月のポイント
  • フリーターは、年末年始に応募数がアップ。時給は控えめ、週3日~5日勤務を希望。
  • 高校生は12月が応募数が増え、勤務期間も求職活動も短いのが特徴。
  • 大学生の応募数は11月と1月の2回ピークがあり、希望勤務日数は週1日~2日と短い。
調査概要
■調査方法:インターネットアンケート
■調査対象:北海道・首都圏・東海・関西・九州在住15~34歳男女
現在、「高校生、短大・専門学校生、大学生、大学院生、アルバイト・パート、派遣社員、契約社員、無職の人」且つ「過去1年以内にアルバイト・パート、派遣社員、契約社員の仕事に就いたことがある人」
■調査期間: 2008年3月
■サンプル数: 北海道938名・首都圏2,888名・東海1,879名・関西1,904名・九州925名 合計8,534
■調査項目:直近の仕事が直接雇用だった場合の仕事の契約期間、時給額、勤務日数を仕事を始めた月別に確認した。
1.冬期休暇前後の応募動向

~安定ならフリーター、年末限定なら高校生!?~

 まずは、冬期休暇前後の応募動向から見ていこう。11月~翌年1月にかけて、属性別にその割合を調べてみると(図1-1)この期間、総じて応募が多いのは大学生とフリーター。とくに大学生は11月初旬から12月中旬にかけて、全体の25%~30%を占め、属性別ではトップを独走。ところが、年末年始はフリーターにその座を譲っている。そして、1月下旬から大学生が再びその割合を伸ばす結果に。
また、他の属性では、高校生の動きも興味深い。11月は、主婦とともにもっとも総数は低いものの、学校が冬休みに入る12月中旬から年末にかけてその数を大きく伸ばす。しかも年が明けると、一転して主婦よりもその割合が減ってしまう。高校生特有の動向と言っていいだろう。

図1-1. 11/1~1/30の応募数の属性別内訳推移

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2.冬期休暇前後応募者の希望契約期間

~一様に “年末年始仕様”へと変化~

 先に触れた冬期休暇前後の応募動向は、フリーターと高校生は、年末年始を抱える12月に応募が増え、大学生は逆に、その前後の11月と1月に応募が増え、12月は減るという結果となった。それを踏まえた上で、属性別の希望契約期間を見てみよう。
フリーターの場合(図2-1)11月~1月の変化で見ると、11月に対して、12月は「(1週間以上)3週間未満」が、1月は「1週間未満」が倍以上に増えている。高校生は(図2-2)、11月で「(契約期間が)決まっていなかった」が3分の2を占めたのに対し、12月には「1週間未満」と「3週間未満」を希望する割合が、合わせて6割超と突然に増えている。対して大学生は(図2-3)、11月と1月には「決まっていなかった」という回答が多かった。
一方で、フリーター、高校生、大学生とも、増減の差こそあれ、12月~1月にかけて3週間未満の勤務を希望する人たちが増加していることも事実。それは、冬期休暇に向けて、短期期間で効率良く働こうという意識の表れと考えてもいいだろう。とくに高校生にはその意識が顕著に出ていることになる。

図2-1. フリーターの契約期間 図2-2. 高校生の契約期間
図2-3. 大学生の契約期間
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3.冬期休暇前後応募者の希望時給額

~12月応募アップのフリーター「安くても働きます!」~

 次に、希望時給額を調べてみよう。まずはフリーター(図3-1)だが、11月、1月とは異なり12月だけ「800円未満」と「800円以上~1000円未満」がそれぞれ増加している。つまりは、時給1000円未満でも働きたいフリーターが、この時期に増えたことになる。
 対して高校生(図3-2)は「1000円以上~1200円未満」が12月、1月といくらか増えるという変化はあるものの、目立った動きではない。それは大学生も同様で(図3-3)、ほぼどの月も希望時給額の割合は一定と考えていい。
 結果、応募の増大に呼応した変化を見せたのはフリーターだけ。しかも、希望時給としてその額を下げている点は、採用側にとっては興味深いはずだ。

図3-1. フリーターの時給額 図3-2. 高校生の時給額
図3-3. 大学生の時給額
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