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多様な属性・年代において、希望職種の上位にあがるオフィスワーク。特に女性からの評価が高い。しかし、同じ事務職でも業態や規模によって全く仕事内容が異なるように、いざ職場に入ってみるまでは実態業務が把握しづらい職種ともいえる。 今回は、そんなオフィスワークの希望者たちが何を求めてこの職種を選んだのかなど、その仕事探し動向を探ってみよう。
■オフィスワークは人気NO1 下表1-1は、「今後新たに就きたい仕事内容は?」という質問で得られた回答データ。複数選択の場合も単一選択の場合も、「オフィスワーク」はほかの職種に差をつけて圧倒的な人気。複数選択の場合は、実に半数に及ぶ勢いなのだ。
■オフィスワークは 特に女性25歳以上に人気 ではオフィスワークは、どのような人たちに特に人気なのだろう。単一選択つまり「“最も”就きたい仕事内容」として「オフィスワーク」を選んだ層の性・年代分布が、下の表1-2だ。 全体と比べると分かるように、オフィスワーク希望者には圧倒的に女性が多い。中でも、25歳以上の女性たちがオフィスワーク希望者の過半数を占める。その分、男性比率はわずかに1割強にとどまっている。
■人気の秘密は「無理ない自分にあった仕事内容」 なぜそれほど、特に女性で、オフィスワークは人気があるのだろう。その手がかりが、上の表1-3にある。 「オフィスワーク」という仕事を希望する理由を聞いたところ、1位は「仕事内容が自分にあっていそうなので」 2位は「身体が疲れにくい仕事内容なので」という結果となった。3位の「長い間働けそうなので」も含めて、全体値と比べて特に高い項目である。一見、仕事内容重視なのかとも思われるが、4位「仕事内容に興味が持てるので」や7位「いろいろな経験ができそうなので」が、全体に比べて低いことを考えると、どうやらポイントは、“無理せず働ける”点にあるように推測される。 女性、とりわけ30歳前後に人気があるという特徴とも関係ありそうだ。
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では、実際にオフィスワークに従事する人たちは、どのような点を重視して今の仕事を選んだのだろうか。下表2-1を見てみよう。 トップの「勤務地が自宅から近い」、続く「時間の融通がきく」「仕事内容に興味が持てる」は全体と同程度。だが4位の「給与が高い」は、全体に比べてやや低いことが分かる。オフィスワークも他職種同様に「イエチカ」「シフト」が重要である一方で、「給与」についてはこだわりが薄いといえる。 ところが、実際に働いてみて不満に感じる点を聞くと(表2-2)、なんとこの「給与」が突出している。全体と比べても、重視度では下回っていたのに、不満度ではむしろ上回っている状況。また、「交通費が支給されない」「ボーナス・歩合などの通常の給与以外の収入が少ない」といった収入にかかわることでの不満が高い。仕事選びの際には気にならなかった収入額が、いざ働いてみると不満に感じられるようだ。このほか、「正社員・正社員に近い雇用形態でない」「社員登用制度やスキルアップ研修がない」ことへの不満も他に比べて高い。