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集計期間:9/1~9/30

属性別:希望の月収と働き方 (1)

年齢やライフステージによって、収入として欲しい金額や、その使いみちもさまざま。被雇用者は、1ヶ月でどのくらいを稼ぎたいと思っているのだろう。今回は、そんな「月収」からのアプローチで、属性ごとのバイト生活をさぐってみたい。

今月のポイント
  • 高校生と大学生の違いは希望月収以外にあり
  • 主婦の希望月収は「扶養範囲」がポイント
  • 希望月収10万円、25万円がフリーターを分割する
調査概要
■調査方法:インターネットアンケート
■調査対象:北海道・首都圏・東海・関西・九州在住15~34歳男女
現在、「高校生、短大・専門学校生、大学生、大学院生、アルバイト・パート、派遣社員、契約社員、無職の人」且つ「過去1年以内にアルバイト・パート、派遣社員、契約社員の仕事に就いたことがある人」 で、今後も「アルバイト・パート、派遣社員、契約社員」での就労を希望している人
■調査期間: 2007年2月
■サンプル数: 6,941名
■ウェイトバック:対象者サンプル数が実際の人口の構成比と異なるため、総務省統計局の「平成14年就業構造基本統計調査」による非正規雇用就業人口に基づき、「属性・性別」ごとにウェイトをかけた。
1.希望の月収、その使い道

ではさっそく、下の(表1-1)で、属性ごとの「希望最低月収」をみてみよう。
まず高校生だが、ボリュームゾーンは月収「3-5万円」(35%)、「5-10万円」(34%)のようだ。10万円以上欲しいという人は、わずか1割未満にとどまる。働ける時間が放課後や週末に限られていることを考えれば、現実的な金額といえるのかもしれない。
次に大学生はどうだろう。高校生に比べて「3万円未満」の割合がぐっと減り(10%)、代わりに「10-15万円」が増えている(9%)。しかし、それでも、高校生同様、「3-5万円」(35%)、「5-10万円」(36%)が大多数を占めているという特徴がみられる。
ではフリーターはどうか。高校生・大学生とはまったく異なり、「10-15万円」「15-20万円」「20-25万円」がそれぞれ約2割強ずつを占めてる。高校・大学生ではごくわずかだった20万円以上(「20-25万円未満」+「25万円以上」)の割合も、4割近くにのぼる。
最後に主婦だが、こちらは「5-10万円未満」に過半数が集中した。おそらく、扶養適用内ぎりぎりの収入が望ましいのだろう。

表1-1 属性別 希望最低月収

では、これだけの収入を得て、彼らはどのようなことに使っているのだろうか。下表(1-2)をみると、属性によって、使い道が大きく異なることがうかがえる。
たとえば、高校生と大学生。ともに「衣服や雑貨などのファッション費用」と「貯金」がトップではあるが、高校生がそのほかの使い道はどれも3割未満なのに対し、大学生は「食事会や飲み会などの外食費」も大きくなる。また、一人暮らしをはじめるケースもあってか、「日常の食費」も高校生の2倍だ。希望月収は高校生も大学生も「3-5万円未満」「5-10万円未満」が多いということは先に述べたとおりだが、その使い道はやはり違っているようだ。
一方、フリーターは「日常の食費」や「携帯電話・インターネットなどの通信費」「家賃・光熱費」など 日常生活にかかる費用が、ほかの属性に比べて高い傾向が見られる。
そして最後に主婦。トップは「貯金」、次に「衣服や雑貨などのファッション費用」。「日常の食費」よりも、これら2項目が高いのは、意外な結果かもしれない。

表1-2 属性別 アルバイト収入の使い道(複数回答)
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PDF版では、フリーターを希望月収ごとにさらに分析。10万円、25万円を
境に大きな変化が… さらに、各属性ごとの“アルバイトかけもち状況”
も掲載しています。ぜひご活用ください。

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2.高校生の9割は時給900円でOK

それではここからは、属性ごとに、その働き方もあわせて、詳しく見ていこう。

まずは高校生から。
した(表2-1)は、上記にも掲載した「希望最低月収」について、男女別にみたものだ。男子高校生に比べて女子高校生の方が「3万円未満」「3-5万円未満」が若干多いが、全体の分布にそれほど大きな違いはない。「3-5万円」「5-10万円」が大多数(7割程度)を占めている。
今回は、この高校生を、希望月収「5万円以上」と「5万円未満」に分けて、さらに詳しく分析する。

表2-1 希望最低月収 男女別

次に、働く日数や時給をみてみよう。
下の(表2-2)は、1週間あたりの勤務日数をあらわしている(もっとも最近就いた仕事について)。回答者数が若干減っているのは、一度も働いたことがない人を除外しているためだ。
これをみると、高校生は「週1日未満」「2日」「3日」「4日」「5日」とほぼ均等に分散していることがわかる。これを希望月収別に見ると、5万以上の層は、5万未満の層よりも、全体的に日数が多い傾向にある。が、それでも「4日」が最も多いというように、希望月収によって それほど大きな違いはないといえる。

表2-2 もっとも最近働いたアルバイトの勤務日数(1週間)

続いて(表2-3)で時給をみてみよう。高校生では「700-800円未満」がボリュームゾーンで、9割近くが「900円未満」という状況。こちらも希望月収別に見てみると、5万以上の層の方が全体的に高い傾向にあるものの、「700円未満」は同じ25%と それほど大きな違いはない。

表2-3 もっとも最近働いたアルバイトの時給

日数・時給ともに、希望月収額によってあまり違いが見られないのは、実は高校生特有の傾向だといえる。これから紹介する大学生やフリーターでは、この希望月収による違いが、働き方にも顕著に現れている。

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3.希望月収5万円が大学生のボーダーライン

では次に大学生をみてみよう。

下(表3-1)は、高校生と同じく、「希望最低月収」について、男女別にみたものだ。男女でそれほど大きな違いがあるわけではないが、若干、男子大学生のほうが高い傾向がみられる。

大学生も高校生同様に、希望月収「5万円」を区切りに、「5万以上」と「5万未満」の層に分けて詳しくみていく。

表3-1 希望最低月収 男女別

では、働く日数や時給はどうだろう。
下の(表3-2)で、1週間あたりの勤務日数をみると、大学生は「週2日」「3日」が3割弱ずつで最も多い。
これを希望月収別に見ると、5万円以上の層は、5万円未満の層よりも、日数がかなり多いことが分かる。5万円未満の層では半数以上が「週2日以下」であるのに対し、5万円以上の層ではわずか3割程度。代わりに「4日以上」が4割も占めている。

表3-2 もっとも最近働いたアルバイトの勤務日数(1週間)

続いて(表3-3)で時給をみてみよう。大学生では「800-900円未満」が最も多く25%。また、高校生では9割近くを占めていた「900円未満」は、半数程度にとどまっている。
これを希望月収別に見てみると、5万以上の層では、「900円未満」が40%程度で、5万未満の層よりも15ポイント以上少ない。

表3-3 もっとも最近働いたアルバイトの時給

 全体的に、希望月収の多い層ほど、高い時給で、多くの日数働いているという傾向が見られる。大学生になると、高校生よりもアルバイトの選択肢が広がる。自分の欲しい金額にあわせて、条件やシフトを選んでいる姿がかいまみられる結果となった。

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