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VERBAL(m-flo)×おちまさと トップクリエイターのReal Voice
スーパークリエイターズトークショー
【Vol.3】 ゲスト:VERBALさん(m-flo)

教育熱心な親のもとで育ち
選んだ道は――

VERBAL(m-flo)

おち:VERBALさんって、子供の頃からミュージシャンになりたかったんですか?
VERBAL:実は、僕の母親はバレエダンサーだったんですよ。だからその影響かもしれないけど、昔から音楽も大好きでしたし、踊ったりするのも好きでしたね。高校時代、バンドもやってましたし。そのバンドは、今のm-floのメンバーのTakuも一緒だったんですけど。
おち:へえ。どんなバンドだったんですか?
VERBAL:今で言うミクスチャーバンド。Takuがドラムで、ギター、ベースもいて、僕がボーカルでラップをやってたんです。それでライブハウスなんかでやったりしてるうちに、レコード会社からオファーが来るようになって。だけど僕としては、どこか現実的じゃないというか……。
おち:プロでやっていくのは無理じゃないか、みたいな?
VERBAL:いや、というより、うちの親がけっこう教育熱心なタイプで、ずっと「音楽なんかやってる場合じゃないだろ」って言われてたんですよ。それで僕も「そうだよな」なんて思ってて(笑)。それで結局、アメリカの大学に進学したんです。だから、もうそのときは音楽の道は完璧にあきらめてましたね。

卒業後に就職して感じた
激しい胸騒ぎ

おちまさと

おち:大学に入った頃は、将来何になろうと思ってました?
VERBAL:親の希望は、医者か弁護士か、ビジネスマン、っていう。母親としてはやっぱり、自分がバレエダンサーだったんで、子供には……。

おち:なるほど。安定した職に就いてほしい、と。
VERBAL:そうなんでしょうね。だから大学でも、マーケティングと哲学を専攻して。
おち:それで、卒業した後は……。
VERBAL:普通に就職しました。アメリカの証券会社
おち:えーっ? それは意外ですね。 
VERBAL:ところが、働き始めたのはいいんですけど、「すげぇ違う!」と思って(笑)。
おち:すげぇ違うでしょうね、それは(笑)。
VERBAL:いい仕事だったと思うし、上司に気に入ってもらえたりもしてたんですけどね。だけどなんていうか、胸騒ぎがしたんですよ、「違うぞ」「違うぞ」みたいな。それでとりあえず大学に戻って、大学院に行き始めたんです。

おち:会社はそこで辞めちゃったんですか。
VERBAL:はい。で、大学院の冬休みに日本に帰ってきたとき、Takuがすでに音楽活動を始めてたんですね。それで「久しぶりに一緒に曲作ろうよ」って話になって。そのノリでずっとやってるうちに、今に至るっていう(笑)。
おち:じゃあ、m-floの結成からデビューって、そんなに時間はかかってないんだ。
VERBAL:ええ。「楽しそうじゃん」っていう軽いノリでレコードを作ったら、それが何かヒットしちゃったみたいで。で、それが今のレコード会社の社長の目に留まって、デビューの話が来て。だから何だかもう、すっごい速さで……。
おち:駆け上がっていったんだ。

VERBAL:そんな感じですね。「おっ、これいいじゃん、じゃあ、次!」みたいに、バンバン曲を作ってましたから。だから最初は、大学院の休みを使って音楽活動をやろうって思ってたんですけど、だんだん、そんなんじゃ間に合わなくなってきて。それで気づいたら、大学院を何年も卒業しないまま、ずっとm-floをやってる、みたいなことになっちゃったんですよ(笑)。
おち:へえ。お話を伺ってる限りでは、あんまり「絶対ミュージシャンになってやる!」っていう感じではなかったんですね、VERBALさんの場合。

常に心がけているのは
楽しむこと

VERBAL:変な話、ずっと自分に自信が持てなかったんですよね。1stアルバムの頃なんて「俺、音楽は仕事じゃねえし」なんて思ってましたから。でも音楽活動を続けていく中で、ファンが「いいね」って言ってくれたり、メンバーやスタッフが認めてくれたりっていうことで、だんだん……だから本当に最近ですよね、この仕事が天職かなって思えるようになったのは。まぁ、振り返ってみると、最初からもうちょっとモチベーションがあったほうがよかったのかもしれない、とは思いますけど(笑)。もっと明確なプランを持ってやってたら、今頃もっとでかいことができてたんじゃないかなって。

おち:いや、そうかなぁ。あんまり仕事という意識がないから逆に、自由なスタンスでおもしろい活動ができてるのかもしれないですよ。
VERBAL:まぁ、Takuとふたりで、楽しんでやってるっていう雰囲気は確実に醸し出せてるんじゃないかとは思いますけど。
おち:うん、醸し出してますよねぇ。仕事でやってるようには見えないですもん(笑)。

VERBAL:ハハハハ。そこまで行くとちょっと問題ありませんか?(笑)

VERBAL(m-flo)×おちまさと


おち:いやいや、そこがすばらしいんですよ。仕事の感覚はないんだけど、ちゃんと鋭くて、ビジネス的にも成功してるっていう。
VERBAL:でもたしかに、楽しむことっていうのは常に心がけてますね。

おち:だから僕、VERBALさんを見ていて思うのは“楽しく生きたい”ということをプライオリティの1位に置いてる人なんだろうなって。で、そのための環境作りっていうのは絶対必要なわけで、そこをいかに設定していくかっていうことを常に考えてる人なんじゃないかと。
VERBAL:ああ、そうかもしれないですね。だから、ちゃんとまじめに考えてるところもあるし、それでもやっぱり楽しくやることが基本にあるし、っていう。うん、何事も“楽しくまじめに”っていうのが大事なんじゃないですかね。

この他、さまざまなボーカリストとコラボレーションを展開する“m-flo loves Who?”のプロジェクトについて、また、ふたりの共通の友人であり仕事仲間でもあるファッションデザイナーのNIGOさんについてなどなど、m-floファンならずとも、全クリエイター必聴の貴重なエピソードが次々と飛び出した今回の「スーパークリエイターズトークショー」。

どの話からも「何より自分が楽しむことが大切」というVERBALさんの前向きな信条が伝わってきて、おちさんも大いに触発された様子。

そして、20人のお客さんたちはみな、そんなすてきなやりとりを間近で聞くことができる幸せをかみしめているようでした。

次回もまたお楽しみに!

Photo:Daisaku Urata/Text:Eiichi Izumi

プロフィール
VERBAL(m-flo)
VERBAL
ミュージシャン


m-floでの活動の他、自身のレーベル[espionage records.]も手がけるプロデューサー。超豪華ラップグループTERIYAKI BOYZ(R)のメンバーとしても活動。 フィーチャリングではRyohei、YOSHIKA、GAGLE、SUITE CHIC、安室奈美恵、BoA、DJ HASEBEなどあらゆるジャンルをこなす。またファッションセンスも注目され、ファッション関連の仕事依頼も多く、幅広い分野でその才能・センスを発揮している。

プロフィール
おちまさと
おちまさと
プロデューサー

数多くの人気番組の企画・演出・プロデュースを手がけるほか、各企業とコラボレートし、多くの商品や企画をプロデュースするなど、活動は多岐に渡る。
『企画の教科書』(NHK出版)など著書多数。公式ブログ『Tokyo Ochimasato Land』も日々更新中。

 

 

 

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